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投稿者:ニャ - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔物が空から物を落とせるなら無傷で魔物が勝てるだろと思ってしまった。いくらなんでも無理があるのでは?アトロパテネで霧を発生させる程度にしてほしかった。
紙の本
ますます先が気懸り
2018/02/25 10:07
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
新書版では遂に完結したと聞き、久々に読んだアルスラーン戦記12作目。やっぱり安定の面白さ。前作では魔軍にペシャワール城が襲われたところで終わり、ドキドキしながら読みました。アルスラーン、エラム、ナルシスの3人の会話が意味深。今後、ナルシスがどうなるかめっちゃ気懸りです。
紙の本
新設定増える。
2017/07/09 09:42
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメ化以降どんどんと続刊が出ているようで嬉しい限り。
ヘンルーダに加えてエメラルドが魔除けになるという設定が増えたり、前巻で出てきたキャラが変貌しまくっていたり、文庫化してから購入する派としては、早く続刊も文庫化してほしいと思う。
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大規模なペシャワールの攻城戦の後も魔軍の蠢動が小出しにある中、タハミーネ王太后の周辺やエステルなど、役者が徐々にパルスに、王都エクバターナに集まりつつある感。
しかしよくまぁこんなに立て続けに事件が起こるものである。それが物語と言ってしまえばそれまでだが、実際乱世とはこうなのだろうし、実は我々の日常も様々なことが立て続けに起こっているんだろうなぁ、と妙な感慨を覚える。
国王アルスラーンの聡明と、それに打たれた者たちが改めて忠誠を誓う姿に心打たれる。人はこうして、人に惹かれていくんだなぁ。
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ボリュームすごいな。いったいいくつの事件がこの巻の中に収められているのだろう。
それにしても、この世界の魔族は柑橘に弱いのね。
目に沁みるものね。
爽やかな香りは無敵なんだなあ。
魔族との戦いを継続しながら、他の国への警戒を怠ることができないのはとても大変ですね。
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[墨田区図書館]
なんと懐かしい!
図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。
でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。
このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズと異なる、光文社発刊による「光文社文庫」シリーズ。とりあえず昔のワクワク感を味わいたくて何も考えずに読みだしたのは、同じ光文社でも既刊の10巻を2巻づつまとめた「カッパ・ノベルス」シリーズのものだったが、複数の発刊があると知らずに取り寄せた、単巻となった11巻からは期せずしてこちらのシリーズに。その11巻でそれまでも漠然と感じていた表紙絵の違和感が強まり、最初は単に挿絵担当者が変わったのかと思いつつ多少調べて複数のシリーズ編成とその成り行きをやっと意識した。山田章博さんには申し訳ないが、やはり天野喜孝さんを伴って誕生したこの世界観に、この方の絵は似合わない。まだ「カッパ・ノベルス」シリーズの丹野忍さんの方が中世ペルシャを想い起させる絵柄で許容できるので実読のこちらに加えて、そちらのシリーズも登録しておこう。
本編の内容は各所に紹介文があるのでそちらを読むことにしよう。自分でまとめようとすると折角読み終わって話が進んだのに、再読する羽目になる。最後に読むから当たり前なんだけれど、この本のあとがきは衝撃的だった。神崎一。失礼ながら初めて目にした筆者であり、これまで"解説"のように、いわば筆者よりも上から目線での後書きに慣れ親しんできた私にとって、この文体、このハチャメチャさ、そして一ファンとしての態度?(その割にはファンとしての雰囲気はさして感じなかったが、、、)は、、、特にアルスラーンの世界、田中芳樹の文体に浸っていた直後に読んだ空もあるだろうが、やや不快に感じる始まり方だった(笑)ただ、このあとがきだけで嫌悪するのはそれこそ不遜だ。逆に興味深い?作者を新たに知ったというつもりで、次の出会いで自分の中での置き位置を決めよう。
あとがきは読まないことも多い。ただ、たまたま前作のあとがきである衝撃を受けたこともあって?今回は意識して後書きを読んでみたら、、、少なくとも私の求める後書きの見本のような内容だった。田中芳樹のデビュー時の紹介、彼の作品がここまで読者を魅了する理由の一つの提示 、、、これまで作品を読んだことがなかったが、太田忠司さんの本も何か読んでみよう。
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話がいよいよ大詰めに入ってきた感がある。
でも今回の話はどちらかと言うとヒルメスとミスル国の統治話がわりかし中心。
この後このミスルを統治したことで話の本編にどう関係して行くのかが気になる。
にしても…アルスラーンが凄く立派な王様になった!
成長した!!
と感動した後のあのナルサスとエラムの会話…
不吉な予感しなくて本当に怖い…
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歴史小説としてもファンタジーとしても面白い群像劇。キャラ同士のかけ合いも三谷幸喜作品のような面白さがある。敵役のイルテリシュもいい味出していて、単なる邪悪じゃない描き方なのが良い。
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2017年発行、光文社の光文社文庫。何となく不思議な話になりつつあると思う。敵として妖魔が設定されているだけに、今まで以上に残虐な話になるのではないか、しかしヒルメスがどう関わるのか。数巻前までは国際政治物になりそうな雰囲気があったのに、なんか話が小さくなってしまいそうで。初めから妖魔との対決の話ならそうは思わなかったと感じるのだが。
解説:神坂一(作家)、他:2006年12月カッパ・ノベルス刊、
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敵が魔物になった途端,本来の文化人類学的見地に裏打ちされた,史学を専門とする作家ならではの深みのある国家間外交的物語性が失われ,読んでいて物足りなさが先行する.