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Amazonのお勧めに出てきて驚いた。なぜ歴史小説??もしかして角川を離れたのはこの転身があったから??
近代史が好きではないので、ちょっと読むのに苦労しました。おまけに戦闘の場面は、千里眼シリーズの操られた人間が殺人マシンになって襲ってくるトンネルの話を思い出させる残酷さが… でも史実をもとにしてるから目をそらしてはいけないんだよね。でも中国嫌いになりそう。面白いと言ってはいけない題材のようで、なんとも評価しがたいです。
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松岡圭祐さんの本、新刊が出るたびに買っているのだけれど、近代史モノでした。
歴史が苦手なので、迷いましたが上下まとめて購入(^-^;
歴史で「義和団事件」というキーワードすら記憶がなかったです。
かなり早いところで、大量死、大量の血…
松岡圭祐さんの作品で過去に読んだ『千里眼の復讐』のトンネル内での血の海を思い出しました。
あのときも途中保留してしまったのでした。
当時はまだブクログではなくてブログに書いてました
http://mimi9sayaka.blog14.fc2.com/blog-entry-427.html
http://mimi9sayaka.blog14.fc2.com/blog-entry-438.html
そして次に出た『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』 http://booklog.jp/edit/1/4062936992
やら他のを先に読み、
お盆休み中に頑張って読みました。
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有名な「義和団の乱」で荒れ狂う1900年の北京でこのようなことが現実にあったとは。会津藩出身の駐在武官・柴五郎中尉、そして各国語の会話に達者な櫻井隆一伍長。冒頭2017年の北京、櫻井の4代子孫の営業マン・櫻井海斗から始まる物語は興味津々の出だし。
11か国の欧米日の北京公使館が集中している在外公館地区での恐怖に立ち向かう11か国の中での日本人たちの物語。柴中尉が馬鹿丁寧で頼りなく見える姿。大使館員の妻の殺害、共にいた次女・千代の悲しみの姿が印象に残るが、彼らが徐々に欧米各国の中で信頼を得ていく。
義和団の紅巾があのような暴徒としてキリスト教会を迫害したとしても、彼らの扱いがまるで人間ではなく、サルのように殺されていく姿には少し違和感をうけざるを得なかったが…。実際に欧米人の目にはそのように見えたかもしれず、まるで「宇宙戦争」を見ているような感覚。
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図書館で借りた本。
時は1900年。黄砂の舞う北京で義和団が暴れていた。これを止めるべく、立ち上がった柴五郎が率いる日本人。十一か国の中心となり、義和団との過酷な戦いが始まった。
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大きな変化もなく物語がたんたんと進むが、いつの間にか義和団に囲まれて、決死の籠城戦が始まっていた。上巻の最後の方は読むのを止めることができない。
柴のかっこよさ。こういう上司に自分も出会いたい。
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松岡圭祐の新刊だ!!と大喜びで上下巻、一緒に買ったけど。
入ってこない。。
全然、内容が入ってこない。
これは、時間をおいてもう一度挑戦しようと、
数ヶ月あけて、読み始めた。
もう、最初の惨劇のクダリだけで、拒否感だったけれど。
「千里眼」なんかも、もっと悲惨な描写はあったじゃないか!と鼓舞して読みつづけ。
場所は中国。
時代は・・・・
そこに日本人。
うーん。
これまでの松岡圭祐の作品とは、まったく違う。
買う前にスマホでレビューを見ると、とても評価が高かったので安心して買ったけど。
どうやら、この手は苦手だったみたい、私。
松岡圭祐先生、いったいどうしちゃったの?
何があったの?
編集者に提案されたの?
また岬美由紀が読みたいよ。。。
探偵の探偵の復活もしてよ。。。
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はじめに「史実に基づく」と書かれています。パリ万博が開かれている影で、北京でこのような闘いが繰り広げられていたとは知りませんでした。松岡さんらしい読みやすさで、読んでいる私まで緊張感が伝わってきます。まだ上巻なので続きが楽しみです。
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義和団事件。教科書にでてくる清の時代の反乱としか知らなかったのだが、史実にもとづいた外国公使館の籠城の話。実在する柴五郎氏はすばらしい。「勝て。敗北に至った場合は生き延びろ。誇りを忘れるな。」潔く死ねと言う上官ばかりではなかったということ。各国が協力して敵に立ち向わなければならないところ、内通者がいると皆が疑心暗鬼になっているなか、日本人はたんたんとやるべきことを我慢強くこなす。いつも謙虚で、情け深い。誇りに思うと同時に自分を顧みて反省しなくては。下巻に行こう。
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なかなか入り込めずに、上巻読了。こんな日本人が実在したんだと初めて知った。
上巻は四面楚歌で終わりを迎えたが、下巻はどうなる!
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日本人がとにかく素晴らしくて他国の軍人が頭固い感じが強すぎるのは違和感ありますが、なかなか緊張感のある展開で続きがきになります
2018.3.13
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ここ最近あまり間を空けずにこの作家の作品を読んだ。
意識したわけではなく、気になったタイトルの作品を購入しただけだ。
題材が興味深いし、文章も程よい感じがする。
史実に基づいていてなおエンタテイメントを感じさせる。
下巻にも期待する。
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千里眼のように読みやすいと思ったのに・・・
漢字とカタカナが多く、出てくる名前も外人が多い。
読みづらい!!
が、しかし・・・
面白い、面白い・・・
日本人の心がつまった行動・・・
日本人の謙虚であり勇気ある行動が認められるところは心がすーと、する。
私だけだろうか、ビジネスの精神に通じるところがあると思うのは。
「三十年と少し前、日本は武士の国だった。家には夫の帰りを待つ妻がいた。それが今では、夫がスーツを着て会社へ通い、妻も暇を見つけて工場で働く。私たちが数百年かけて獲得した近代的な社会制度から科学技術までを、日本人は一代もかからず学びとった。」
「勤勉で勤労、集団を重んじ、貧しい生活にも耐える。まるで国民全員が軍人だ。」
「武士道を受け継ぎながら現代社会に適応している。それが日本人の特質なんだろう。」
「敵と己れ以外を知るために最前線にでる。でなければいかに地図を精密に描こうとも、作戦は机上の空論にすぎん。」
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義和団の乱に際し、北京の一画に籠城し、雲霞のような暴徒に対峙した欧米および日本の大使館員と駐留軍のドラマ。善玉と悪玉、老練な白人と誠実な日本人という西部劇じみた構図は引っかかりますが、テンポのいい文章と展開で読ませます。
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ちょっと日本人がよく書かれすぎかなーと思いましたが、柴中佐がかっこいいのでいいかなと思いました。
会津藩ですね。生きて真実を持ち帰れに重みがありました。戦をするなら勝て。と。どっかの鷹志の父も言ってましたね。
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義和団という名前だけは聞いたことのある中国の武装集団と、中国に進出していた日本・西欧諸国との歴史のお話。あまり馴染みのない時代の話だったけど、スラスラと読むことができた!
著者の文書は、歴史的な語句を使いつつも読みやすい。気になるところで、上が終わったので続きの下も楽しみ。