紙の本
小玉の甥っ子、丙が癒しキャラ
2017/06/19 22:06
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんか重苦しい話が続くなか、丙の登場に和む。鵬王子が闇落ちしてて、文林何とかしろよって感じ。小玉がお腹の子供(推定)のことを文林に言えたことは前進。女がに何に怒っているかなんて男には永遠の謎だわ。勝手に溝をつくられてもほんと文林お手上げだよね。梅花にはほんと元気になって欲しい。梅花がいなかったら二人をつなぐ人がいなくなる。文林、敵だらけで可哀そうになってくる。
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後宮らしい人間関係が渦巻く中で、前巻の最後に生まれてしまった亀裂が埋まったのは、よかった。とても。夫婦ごとの、色々な愛の形をみた。
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信頼関係は確実にある寄り添った夫婦関係ではあるんでしょうが、こう、もっとだね、情の部分をだね何とか盛り上げてもらえないもんでしょうかね?この2人。この調子でいくのかなー。また、30歳半ばで、老いとか衰えとか気にするほど忍び寄ってるんでしょうか。武人としての体力問題なのかしら?そして第一皇子の鳳が暗黒面を醸し出して来たフラグか!
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前回の、
距離感縮まったかな?と思った後の文林の失態。。。
文林と距離を置く小玉。
逆に言うと、人に対してそんなに思い悩まない小玉にしては
珍しい反応が
これがラストに見せる執着の片鱗だったのかと。
他人に対して割とさっぱりきっぱりしている小玉が
嫌なら離れればいいのに離れず、
情はあるけど踏み込み過ぎない
わかっていてそばにいる
一つの家族の形に似てるなと思った。
最後に見せた珍しく執着しちゃった姿に、
どうなっちゃうの!?とハラハラ。。。
なろうサイトの著者の方のコメントではドロドロしないらしいからまあ、、、という感じだけれども。
皇子二人の(特にお兄ちゃんの)行く末がしんぱーい!
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いよいよ隣国と交渉も決裂。戦が始まるぞというときに浮上した後継問題。
あの淑妃が黙っていないだろうと思いきや、皆で集まった場で淑妃の息子であり文林の長男・鳳が小玉を侮辱。それに怒った小玉の継子であり文林の次男・鴻が鳳に噛みつくという修羅場に。淑妃が貶めまくっているからか、それに感化されたのと大事にされている鴻がうらやましかったようなモノローグ付きで、幼いながらも複雑な心境の鳳のようですが、もちろんこれは大問題に。後継は鴻にすると決まりました。
あの淑妃がこれで黙っているわけはないでしょうよ。
小玉は軍のまとめ役として出陣することになり、暗殺する機会はたくさん。鴻は当然守るものがいないので、小玉の甥を宮廷に呼ぶという荒業で乗り切ることに。
でも鳳も母である淑妃はいらない、らしいですよ。役に立たないし怒ってばかりだから?と。どうなる、この先。
戦に出るぞというときになってようやく文林にたいして気持ちが固まったというか、開き直ったかのような小玉。
対していまだこの期に及んでぐずぐずしている文林。うわー、面倒くさい男だわ~、というのが今回の感想。
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本編より、あとがきの30代後半更年期の始まりで少し不安定、という設定にショックを受けた。。。
本編はそこそこ気に入っただけにあとがき読まなきゃよかった
個人的にうまくいっている夫婦やニケーションをきちんととれている夫婦なんて多くはないと思うので2人のすれ違いとかよくわかるんだけど、少女向けではないかもなぁ、このビターさ。
2017.9.19
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後ろ向き小玉がやっと前向きになり次は戦との場面でラスト。カッコイイ小玉がみたいです。
小玉の義子の第三皇子鴻、第一皇子鳳、小玉の甥丙、明慧の息子誠と子供世代が登場して楽しい。
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二人とも言葉足らずなうえに、お互いに自分の気持ちも整えられていないまま、最初からボタンを掛け違えたまま寄り添ってきた。しかも、事をややこしくしているのは、公と私の顔を使い分けねばならないということ。でも気持ちもあるし、相手のこともお互い心配っている、そしてタッグを組めばやたら仕事のできる。そんな同族会社に勤める夫婦を見ているみたい。あとがきで、作者の長い長いストーリー想定が明かされびっくりした。更年期情報にもっとびっくりした。
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> 傾きかけた国で君主が理想主義に走ることほど恐ろしいことはない
、が身に染みる
しかし小玉よ、それを愛というのではないかねえ
それを言葉で伝えなくば文林には伝わらないんだけどなあ
鳳もどんどん壊れてきてる
味方も敵もどんどんいなくなっていくなあ
諸行無常
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軍人皇帝の第六弾。
たしかにこの順で読むべきだった。
三人娘が結婚祝いのお礼に来たり、
皇子がかみついたり、
甥っ子を皇子と引き合わせたり、
後宮物語が書かれていたり(それはどうかと思うけど)
と楽しそうな場面があれこれあった。
そして、戦いへ。
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会話の中にしか出てこなかった丙が、満を持して初登場。
小玉との掛け合いもなかなか、小玉の養い子である鴻も懐ける見た目でなによりでした。
さて、そんな丙がなぜ登場したかというと、
隣国から侵攻され、和平交渉は決裂、
侵攻してきた国は優勢に押し返していたものの、
さらにもう一国が脇から攻め込み敵国へ加担、連合軍となったため防衛戦が本格化。
とうとう軍を率いて、皇帝の名代として、小玉が出征することとなったためでした。
小玉なりに、死ぬ覚悟をして。
裏切らないという誓約を忍ばせての人質として、丙を差し出す側面も。
差し出された丙は、知る由もないのが救いでしょうか。
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面白かった。戦になったものの、小玉を出さない文林、そして文林と小玉の天然っぷりをすれ違いの根元に据えるところが、もやもやでもあり、面白いとも思う。まあ、王道だわな。開戦と皇太子問題、小説の展開のためにちゃんと問題を残しつつ、なおかつその場面をスッキリさせるというのは、良い手際。中年主人公カップルの老いもまた、主題に読めるところが、なんとも興味深い。そんなに重くもないロマンス度低めの政治ラノベという感じがとても良い。個人的にはもうすこしバトルシーンが多くてもいいが、なんせフィジカルに薄く、ページ数が少ない本なので、これぐらいか。この薄さでこの満足感はコスパ良いと思う。