紙の本
知っているようで、知らない「お茶」の知識を教えてくれます!
2020/02/03 12:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、幅広い高度な知識を分かりやすく解説してくれると大好評の「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は、私たちが日頃から親しんでいる「お茶」について科学したものです。私たちの周りには、様々なお茶が出回っていますが、これらすべては同じ「チャ」の樹の葉からできたものだということをご存じの方はどれくらいおられるでしょうか。これらの違いを生み出すのは、実は、製造過程であって、茶葉の中で多様な変化が起こり、それぞれの色、香り、味が生まれるのです。同書では、こうしたお茶について知っているようで、実は知らなかった知識を教示してくれるとともに、おいしいお茶の入れ方までを伝授してくれます!
電子書籍
上っ面だけでないお茶の知識が得られる
2022/11/19 12:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷい - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり科学的に解説されていますが説明がわかりやすいので読みやすかったです。
カテキンは身体にいいなどの表面的な知識でなく科学的にどのように作用して身体にいいのかなど説明があるので項目一つ一つの内容に納得できます。
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知らずに飲むのはもったいない!お茶研究50年の〈お茶博士〉が「いつもの煎茶を〝玉露〟にする淹れ方」も伝授!
読めばお茶の味わい方が変わる、驚くほどおいしくなる!
緑茶、紅茶、ウーロン茶……さまざまあるお茶は、すべて同じ「チャ」の樹の葉からできたもの。製造過程で、茶葉の中で多様な変化が起こり、そのお茶らしい色、香り、味が生まれます。「お茶のおいしさ」とは何なのか? 茶のルーツをたどり、最新研究からその秘密に迫ります。科学でわかった「一番おいしいお茶の淹れ方」も伝授!
第1章 お茶の「基本」をおさえる ~どんなお茶も、すべて同じ「チャ」だった
第2章 お茶はどこからきたのか? ~チャと茶のルーツを巡る旅
第3章 茶葉がお茶になるまで ~色や風味はいつどうやって作られるのか
第4章 お茶の色・香り・味の科学 ~おいしさは何で決まる?
第5章 お茶の「おいしい淹れ方」を科学する ~煎茶を〝玉露〞 にする方法
第6章 お茶と健康 ~なぜお茶は身体にいいのか
第7章 進化するお茶 ~味も楽しみ方も変える技術
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献本でいただきました。
大事に、じっくり読みます。
お茶の淹れ方、飲みかた、過ごし方が少し変わるかも。
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◆きっかけ
ブクログの献本に応募して当選。お茶が大好きで毎日飲むし、歴史にも興味あるしで応募。5/19に応募して、5/25家にレターパックで届いた。5名の枠だったし、初めての応募だったしで、まさか当たると思っていなくてビックリ。本とブクログマーク入りの木の栞が入っていました。可愛い…!ありがとうございました。2017/5/25
◆感想
・夫婦ともに家ではお酒は飲まず、専らの緑茶党。結婚したての時は100g300円台のお茶を買っていたが、徐々にランクアップし今は700円前後のものを。たまに旅先で良さそうなものを見つけると、奮発して1,000円前後のものを買っている。…という状況なので、「甘みがあり、うま味が凝縮していて、100gで1000円ほどの煎茶でも、玉露のようなまろやかな味わいが楽しめるのです。…p5」という記述に、ちょっとたじろいだ。1,000円って…私には十分高級なお茶だよ〜 2017/5/25
・茶の歴史や成分が知れる本。筆者は中国の、一説ではチャのルーツとされる原木を見に現地に行ったりと、アクティブに研究されているようで、本書にはその成果が集約されているようで興味深く読んだ。
・p85の日本のお茶産地の図で、地元のお茶の名があったことが嬉しかった。p111の手揉み茶の場合の緑茶製造工程の図を見て、小学生の時に配布された町の資料集にも同じような図が出ていて、「揉む」工程は祖父が写っていてなんだか嬉しかったことを懐かしく思い出した。
・p99…「日本にウーロン茶が入ってきたのは1970年代」伊藤園が日本人向けにアレンジしたウーロン茶が1976年に発売され、ブームを巻き起こしたとあり、ウーロン茶=サントリーというイメージを持っていたので驚いた。
