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沖野春彦が四宮大学に来て三年半。未だ研究のメインテーマを決められずにいた。そんな中、研究室に「ギフテッド」と呼ばれる天才少女が留学してきて?
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エリーが抱える謎と二見の中退の理由、そして沖野の宿題、色々なエピソードが錯綜してしまって、少し焦点がぼけてしまっている感じはあるかな。あと、結末はちょっと物足りなかったな。
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全合成に失敗したのはナゼか?
若きギフテッドのエリーも同じ過ちをする、しかも彼女には秘密があった。
このシリーズでは個人的に一番好きかも。
でも、ミステリとしては微妙。ら
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四宮大学にアメリカから留学生が来ることになった。彼女は十六歳で大学に入った化学の天才エリー。沖野の研究室で天然素材「トーリタキセルA」の全合成に挑むことになるが、天才コンビ沖野&エリーにしても最終段階で合成に失敗してしまう。原因を調べていくと、大学内でのきな臭い事情が絡んでいることが見えてきて?
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短編の方がいいかな?
短編の方がいいな!
短編1話分が100点おもしろかったら、
その100点を何倍かに薄めて長くしただけな印象があるのが今回の長編でした。
残念すぎる。。。
喜多喜久さんだと、
「真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク」が、
長編で読んでいる作品か。。。
だれてる印象はなかったよなぁ。。。
いつもは、
短編でスパってキレてる感じがするんですが、
今回の長編はだれてる感があるんですよねぇ。。。
何がだれてるかって、
エリーの方向音痴は読者側からすると2度体験させられるわけですよ。
過去のアメリカにいたときの話と、空港での迷子事件な。
「沖野春彦」とか「七瀬舞衣」的には初めてでも、
読者的にはまた迷子?
しかも、
けっこうなページを使って迷子してたしみつかった時のエピソードも弱かったんですよね。
こんな話でページ使わんでいいからさき進んで感が強まったね。
合成の話しも、
いまいち盛り上がりに欠けるというかなんというか。、つまらん。
結果的にも、
合成とか構造とかよくわからんのよね。。。
なんとなく、
最後のネタバレの時に全貌をつかむことができて、
言われてた「違和感」の正体の意味も分かったんですが、
これ、
最初っから「構造」とか「合成」ってのを把握できて読んでればさ、
ありきたりなオチにかなりがっかりできたんだと思うの。
がっかりを超えて残念としか思えなかったよね。。。
変な迷子にページ使ってないでさ、
もっと、
専門的なところのフォローがあったほうがよかったよね。
イントロダクションの「罰」とか、
スティーブの言ってる「罰」って話せないってことなん?
なんか、
回収されてるんだかされてないんだかもわからん。。。
かぐりんの読解力がないだけなんですけどね。。。
で、
「罰」ってなんだったのよ?
ギフテッドの話しですか。
これは、
「スランプ」とか「壁」を表現してたんじゃないですよね?
なんとなく、
自信満々でいる「沖野春彦」がそういうのを感じてたんじゃないんですよね?
「七瀬舞衣」と仲良しになってるし、
「七瀬舞衣」の存在の存在理由がしっかりしてきましたが、
そういうことなんですかね?
どうなんでしょうね?
悪いけど、
今回は何もかもが中途半端な感じがしててちょっとイラついたわ。
次回は取り戻してほしいと思う、マジで!
短編でも長編でも中編でもいいよ、読んでてわかりやすく楽しいのを所望する!
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飛び級天才留学生を中心とする長編。迷子気質のうえ日本語が全く話せないとはいえ、大学職員が毎日送り迎えすることに違和感。しかも秘密をもったいぶりすぎて、わかったときに拍子抜け。沖野先生がだんだん普通のいい人になりつつあるのがある意味心配。
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自分に化学の楽しさを教えてくれた日本人学生を追ってくるとか情熱的
読む前はもっと舞衣とバチバチ火花を散らすのかと思ったけどそんなことはなく、凄く平和的でよそよそしい所がある姉妹みたいだった
美味しいショートケーキを食べた時のエリーが可愛くて好き
それに大人の身勝手な事情に巻き込まれた二見くんがまた前を向けるようになってよかった
今まで出会ってきた人達が協力して二見くんを探してくれたり、沖野先生を可愛がってる偉い人が圧力かけたり、氷上さんが協力してくれたり胸熱展開でした
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5~7作目を図書館でまとめ予約、一気読み中。
いつもは短編集でしたが、今回は長編。
飛び級天才留学生を受け入れるというもの。
全合成に失敗したのは何故か、
エリーが抱える謎、二見はなぜ中退したか、
大学の権力のこととか、沖野先生の悩み…
盛りだくさんでした。
話に出てくる トーリタキセルA は架空の物質だろうけれど…
以前、仕事でパクリタキセルの製法(半合成)調べるのにイチイとかも検索したなぁ
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初の長編とのこと。科学を使った謎解きは、理屈がはっきりしちゃってるから、あっさり終わらざるを得ず、長編との相性はそんなによくないのかもしれないなぁと思う。
となると、登場人物の心の葛藤とか人間ドラマが中心になるわけで、科学を武器に愉快?痛快な解決劇とはならず、少し間延びした感じになったというのが正直なところ。登場人物の秘密も「秘密」にするほどの特徴か?という気がして、そこにも間延び感はなくはない。
あと、過去の登場人物が勢揃いする勢いででてきたから、これで最終回なのかと思っちゃったよ(笑)
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長編だけあって、今回は化学探偵というタイトルに合った内容でした。
七瀬さんのお節介に慣れたのか沖野准教授もいつの間にか悩み解決に積極的に関与する性格に変わっており、しかも事件解決に過去の関係者達が一丸となって協力するというシリーズものならではの展開が良かったです。
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初の長編、アメリカから留学の若き天才女子が秘めた問題解決をしながら、才能や化学への情熱、研究課題などいろんな問題への追究が進むのが面白い。有機化学の面白さも伝わってきて尚楽しい一冊。
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勢いのまま6巻。
はじめての長編だったけど、中弛みすることなく凄く面白かった。もう少し先のお話まで知りたかった。
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シリーズ初の長編、ということで今までのように賑やかな感じではなく、この、著者の別の作品に感じるような透き通った静かな気配のする話でした。トーリタキセルA、海外からの天才留学生と、二見という元学生、最後の方はオカルトサークルや、これまで登場した人たちが次々に姿を表して、なんだか物凄く感動した。
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化学探偵シリーズ初の長編でした。
主人公である沖野の研究室にエリーという天才留学生がやってきて、トーリタキセルAの全合成に挑戦するという物語。
エリーを通じて、沖野自身が研究者としての自分を確立していく様が描かれており、研究者という生き方に好感が持てる内容でした。
また、沖野と舞衣との関係がとても良好なものになっており、今後の展開を期待させる内容でした。続きも読みたいと思います。
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シリーズ初の長編。
四宮大学に初めての留学生を迎える。
彼女は化学の天才であり、大学では恩人が
失敗した研究に挑むが、そこにはある事情が
絡んでいた。ってな感じかな。