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タイトルとは裏腹に賃貸経営について描いて目線から主観的に分析されて書かれている。
この手の賃貸経営本はマクロすぎる目線で曖昧な経済などを問うものが多かった。「で、結局どうすれば良いのん?」と疑問に思うことが多かったのだが、本書は思いっきりのミクロ目線。著者が実際に購入した不動産を購入した順にその時の借り入れエピソードなども踏まえて日記風に書かれているので、参考にしやすいし何よりも読みやすい。
実際に不動産を買うときのノウハウや著者の不動産見分けポイントは参考になった。
1番の本書のポイントであろう「元ギャル女子高生」なのだが、これが念頭にあるため特別な人ではなく僕らと同じ普通の人か、ギャルなイメージでいうと普通よりもおバカな人(失礼)が書いているのかな。と思いながら無意識に読み続けていたのだが、これが親近感が湧きブログ的にサラッと読むことができるのも◎。
著者は銀行から少しずつ融資を得て凄いペースでアパート、戸建てを買いまくっている現在なのだが、願わくば成功しても失敗しても10年後に今の不動産の価値はどうなっているのか書いて欲しい。
その間にミサイルが打たれたり大地震がきたりしているかもしれないが、そういうリスクはどう乗り越えられたのか、また乗り越えられなかったのがが気になった。。