・p128で紹介されていたウーロン茶作り名人徐永祥さんが写真で持っていたザボン茶が気になる…。飲んでみたい。
・ギャバノン茶開発の話や、お茶を缶飲料、ペットボトル飲料として世間に浸透させていくための努力や技術革新の話が興味深かった。
2017/5/29
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茶葉10g、冷水100ml、15分静置これ水出し茶。次に、50℃湯100ml、1分静置。次に、熱湯100ml、1分静置。最後に、茶殻に酢醤油適量で茶殻のお浸し、さらに、茶殻におかかや胡麻、醤油で茶殻の胡麻和え。これお茶のフルコースなり。
緑茶は非発酵、紅茶は発酵、烏龍茶はその中間。但し、発酵と表現しているが、実際は微生物による発酵ではなく、水や酸素が関与する化学反応、付加反応が正しい。
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お茶のまとまった本は何年かおきに出るのだけれど。
最初に出てくる、冷水出し、60度出し、熱湯出しの後茶殻を酢醤油で食べるのはなかなかわかりやすい。結構安い茶でやってみたがそれなりにおいしく上がったのはびっくり。いいお茶じゃないと成立しないかと思ったが。
ギャバ茶の話をまとめてちゃんと読んだのは初めて。窒素ガスで嫌気保管して好気発酵させるのね。GABAは、ほかのところで薬効が先に来て、釜炒りでフレーバーの癖を押さえて商品化したとは。確かに大豆とかチョコのほうが先だった。ミャンマーの茶樹の話が結構昔だったのがびっくり。もっと最近のことかと思っていた。
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そもそも緑茶、ウーロン茶、紅茶の違いがよくわかったいなかったので、読んでとても納得した。それぞれの種類と違いがわかりやすく書かれていたので茶の知識が増えた。
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科学的視点からお茶のルーツ、色や風味、淹れ方についてまとめた書籍。お茶と健康の関係についての話題も。
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日本茶、中国茶、紅茶の科学的な視点での知識が欲しい人向けの本としてはかなり良い内容だと思う。日本茶や紅茶は何が違うのか、淹れるときの温度が違うとお茶の味にどういう違いがでて、それはなぜか、といった疑問に答えてくれる。
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緑茶や紅茶、ウーロン茶などのお茶は、全て同じ原料の
茶葉から作られているのはご存じでしょうか?この本は、発
酵などの製造過程で変化する各種のお茶を分かりやすく科
学的に解説します。旨味を引き出すおいしいお茶の淹れ方
や、お茶に含まれる栄養についても詳しく解説されていま
す。いつものお茶を、より深く知ることのできる1冊です。
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057444
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お茶は抽出して飲むだけだと20~30%しか摂取できないこと、残りの茶殻には70~80%の食物繊維や不溶性のビタミンEやカロテンなどの栄養が含まれていること、紅茶の生産量で第一位を誇るのはインドであること、世界で最も愛飲されているのは紅茶でお茶全体の生産量の70%を占めていること、さまざまなお茶を飲んでその種類を言い当てて勝敗を競う「闘茶」のこと、「殺青(さっせい)茶葉を蒸して、茶葉に含まれる酸素の動きを止め、緑茶としての緑色を保持するやり方」のこと、紅茶には大きく3種(エリアティー「ダージリンやアッサムなどの産地別に収穫されたもの」、ブレンドティー「紅茶メーカーが数十種の茶葉を混ぜて独自に配合したもの」)、フレーバーティー「果物や花の臭気を加えたもの」)あることを知れた。
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普段なにげなく飲んでいるお茶の効用や味わい方を知ることができて、実際にやってみたいと思った。フルコースのふりかけが気になる。お茶について、未解明なことがまだまだたくさんあることが分かった。茶道の教科書でも効用はたくさん載っていたけれど、正直「本当に?」と思っていた部分があったがこちらを読んで納得。花粉症対策にもなるべにふうきに興味津々。