紙の本
ニオイに悩まされています
2019/01/13 09:02
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
香りに対する感覚は人それぞれです。
スメルハラスメントなどの言葉も耳にするようになりました。
私自身、病気をきっかけにニオイに敏感になり、中でもテレビCMで頻繁に目にする柔軟剤臭がめっきりダメになりました。頭痛、めまい、喉や鼻の粘膜への刺激、吐き気などなど。何が原因でこのような体調不良がおこるのか、化学物質過敏症のこと、日々曝露にさらされることで、ヒトだけでなく、様々な生き物、環境に与える影響について考えるきっかけになりました。ニオイは、本人が使用していなくても、どこからとなくやってきて曝露に遭遇してしまうところが怖いです。体調不良を訴えるようになって、香害は「公害」であり、無差別テロのように感じています。
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合成香料の危険性よりも、とにかく強いニオイ(もはや香りとはいえない)が辛い。
満員電車で通学する身であれば、身体を壊していることだろう。
今、学生でなくて本当に良かったと思う。地下鉄は地獄と化しているはず。
しかし、なんでみんなニオイのキツイ洗剤を使うのだろう。鼻がおかしいのだろうか?それとも、ニオイに敏感な民族故に、悪臭を嫌い強い香りでごまかした方が良いと考えているのだろうか。悪いことは言わない、現在使っている強烈な香りがついた製品を今すぐ捨てることだ。自身と家族の健康のために。
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香水がキツすぎて迷惑、というのはままある。
このご本の「香害」は、そう言った化粧品のフレグランスでは(ほぼ)なく、
昨今巷に溢れる洗濯時に使う、柔軟剤、洗剤等の人造の化学物質からつくられた「におい」、若しくは薬剤そのものによる害について、を緒に化学物質過敏症、環境ホルモン、電磁波(これは広げ過ぎのような気がするけど)に至るまで、人の健康を害するものについてを記している。
柔軟剤のニオイがキツくて気分悪くなるよね ← これは柔軟剤(の香り成分)を構成する化学物質が人体に対してよからぬ働きをしているため。
シックハウス、シックスクールが少し前にあったが、化学物質過敏症は今は柔軟剤由来が増えているそう。さもありなん。だけでなく発達障害や不妊にも関わってるようだ。
実も蓋もなく平たく言うと柔軟剤って実はヤバいよ。使わない方がいいよ。と言うこと。
でもさぁ、有吉佐和子の「複合汚染」が1975年? 「沈黙の春」は更に前? 当時であれだけヤバいヤバイって言ってたのに、そろそろ半世紀にもなるのに全然改まってないよね? 未だ柔軟剤や洗剤と言う名目の得体の知れない化学物質を買わされ、使わされてるわけだ。バカじゃないの? と思う。
でも、そういった薬剤を使わない家事の方法の部分を読むと、それこそ昭和初期くらいまでの暮らしになっちゃう。
それに戻れってのはムリだよね。個人単位なら「5アンペア生活」の人のように、できる人もいるだろう。でもみんなと言うのはムリだし、でも本来ならやらなきゃならないんだろう。難しい。
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ペットがいるから消臭剤とかめっちゃ使ってるよ(~_~;)
これを読んだ後に使用するのは怖いけどニオイも気になる。
人間に悪影響ってことはペットにも影響があるはず。
ニオイは取れても殺菌も完璧には出来ないしCSのリスクが上がるだけ。なら使わない方がいいかな。
こんなに危険なのに日本はメーカー任せとは…
スマホなどの電子機器の使用についても心当たりがありすぎて怖い。
少し控えなければ。
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香害
誰の対話形式なの?
子どもに電磁波が悪影響なので、
携帯はイヤホンをつける 被ばく量が1/20になる
学校の無線LANは有線にする
携帯電話の基地局では体調不良を訴える住民が世界中でたはつ
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◆香料によって健康被害を受けることがある◆
CMの宣伝効果でいい面ばかりが注目される消臭除菌スプレーや芳香柔軟剤。しかし実際は、発がん性のある物質が含まれていたり、アレルギーや発達障害、不妊の原因となる物質が含まれていたり、体内に多く取り入れてしまうことで化学物質過敏症を発症したりする「怖い」ものもあります。有害化学物質という、身の回りにある見えないリスクを取り上げ、健康を損ねる仕組みを解き明かし、そのリスクから身を守る方法を考えた一冊です。
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化学物質過敏症。
タバコや柔軟剤・芳香剤などに含まれる「化学物質、人工香料」で激しい頭痛や吐き気や目眩に襲われる。
化学物質過敏症について、ほとんどの人は知らないかもしれない。
有毒な物質が含まれる柔軟剤や洗剤がこの国から無くならないのは企業の利益のため。国は企業を守るため、決して表には出さないだろう。
豪華なCMして視聴者の購買意欲を高める。
「体に悪い物がCMで流れたり、スーパーで売られる訳がないよ」
知るべきは正しい情報であり、洗剤等の中に入ってる物が安全な物なのかを疑う目だと思う。
人は1日10キロ以上空気を吸いこんでいる。この事実に衝撃を受けた。
「香りは好みの問題だから」
あなたが好きなその「香り」に苦しんでいる人がいるかもしれない。
多くの人にこの本を読んでいただき、「香害」を考えるきっかけになってもらえれば嬉しい
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わかりやすかった。日用品の至るところに溢れてると思うと怖くなった。成分表示をみて、日用品も選んでいこうと思う
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化学物質安全も業務にしてる研究者です。
基本的に化学物質をむやみやたらと使い過ぎていると思っているし、特に発生期、発達期の暴露影響について懸念している。
この本はハザードに偏っていて、量の視点に触れず危険を煽ってる部分が感じられるのと、一部表現に科学的に不適当なところがあるので、全面的には受け入れられないところもあるが、話7割くらいで読むと良いと思う。
PRTRは生態毒性も評価されているので、指定物質がヒト毒性物質ではない。一部の石鹸成分も指定要件は満たしてますし、汚濁負荷としての側面もある。天然物も有害なものは多数ある。