電子書籍
子供ができにくい人の苦労は
2021/05/02 14:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に当事者しかわからないし、当事者だった人も忘れてしまうし。できれば、日本がもっと子供のいない夫婦に優しいといいのだけれど。
紙の本
ろう妊婦さん
2018/10/25 13:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
周りにろうあ者がいないので、意識することも少ないですが、簡単な手話とか知りたいなあと思いました。最後のお産のシーンは、とても感動しました。
電子書籍
不育症
2017/06/24 15:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
不育症の篠原さんの旦那さんはいい人だなー。
妊娠に関してはよくわからなからと最初から理解しようとせず妻任せみたいな人も多い中、きちんと自分の気持ちを伝えて奥さんの気持ちを考えてあげて。
投稿元:
レビューを見る
産婦人科に携わる人には当たり前の事でも、初めての人間には初めてだし、個人個人全く違うものというのが妊娠から出産であるのだろう。今回もいろいろなケースがあった。多かったのが着床して安定期に入るまでのケース。
投稿元:
レビューを見る
毎度読むたびに自分のことと重ねちゃったりするなぁ。
今回は稽留流産。
もうたぶん旦那は忘れてるんだろうけど、自分には絶対忘れられないの、流産って。
作中では「忘れちゃいけない」ってあるけど忘れようとしても、忘れられないよね
どれだけ自分を責めたか(責め続けているか)。
自分の周りの人も8割の割合で流産してるからよくあることって、自分に言い聞かせようとしてもやっぱっり自分を責めてしまう。
心拍確認できなくてたまごちゃんで終わっても、何年たってもちゃんと私の子供の一人だよって再確認。
お産って本当に一人ひとりドラマがあって、ネタに尽きないよね。安産は安産なりに、難産は難産なりに。
ドラマをまたやるようで、そちらも今から楽しみ~♪
投稿元:
レビューを見る
データではよく起こることと説明されても、感情ではなかなか受け止められないことが出産にはあるのだと思う。
それが誰にとっても初めてのことだけになおさらのことだろう。
投稿元:
レビューを見る
テレビドラマ化もされた人気シリーズの第18巻。帯に【2017年10月、ドラマ新シリーズ放送決定‼】の文字が躍っています。ドラマもいい出来でした。原作、映像化作品、どちらから見てもどちらも楽しめる、幸せな作品だと思います。
「ペルソナ総合医療センター」の産科を中心に、妊娠出産、赤ちゃんとお母さんを巡る悲喜劇と、主人公サクラ先生を中心とした群像劇が、綿密な取材に基づく圧倒的なリアリティと現場感を伴って語られます。
ゴロー先生が離島での研修から帰り、サオリちゃんはモブキャラからいつの間にか出番も台詞も増え、苗字ももらいました。一人ひとり描き込まれるキャラクターに厚みが増しています。
この巻には「不育症」、「1ヶ月健診」、「稽留流産」、「聴覚障がい」が掲載されています。
以下、各エピソードに一言ずつ。
「不育症」
不妊治療はよく目にする機会がありますし、知り合いに受けていた人もいます。でも流産で悩まされる「不育症」について詳しく読んだのは初めてです。
3回続けて流産した篠原さん夫妻は思い悩んだ末に不育症の検査を藁をも摑む気持ちで受けてみました。でも、そもそも不育症の検査自体「これが原因だとはっきり断定できることは少ない」なか、やはり原因が見つかりませんでした。落ち込む篠原さん夫妻に対するサクラ先生の声掛けが光ります。
「不育症の治療をした女性が出産できる確率は80%」「原因がわからず治療をしなかった女性が出産できる確率は80%」。原因が見つからなかったということは正常だということ、これまで3回流産が続いたのは20%*20%*20%=0.8%で確率的にはまれによくあること、だから次の妊娠では、やっぱり80%で出産でき、20%で流産する恐れがあること、そんな事実をゴロー先生のように客観的だけれど無味乾燥な確率論ではなく、「正常なんだから不育症の治療をした人と同じ確率で出産できます」と、患者さんの気持ちに配慮して伝えられるサクラ先生の人柄が光ります。
あと、「ヘパリンの在宅自己注射は平成24年に妊娠中の血栓症予防として保険適応になっている」ことをしっかり把握している四宮先生の相変わらずのツンデレっぷりがお見事。
「1ヶ月健診」
新生児科工藤先生vs.小松・山内サオリチーム。
1ヵ月健診、遥か昔の思い出となってしまいました…。
