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信長亡きあとの乱世、ドクロ党のさばる江戸を舞台に、彼らの悪行を阻止しようと立ち上がる7人の戦いの物語。劇団☆新感線人気の演目。
これを新劇場の柿落としとして、1年をかけて花鳥風月4バージョン、出演者、演出を変えて披露するという何とも魅力的な取り組みだ。本は読んでいないが、舞台の感想を。
芝居のチケットは入手できなかったので、映画館での生中継、シネマヴューイングにて鑑賞(これすら抽選という人気振り)。
「花」はトップバッターということで、若手の人気俳優を集めているため、ステージは華やかで気合いが入っている。ただ、小栗旬、山本耕史、りょうらは上背もあって見映えはするものの、かつての染五郎のバージョンがよかったので、比べてしまうと深みに欠ける。
カーテンコール後に、秋に上演する「風」のキャスト発表というサプライズもあり、客席も盛り上がっていた。
次回、「鳥」は阿部サダヲと森山未來のコンビ。こちらは芸達者な面々が演技力で魅せてくれるはず。「風」は、松山ケンイチと向井理。両方ともチケットは取れたので、見比べるのが今から楽しみだ。