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前作をよく覚えていないけど、草介の父上ってこんなにおもしろい人だったっけ。
母上も負けてないけど。
それと、河島仙寿の日替わり手拭い!何本あるのか。
鮮やかな桃色に白い桜の花びらって、かわいすぎ。
で、いざというとき?のために紺一色も持ち歩いているのか。用意よすぎ。
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L 御薬園同心水上草介
可もなく不可もなく、惰性で読む感じ。ほのぼの。
残念ながら話に引き込まれるようなことも、ドキッとするようなスパイスもない。
が、ほのぼのついでに読了してしまう。そんな感じ。
前作では紀州への旅立ちを決めたところで終わっていたが、今回は旅立ちまでの話。…まだだったかよ的な。
草介のキャラ的に仕方ないが、まぁなんていうか途中飽きちゃうくらいの一定感。途中から草介の嫁取り話や高野長英話があったけどなんだかねー。
最後の最後まで。だったよ。
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幕末,蛮社の獄前のきな臭い世情と相変わらずのほほんとした水草こと水上草介.最終巻とあってあちらもこちらもとりあえずの終盤,きっちりとカタをつけたり,余韻を残したりと,味わい深いラストとなった.草木に関する薀蓄が楽しかった.
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3作目は全体的に登場人物たちがちょっと落ち着いた感があり、私は前の2作品の方がおもしろかったかなと思いました。自分の思いというか、道筋がはっきりしてきたからか、草介が少ししっかりしてきたように思います。そうは言っても相変わらずの信念のあるほんわかさんですけどね。水上家、御両親も何だかんだと大らかな方々で草介が素直で優しい大らかな人間になったのも頷けました。更年期やお産、当時はもっと大変だったろうなとしみじみ思いました。鳥居耀蔵、曲者でいいイメージはないのですが、言ってることはもっともで納得がいきました。千歳様ともようやく結ばれて、これにてこのシリーズも終了かな。寂しいです。
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好きなシリーズだったので終わってしまって残念。恋は実ったけど、なんだか唐突な最終回だったな。ふわふわぼんやりお人好しな水草さんが好きだったから、紀州編も書いてほしい。
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御薬園同心シリーズ第三作。完結編。
水上草介、略して水草様。その名のごとくひょろひょろしていてのんびり屋。だが薬草、植物についての造詣は深い。
今回も様々な事件、病、怪我に際し、その知識と奥に秘めた熱い感情でぶつかっていく。
蘭学に対する迫害を軸に、養生所の医師河島や高野長英との交流、そして何よりも思い人千歳との関係が描かれていく。
終わってみれば大団円。皆収まるべきところに収まり、新たな一歩を踏み出していく。
ただし今後の高野長英の結末を知っているだけにちょっと切ない気もする。
草介と千歳との縁の裏にあった意外なものは面白かった。千歳の父の言葉が粋で良い。
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もう!草介さんと千歳さまったらー!
千歳さまは若い頃の緒川たまきさんで再生されてます。
良いラストでした。
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小石川御薬園の薬園同心、水上草介のシリーズ3作。査察の目付けとの争いや千歳への恋心など、心穏やかでいられない日々を送っている。
養生所をめぐり、高野長英や鳥居耀蔵なども出てきて、時代が変わりつつある姿も描かれている。
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すこぶる気に入っていた御薬園同心水上草介シリーズが幕を閉じた。結びはこうきたか。千歳ではないが、生き死にでまんまと欺かれてしまった。いつの世も、そこかしこで殺伐としている中、水草のように生きられるならばと憧れる。のんびりぼんやりは、自我に陥らず、他者を思い遣り受け入れんとする鷹揚のあらわれ。あの憎々しい鳥居の物言いさえ、水草の真意をつかんでいる。━まだ力が足りん。いま、急いてはいかん。考えを勝手に広げれば、目先の利だけを求める者も出てこよう━
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シリーズ最終巻ということで、ゆ~っくりと読んだ(*^^*)しかし「花しぐれ」の章にはドキドキさせられたぞ!Σ(×_×;)!最後は水草さまと千歳さまらしい終り方でホッとしたけどね~(*´∀`)
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幕府御薬園で同心を務めるひょろりとして一見頼りない水上草介と若侍姿がきりりと似合う千歳のぎこちない恋愛模様を背景に、いろいろな事件が起こる。高野長英や鳥居耀蔵も出てくる。うーん、面白くなりそうで、結局はそうはならなかった。人物の描き方も事件もいまいち踏み込みが足りないのかなあ。軽い恋愛ものということか。
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読後感満点〜。好きなシリーズ、よーやくまとまってよかったよかった。河島さんグッジョブ!
薬園シリーズ第3弾。
今回はラブめいたお話が多かったように。
水草さんの父と千歳さんの父が恋敵だったとか、河島さんと美鈴さま、なかなか子に恵まれなかった紺屋の夫婦がいざ出産となると逆子でハラハラしたり、病で妻子をなくしじぼうじきになる親父がいたり。
大切な人には健やかで幸せでいて欲しいと思うのはみな同じなんだろーなーっと。
しかし、お正月はそこは綺麗ですね、というべきだ、っと思うのですよ、水草さん!
よーやく告白したのはよいが、それで満足って…。
もう母上さま、なんて素敵なお願いを…。素晴らしいです。
しっかりものの女性陣がいないと、まったく水草さんは水草さんですなーー。
高野長英さんっとかおぼろげな日本史の記憶ではあまりよいことになってなかったような気もしてコワくて、ざわざわしつつ読んでたんだが、とりあえずめでたい感じで終わってよかった。
漢方の聞いたことあるような名前が見受けられて面白かった。学ぶってやっぱ大切だよなあ。
なかなか続かんケド。
これはシリーズ完結なのかな?
もうちょっと読みたい気もするけど。
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優しいだけではなかった。男らしい一面がみれてよかった。
千歳に想いを伝えた時は、「よくやった。」と思わず言ってしまった。
この二人ならどんな困難も乗り越えていけると思う。
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武術はからっきしのお薬園同心の水上草介はひょろっと手足の長い風貌から水草とあだ名されているけど、薬草薬学で万人を救いたいという志は誰よりも高い♪
そんな彼が密かに想いを寄せている人は武芸に励み剣術道場に通う、日常も若衆姿を好む女人の芥川千歳だ。
そんな草介の熱意と実力を買われ、近いうちに紀州に招請されて勉学を究めることになった。
毎回安定の同シリーズ、今回も波乱含みの章が展開して行くのですが、終盤にきて遂に草介自身が決定的な不治の病を罹患してしまって夢も希望も愛する人への想いも叶わないままに一巻の終わり!
かと思いきや笑
このエンディングだとシリーズもジ エンド⁉︎どうなのでしょうかね。