初めての赤ちゃん、初めての育児って「死なないように」ばかり考えていました。病院でいろいろと習いましたしばあちゃんのサポートもありましたが、なんとか死なずに1ヵ月過ごしてくれて、1ヵ月健診で元気です、順調ですと言ってもらえた時は本当にホッとした記憶があります。
ですから、小松さんの啖呵「うちらは不安なお母さんの気持ちに寄り添っているんだ」ってのはそのとおりです。
…ただ、実際の助産師さんはピンキリでしたけどね。
あと小松さんの同僚、助産師の「サオリちゃん」、モブからレギュラーキャラに本格的に昇格です。途中からそんな感じはありましたが、私生活の一場面が描かれてはっきりしました。そう言えば苗字は「山内」でしたっけ。
こういうことがあると、作品世界にキャラクターが息づ���ているんだなあと実感します。
「稽留流産」
妊娠を周囲に報告するのも、母子手帳をもらうのも、安定期に入ってから、なんて耳にすることがあります。
これは、安定期に入る前に母子手帳をもらいに行って、その後に流産しちゃった早川さんの話。
気持ちは痛いほどわかりますが、お父さんヒデちゃんのセリフが胸に響きました。
母子手帳があれば「いつでも思い出してあげられるじゃんか おれたちの赤ちゃん……」。
「もしものせかい」に行っちゃった人って、「いつものせかい」にいる自分たちにとっては思い出すことしかできなくて。
手元に「もしものせかい」を覗ける窓が残っててよかったねえって、そう思えました。
「聴覚障がい」
ろう者の出産を扱った話。
きっと取材の賜物なのでしょう。聴覚障がいを持つ早見さんの妊娠出産の不安に「産声を聞かせてあげたい」という形で向き合うサクラ先生の気持ちが嬉しい話です。
自分にとっては、手話で「お前使えねえ」が飛び交ってる早見夫妻の、聴覚障害なんて何の壁にもなっていないコミュニケーションに、何て言ったらいいのか、微笑ましさというか、逞しさというか、手話を使っている生活の普通さというか、そんなことを感じてとてもうれしくなりました。
ペルソナのメンバーも、そういうの苦手そうな四宮先生が照れて目を合わせられないのがかわいいですし、加瀬先生は救命に必要なものだけではあっても手話を身に付けいるのがプロの凄みを感じるし、サクラ先生が手話をちょっとだけ練習して使えるようになるラストも含めて、いい漫画だよなあと感じます。
そう言えば、宮部みゆきの「龍は眠る」に、聴覚障害の恋人が相手の背中に指で字を書いてコミュニケーションをとる場面があって印象的でした。もひとつそう言えば積みっぱなしの「聲の形」もちゃんと読まなきゃ…。ついでに、自由になる時間がもっともっと増えたら、手話を習いに行きたいなあ…。
投稿元:
レビューを見る
今回は、ドラマで放送されるろうあの妊婦が登場する話。不育症の妊婦と夫の気持ちにすれ違いが生じ、戸惑うことも多々あったが、サクラ先生たちが夫婦の気持ちに寄り添い、新たな命の誕生に感動。ろうあの妊婦に医師や看護師が筆談で積極的にコミュニケーションをとって安心感を与え、自分の耳で赤ちゃんの産声を聞かせたい思いを叶えたいという思いで、様々な配慮や気遣いをする姿が印象的で、優しく温かい気持ちが伝わる。サクラ先生のように、妊婦に寄り添い、思いやりのある治療と、安心してお産に臨めると思わせる医者は素敵だと感じる。
投稿元:
レビューを見る
http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB15199765
投稿元:
レビューを見る
流産って、本当に思っている以上に高いんだなって知った。妊娠した女性の15パーセントって、本当に高い…
投稿元:
レビューを見る
【推薦者】
体育学部 健康学科教員 三瓶 舞紀子
【学生へのメッセージ】
COVID-19流行下では、「10代の妊娠」「望まない妊娠」「貧困」の問題がよりクローズアップされました。産婦人科医&謎のピアニストでもある主人公が、様々な妊婦のお産に向き合います。この漫画に登場する様々な生命から、子どもたちを育てる社会の責任とは何か、全ての学生と特に教員を目指す学生にお薦めします。
▼配架・貸出状況
https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00539355
投稿元:
レビューを見る
2017年6月23日発売。
TRACK50 不育症
TRACK51 1ヶ月検診
TRACK52 稽留流産(けいりゅうりゅうざん)
TRACK53 聴覚障がい
投稿元:
レビューを見る
この作品は産後のママたちの不安な気持ちや、試行錯誤しながらの子育ての様子まで本当に良く描けていると思う。
こういう漫画を性別問わず読む人が増えることで、もっともっと理解が深まるといい。
切実にそう思う。