紙の本
知の殿堂、博物館
2020/08/23 18:05
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三浦しをんが厳選した博物館が紹介されてる。そして、三浦しをんの面白解説。
いろんな博物館があるんだなぁって感心しちゃいます。
真面目な博物館の合間に寄り道博物館もあり、これが何とも言えず奇妙なスポット。面白い。
紙の本
印象的だったのは
2017/11/24 13:41
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
石巻と雲仙のレポート。「紙つなげ!」を読んだ身として製紙工場を見学できたしをん先生が羨ましい。雲仙の博物館といい、日本は災害国なんですね。
紙の本
ぐるぐる
2020/03/21 23:01
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
茅野市尖石縄文考古館(長野)
国立科学博物館(東京)
龍谷ミュージアム(京都)
奇石博物館(静岡)
大牟田市石炭産業科学館(福岡)
雲仙岳災害記念館(長崎)
石ノ森萬画館(宮城)
風俗資料館(東京)
めがねミュージアム(福井)
ボタンの博物館(大阪)
の、10の博物館の訪問記のほか、番外編として熱海秘宝館や日本製紙石巻工場などの紹介を掲載。
「知的好奇心」を大いにくすぐられる、楽しい本です。三浦しをんさんのかなり砕けた文章と、盛り込まれている知識の専門性が、またハーモニーとなっている感じがします。
オススメ本です。
紙の本
博物館好きの著者による様々な博物館紹介です!
2019/01/18 12:51
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ベストセラー小説を次々に出されている三浦しをん氏の一風変わった作品です。著者は博物館めぐりが趣味だそうで、その趣味を生かして、様々な博物館を巡り、その一部始終をルポした作品となっています。同書に出てくる博物館は、茅野市尖石縄文考古館(長野)、国立科学博物館(東京)、龍谷ミュージアム(京都)、奇石博物館(静岡)、大牟田市石炭産業科学館(福岡)、雲仙岳災害記念館(長崎)、石ノ森萬画館(宮城)、風俗資料館(東京)など多種多様で、その紹介記録も非常に興味深いものとなっています。ぜひ、多くの人に気楽に読んでいただきたい作品です。
紙の本
興味深い
2017/10/22 22:54
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中本当にいろいろな博物館があることに気づかされました。そして、三浦しをんさんの視点に笑わせてもらいました。石の博物館や雲仙岳の博物館に行ってみたいと思いました。
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この中でいったことあるの親玉(科博)のみだけど、ミュージアムおもしろいよね!
龍谷ミュージアムは行ってみたいなぁ。
奇石も気になる、アクセス的に行くことなさそうなのが残念だ。
雲仙はいつか訪ねたいなと思う。
阪神大震災の記念館もいかないとな。人と防災未来センターね。
秘宝館は気になるよね~。アムステルダムのその名もセックスミュージアムはその昔悪友とノリだけで行って大笑いしたけど。てか大笑いでもしてなきゃやってられんかったのはあった。
海外で面白かったのは、拷問ミュージアムかな。正式名は中世なんとかミュージアムだったと思うけど。
最近は企業ミュージアムが結構好きです。
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色々な博物館があり、展示物と学芸員の解説に妄想を膨らませていく著者のテンションに読者としてはそこまで盛り上がれなかった。
せめて、写真はカラーでバーンと載せて欲しかった。秘宝館などできないものもあるだろうけど…。
旅先でメジャーでない博物館に立ち寄ってみると、新たな発見があるかもとは感じた。
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福井県にあるメガネの博物館が気になる。今は東京に移転したらしい?
