6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トモヤン - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史が好きで結構知ってる事が多いのに全く知らなかった事実が書かれてて感動しました。こんなことがあったなんて日本人でも知らない人が多いのでは?
和歌山沖の難破船の話なども映画化されて一般に広まったので、この作品も是非映画化すべきだと思う。読み応え抜群の作品です。
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なんか、最近歴史モノを描く人が増えて来たような。でもさすがにこの人は他の人と同じネタは選ばないな、さすが。
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日本を世界が初めて認めた籠城戦。著者渾身の勝負作
1900年、北京では外国人排斥を叫ぶ義和団が公使館地区を包囲する。足並み揃わぬ列強を先導したのは柴五郎中佐率いる日本だった。日本人の叡智と勇気を世界が認めた、日本人必読の歴史エンタテインメント。
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確か歴史の授業では列強の帝国主義的な行動が原因で引き起こされた事件だと教えられた。素手の義和団を列強の強力な軍事力で制圧した。この作品は、歴史の授業とは違う。ちゃんと教えられなかったことばかりだ。
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松岡圭祐と言えば私の中では千里眼と催眠!
『ミッキーマウスの憂鬱』以来、久々に読んで見た!
まず、柴中佐が格好良いですね。
戦前の日本にこんな人が本当に居たのかどうかは少し疑問に思いますが、正にperfecthuman!
外国公使の人達余りにも酷すぎる。
日本人を少し美化し過ぎな感じは有りますが、読んでる我々も日本人な訳で、日本人が西洋人と同じ舞台に立って活躍するのは面白い!
それと歴史の教科書では只のキーワードとして通り過ぎた義和団事件がこのように小説として触れられて知識として得られるのが良!
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柴五郎がかっこいい。
世界史の中における日本の、その関わり方の規範というか何というか。
こう誠実に屹立しうる誇りが、あのころあった。
その精神的支柱にいたのが会津人で、凄惨な戊辰戦争の生き残りの子だった彼だと思うと、とても嬉しくなる。
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最近の松岡氏は歴史エンタメ系を連発。発売後すぐに購入したものの上下巻とボリュームと、歴史物はちょっと難しいイメージもありなかなか読み始めるタイミングを掴めずいたのだが、読み始めたらあの無駄な迷いはなんだったんだというくらい、ぐいぐい引き込まれた。
新任武官の柴五郎に対する櫻井伍長の心に同調してしまう。
ただ、あの時代に生きたわけではないので薩長側の会津藩に対する懐疑的な思いは汲めないが、逆にまだ日本は一つというわけでは無かったのだなという時代の流れを感じた。
ともあれ、まだ上巻を読み終えたばかり。
今でも変わらない気がする、日本と諸外国の関係性。残忍なシーンもあるが史実に基づいた出来事でもあるのでこの先の展開、そして柴五郎の生き方をしっかりと見たい。
、、、にしても日本人に対する称賛の言葉が過ぎるような、、、。
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日本人の本質、
日本人の国民性、
確かにあるもので、
ずっと大切にしたいもの。
ただ、節度も思いやりも
だれかのためのものでない、
みんなのためのものだ。
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このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。
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何だかいつもの松岡作品とはちょっと一味違う感じ。
史実を元に作られた小説。
本書を読んで、柴五郎という人物がいたことを知る。検索してみると、凛々しくてかなりの男前。
私は本当に歴史を知らないなぁと痛切に感じる。
下巻へ。
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義和団の乱のお話。私は歴史は苦手分野なので書き手によって、はまり度合いが違う。緊張感や盛り上がりがイマイチで、単純なヒーローを求めているわけではないけれど、登場人物にのめりこめるものがない。ただ、歴史を深く掘り下げた読み物として、読み進めた。その後どう展開していくかと下巻も読むとしますかね。
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Amazonのお勧めに出てきて驚いた。なぜ歴史小説??もしかして角川を離れたのはこの転身があったから??
近代史が好きではないので、ちょっと読むのに苦労しました。おまけに戦闘の場面は、千里眼シリーズの操られた人間が殺人マシンになって襲ってくるトンネルの話を思い出させる残酷さが… でも史実をもとにしてるから目をそらしてはいけないんだよね。でも中国嫌いになりそう。面白いと言ってはいけない題材のようで、なんとも評価しがたいです。
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松岡圭祐さんの本、新刊が出るたびに買っているのだけれど、近代史モノでした。
歴史が苦手なので、迷いましたが上下まとめて購入(^-^;
歴史で「義和団事件」というキーワードすら記憶がなかったです。
かなり早いところで、大量死、大量の血…
松岡圭祐さんの作品で過去に読んだ『千里眼の復讐』のトンネル内での血の海を思い出しました。
あのときも途中保留してしまったのでした。
当時はまだブクログではなくてブログに書いてました
http://mimi9sayaka.blog14.fc2.com/blog-entry-427.html
http://mimi9sayaka.blog14.fc2.com/blog-entry-438.html
そして次に出た『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』 http://booklog.jp/edit/1/4062936992
やら他のを先に読み、
お盆休み中に頑張って読みました。
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有名な「義和団の乱」で荒れ狂う1900年の北京でこのようなことが現実にあったとは。会津藩出身の駐在武官・柴五郎中尉、そして各国語の会話に達者な櫻井隆一伍長。冒頭2017年の北京、櫻井の4代子孫の営業マン・櫻井海斗から始まる物語は興味津々の出だし。
11か国の欧米日の北京公使館が集中している在外公館地区での恐怖に立ち向かう11か国の中での日本人たちの物語。柴中尉が馬鹿丁寧で頼りなく見える姿。大使館員の妻の殺害、共にいた次女・千代の悲しみの姿が印象に残るが、彼らが徐々に欧米各国の中で信頼を得ていく。
義和団の紅巾があのような暴徒としてキリスト教会を迫害したとしても、彼らの扱いがまるで人間ではなく、サルのように殺されていく姿には少し違和感をうけざるを得なかったが…。実際に欧米人の目にはそのように見えたかもしれず、まるで「宇宙戦争」を見ているような感覚。
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図書館で借りた本。
時は1900年。黄砂の舞う北京で義和団が暴れていた。これを止めるべく、立ち上がった柴五郎が率いる日本人。十一か国の中心となり、義和団との過酷な戦いが始まった。