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hontoレビュー

虚ろな十字架(光文社文庫)

虚ろな十字架 みんなのレビュー 新刊

文庫

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みんなのレビュー31件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (8件)
  • 星 4 (13件)
  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
28 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

オススメです。

2017/06/07 10:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る

素晴らしい内容でした。 殺人=死刑という発想は基本的には賛成ですが、全ての殺人が同じと言う訳ではないので、必ずしも=で結んではならない。 しかしながら、残された被害者遺族からすれば至極当然の発想なのです。 何とも難しい。

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2017/06/17 23:25

投稿元:ブクログ

氏の作品には犯罪被害者の家族・親族を描いた作品や加害者の家族・親族を描いた作品があるが、本作では双方の家族・親族を通じて、殺人犯が背負う十字架とはなにか? それは死刑でしかないのか? を考えさせられる作品。
カテゴリーとして何にしていいのか迷うので、「未分類」としておく。

2017/06/18 19:54

投稿元:ブクログ

死刑制度について考えさせられる一冊。

本当の罰と償いってなんなんでしょうね。
答えはきっと人それぞれなんでしょう。

2017/05/26 06:42

投稿元:ブクログ

そういう物語だったのか〜
一つの事件から明らかになっていく20年前の隠された事実。

背負ってるのは虚ろな十字架。なんだか共感できた。

2017/06/12 14:27

投稿元:ブクログ

重い。重め好きなんだけど、ちょっとやりきれなさも残る。でもいろいろ考えさせられる。死刑制度かあ。永遠に答えの出ないテーマなのでは。

2017/05/22 21:38

投稿元:ブクログ

裁判の結果の量刑、法に照らしたうえとはいえ何のための刑なのか何を目標に据えた刑なのか。難しいそして重い。法という約束事が守られてこその社会だと思うけれど、目には目をと思ってしまう自分もいる。

2017/05/14 21:07

投稿元:ブクログ

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。数年後、今度は小夜子が刺殺されるが、すぐに犯人・町村が出頭する。中原は、死刑を望む小夜子の両親の相談に乗るうち、彼女が犯罪被害者遺族の立場から死刑廃止反対を訴えていたと知る。一方、町村の娘婿である仁科史也は、離婚して町村たちと縁を切るよう母親から迫られていた―。

2017/06/12 18:33

投稿元:ブクログ

被害者、加害者の両者に感情移入できるように構成されていて、

その上での問題定義。

さすがだな。。

2017/05/29 23:24

投稿元:ブクログ

いいぞ~これ。   
みんな不幸になってしまえ。  
どいつもこいつもめちゃくちゃになってしまえ。   
犯罪者更生システムについては特に一家言あるわけではありませんが、強いて言うならば、更生するまで外に出すな、年数定めて何年以内に更生が認められなければ死刑、でいい。  
贖罪ってなんだろうね。 「誠意とは、言葉ではなく金額」とはあまりにも有名な台詞だけれども。 
考えることをやめるのが一番いいんだよね。文明の発達とは思考を停止することである。   

なに言ってるかよく分からなくなってきたが、要は、みんな不幸になってしまえ、ということである。

2017/05/16 21:19

投稿元:ブクログ

死刑制度の是非を問う作品。結論的なものはなく、いくつかの視点から死刑に対する考え方がバランスよく描かれている。難しい問題だと思う。
小夜子のような暴走するタイプはキツイ。いくら過去の出来事があったとはいえ、自分の考えが正義とばかりに他人を批判し、追い詰める行為はどうかと思う。義父もそんな昔の未成年の行った罪に対し、現在の娘婿の地位を心配して殺人まで犯すのはどうかと思う。そもそも身体が未発達な中学生が知識もなく出産できるのかという点もどうかと思う。
突っ込みどころはところどころあるけれど、重いテーマなのに先を読ませる展開と、読後に人を殺したら死刑になるべきか、罪の償い方は死刑だけなのか等々を読者に考えさせる話の方向性がさすが東野さんだなと思う。
愛する家族が殺されたとしたら・・・考えたくないが、やはり犯人の死刑を望むと思う。それで失われた命が元に戻るわけでもないが、心情的にはそうなると思う。

2017/05/20 14:00

投稿元:ブクログ

どの人物の視点になるかで見方が変わる作品。最初は死刑判決について考える話かと思ったが、それだけではなく、人が人を裁くことの難しさ。罪を償うことの難しさ。人の感情の難しさを教えてもらいました。
二つ目の事件は哀しい事件で、どうか関わるみんなが救われるといいなと思いながら読み進めました。久しぶりに一気読みした。

2017/05/25 21:38

投稿元:ブクログ

日本の司法制度。懲罰の妥当性。
殺人と傷害致死。
殺人犯の無期懲役。改悛の情が認められれば、仮釈放で出所できる。
殺された遺族達の苦悩と虚無感。

この類の本を読むと、本当救われないとしか思えないな。裁判。不完全な人間が不完全なシステムで不完全な裁きを下すのだから、結果は不完全な結果になるのは必然だな。
贖罪の在り方が問われる一冊。

2017/05/16 19:58

投稿元:ブクログ

「手紙」に続いて難しい、というか答えの出せないテーマに取り組んだのがすごい。死刑の是非といったイチかゼロかという議論はするだけ無駄だとおもうが、いい結び方だと思う。個人的には田端の量刑が、自殺では足りなかったな、心情的に。まあ、脇役に紙面を割くのはもったいか。

2017/06/13 21:15

投稿元:ブクログ

犯罪の加害者、被害者どちらの視点からも描いてきた著者だけに、割り切れない想いが溢れている。加害者が背負う十字架とは何なのだろう。分かるはずもないのかも知れない、なぜなら誰も十字架の中までは覗けないのだから。
あらすじ(背表紙より)
中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。数年後、今度は小夜子が刺殺されるが、すぐに犯人・町村が出頭する。中原は、死刑を望む小夜子の両親の相談に乗るうち、彼女が犯罪被害者遺族の立場から死刑廃止反対を訴えていたと知る。一方、町村の娘婿である仁科史也は、離婚して町村たちと縁を切るよう母親から迫られていた―。

2017/06/12 11:43

投稿元:ブクログ

「刑罰」の矛盾、理想と現実のギャップを突き、真の「償い」とは何かを問い掛ける話。予想に反し、死刑制度そのものが主題ではなかった。少しホッとするラストだが、登場人物のその後を考えると複雑な気持ちになる。最後の刑事の言葉が全て。

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