(p. 60)
仏教では、この世界をだれが作ったかは問わない。
要するに、「だれかが世界を作ったのではなく、世界とは関係性から成り立っているのである」という考え方。
なにごとも関係性で見ていくのが仏教の思考法の特徴です。
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ディープな世界を三浦しをんさんによるディープな紹介・解説。三浦節炸裂、面白さ抜群。旅をしないと、その博物館があることさえもわからない。知らない博物館を楽しく紹介してくれた三浦さんに感謝感謝だ。実に興味深い。パート2とか出て欲しいな〜。
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久しぶりのエッセイ新刊だー!豪快なサイン付き。
普通の小説も良いけど、三浦さんの真髄はこの独特のぶっちゃけ調子だと思うのだ。
しかも博物館。本とか何でもそうだけど、自分から選ぶのはどうしてもちょっと小奇麗なチョイスを優先してしまうので、こういう「あえて選ぶとこまでたどり着かないところ(もの)の魅力を伝えてくれる」っていうのはありがたい。皆が行きたいところなんてあえて取り上げなくてもいいんだよ!(別の変な切り口でとかならまた別だけども)
それでも自分の琴線に触れなければ「行ってみたい」とは思わないものだけど、おかげさまでこの本に掲載されているところはもれなく「行ってみたい」レベルに到達しました。おめでとう。
正直土器とか災害記念館とかは、読み物止まりかなと思っていたけれど、そこで愛を持って働く人の芯のある解説がつくと見方は変わるものだなと。美術館とかでも、対象物と自分だけの世界でありたいと思ってしまうので、音声ガイドとか利用しない派ですが、あれって有名人とかよりも学芸員さんとかのほうが良い気がするのは自分だけだろうか。聞きやすさとか話題性とかはさておき。自分が「何かに突き抜けてる人の熱のある話」が大好きなせいかもしれないが。
今一番行きたいのは奇石と石炭。あとめがね。
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国立科学博物館、雲仙岳災害記念館、めがねミュージアム…。人類史の最前線から、秘宝館まで、個性あふれる博物館を探検するルポエッセイを収録。
三浦しをんの好奇心全開エッセイ。往年の東海林さだおや椎名誠のような軽妙洒脱な文体で、ディープな博物館めぐりをする。石ノ森章太郎博物館などは、私は別に石ノ森ファンではないけれど行ってみたいと思わせるほど。
(C)
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エッセイだと知らずに読んだ。
こういうマニアックなの大好きなので、すごく面白かった。鉱石博物館行きたい!
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さすが三浦しをん!笑えるし、博物館に行きたい欲がムクムク湧いてくるエッセイだった。
国立科学博物館から風俗資料館まで、10の博物館が紹介されている。風俗資料館って…個人のスクラップブックって…。私は雲仙岳災害記念館と、めがねミュージアムに行きたくなった。めがねミュージアムの榊さんのトイレのくだり、とても好き(笑)
あと寄り道の紙漉き職人・岩野市兵衛さんの章も面白かった。力の入ってない気さくな人間国宝の職人って、カッコいい!
しかし三浦しをんのように想像力(妄想力)があって興味を抱いてくれたら、案内する人も楽しいだろうな。私なんか「へー、そうなのかー、納得」で終わってしまうのに。今度博物館に行くときは、もっと妄想力を働かせてみようっと。
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10カ所の博物館を巡るのに2年以上かけての取材。
他の小説などのお仕事もお忙しいのでしょうが、これは博物館を「選ぶ」事に時間を費やしたからなのではないでしょうか?
時間を掛けて選んだだけあって(本当に…?)面白い博物館ばっかりでした。
行ってみたい。
「紙つなげ!」の紹介が載っていたのも◎
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しをんさんの愉快な博物館巡りエッセイ。お堅いイメージの博物館も、しをんさんの軽快な語り口にかかれば楽しいアミューズメントに早変わりです。実際の博物館の解説文もしをんさんが書いてくれたらどれだけ楽しくなるだろうか。さて私も博物館好き。今回取り上げられたうち、3か所行ったことがありました。その中でも何度も行っている大好きな『奇石博物館』が登場したのは本当に嬉しいです。幼少の頃から毎年通いました。今でもここで購入した「砂漠の薔薇」は宝物です。この本も奇石博物館も本当に面白いので、皆さんもぜひ。