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hontoレビュー

日本一やさしい天皇の講座(扶桑社新書)

日本一やさしい天皇の講座 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.9

評価内訳

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本

日本がイラクやアフガニスタンにならないために

2017/06/13 10:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黒酢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本が第二次世界大戦で大負けした後、現在のイラクやアフガニスタンのような国内の酷い混乱を経ずに平和に復興できたのは、どうしてでしょうか?

もちろん、国民一人一人の努力の結果だと思いますが、現在のイラクやシリアで、そのような努力ができたのでしょうか?その努力が結果に結びついたでしょうか?

国内の権力争いが、酷く長い内戦にならず、比較的に平和に決着がついたのは、天皇が利用されてきたから、という話です。
戦国末期や明治維新などの例が挙げられています。
一方で、天皇が原因で無益な(?)内戦が生じた例も挙げられています。
その他、歴代天皇の善政、悪政などが挙げられています。

過去を知らないと、未来は語れない。

日本の未来が平和であるためには、国民一人一人が歴史を知るべきであることがよくわかりました。

本文には、天皇の名前にふりがながありませんが、巻末に歴代天皇がふりがな付きで掲載されています。

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紙の本

天皇=ロボットにあらず!

2017/09/29 21:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

昨年8月8日、天皇陛下は、テレビで自身の退位についてお言葉を述べられた。その意向を受け、今生陛下は来年末をもって皇位を退かれ、翌年より新たな年号になることが正式に決まった。本書は、このとき以来注目されるようになった現代における天皇制の在り方について、論じたものである。天皇の譲位が光格天皇以来200年ぶりの大事件であるという話を皮切りに、著者は、古代から現代にいたる皇室の歴史をたどってゆく。基本的には、高校で習うレベルの出来事を、皇室という観点からより詳しく眺めた日本史概説の書といってよいだろう。これを読めば、天皇が、日本人にとって根源的な存在であり、日本が二千年以上もの間単一の国家として存続し、独自の文明を築き上げることができたのは、ひとえに天皇家が国の基として一度も途絶えることなく、存在してきたからであると実感できる。
 国の基として日本と日本人を支えてきた天皇は戦後、象徴と呼びならわされ、政治への不介入だけでなく、思想、行動の自由も大きく制限されてきた。著者は、そもそも古代より天皇は国民統合の象徴であったことを前提に、日本国憲法下におけるそれは、天皇=ロボットであることと批判する。つまり、天皇はいかなる形においてもご自身の考えを述べてはならないという、非人道的ともいえるこの扱いこそが、戦後の象徴天皇の本質なのだ。昭和天皇、今上天皇ともに、このようなつらいお立場を、国民のために耐え忍ばれてきた。
 そんな中、今上陛下が「天皇という立場上,現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら」としながらも、あえてこのタブーを破り、自ら語られたのが、昨年8月8日のお言葉だった。
 すぐに政治が反応した。政府は「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」なるものを立ち上げ、結果的にそこでの議論がもとになって陛下の退位も現実のものとなった。著者は、この会議の成果を評価しながらも、このような会議を立ち上げたこと自体、「天皇陛下の言葉で政治が動いたとなってはいけないから」という「天皇=ロボット説」にもとづいた懸念からでたものと揶揄する。
 一国民として、私も陛下のお言葉には涙が出るほど感銘を受けた。高齢により職務の遂行が困難になったことを切々と訴える陛下を拝し、なぜ自分たち国民は生身の人間としての陛下のお身体やお気持ちを気遣うこともしてこなかったのかと、斬鬼の念に堪えなかった。多くの国民が私同様に反省をし、すぐに陛下のお望みをかなえるべきであると悟った。退位の流れは当然であった。さらに今回のことは、われわれに次のような真理を示してくれたのではないか。天皇の権威はいまだに日本国民の間に存在している。陛下の言葉で国が動き、法律が動いた。ロボットなどとんでもない。日本国民はみな、このお方のしもべとして、そのお言葉に衷心より従うのである。
 本書は、昨年のお言葉以来感じていた上のような感慨を思い起こしながら、面白く読むことができた。ただ一つ納得できなかったのが、皇室の歴史を語るところで頻繁に出てくる「タマタマ」という言葉である。著者によると、歴史の重要局面で、皇室は存亡の危機に見舞われたが、その都度たまたま生き延びたという。何千年もの間皇室が存続したことは、(すべての歴史的事件同様)偶然による部分もあるだろうが、必然の部分もあったはずである。また必然の部分に焦点を当ててこそ、天皇と皇室の存在意義を体得できるというものではないか?それを、何でもかんでも「タマタマ」で煙に巻くのは、彼自身擁護する天皇制の基盤さえ疑わしいものに変えてしまいかねないので、注意すべきである。

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紙の本

相変わらず「間違いだらけ」の珍書

2017/06/09 21:56

3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は三種の神器の持つ意味が分からない人が書いているので、禁闕の変での後南朝を小馬鹿にして書いている。それも後南朝が南山に動座したのは神璽だけだという事を知らないらしい。だからか知れないが、平家の都落ちで安徳天皇と一緒に三種の神器を動座した事が書かれていない。
 後高倉院が「歴史上最初の不登極帝」だと書いているが、続く文章で「死後に追贈された陽光上皇と慶光上皇がいます」とあるから、既に薨去後に天皇号を追贈された親王がいた事を知らないのだろう。こういう本を書くのだから、「日本書紀」ぐらいは読むだろうに。
 亀山院について「その本性は昭和期に秘蔵の史料を宮内庁が公開するまで秘匿しています」というのは昭和25年に公刊された「とわずがたり」の事だろう。随分と仰々しい書きっぷりだ。
 観応3年に南朝が光厳、光明、崇光の三上皇と廃太子直仁親王を拉致した時に室町幕府が「天皇の候補者には、なんとかお寺に隠れていた元皇族の方を探し出しました」という珍説を書いている。後光厳天皇が「元皇族」ならば賜姓降下した事になるが、そんな話しは初めて読んだ。著者は是非、後光厳天皇の「臣下時代」の諱を教えてほしい。
 これでいくと、この本には書かれていないが、恵美押勝の乱の際に擁立された氷上塩焼は元皇族なので、「今帝」として践祚しても問題はあるまい。何しろ三種の神器など大した「意味」もないのだから、必要ないだろう。
 伏見宮家に「鍛冶屋の丁稚」に出された「徒弟」が継いだが、「江戸時代の鑑定をどこまで信じるか」なので「さすがに明治の人も疑義を残すのはまずいと思ったのか、伏見宮家出身の皇族(つまり今は旧皇族とされている方々の祖先)との婚姻を進めたので、この方たちは女系ではまちがいなく明治天皇とつながっていることになります」という。この本は「女系天皇」には「反対」なので、昭和22年に皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰を連呼するが、こういう事を書いていては旧宮家は伏見宮家の家系なので、実は皇統につながるのか怪しく思っているとしか読めない。それに「女系ではまちがいなく明治天皇とつながっていることに」なるのは朝香、東久邇、北白川、竹田の4家だけ。この著者は「女系天皇」に「反対」のはずなのに、これでは「女系のみ」を認めないと話しがおかしくなる。

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2017/06/11 15:44

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2018/02/02 16:02

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2019/02/04 21:01

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2020/01/04 14:53

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2018/01/28 18:37

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2017/07/22 00:41

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2018/05/19 11:27

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2017/07/09 18:15

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2017/08/11 02:48

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