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分裂と統合の日本政治 統治機構改革と政党システムの変容 みんなのレビュー
専門書 第17回大佛次郎論壇賞 受賞作品
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紙の本
なぜ二大政党制を志向して制度改革がなされたのに二大政党の一方の極(自民党に対抗する野党)が育たないのか
2017/08/09 10:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本で注目するのは地方政治。選挙制度改革によって衆議院の選挙制度は中選挙区制から小選挙区比例代表制へと変化したが、地方政治においては中選挙区制(単記非移譲式投票)が継続された。一方、1990年代~2000年代にかけて地方分権が進む。中央政府の権限が地方自治体へと移譲され、知事や市町村長といった首長の権限は以前よりも強くなった。この地方政治における選挙制度の問題点は、著者の『民主主義の条件』でも強く主張されていたが、本書ではそれに加えて地方分権による首長の権限の強化の問題もとり上げ、その問題が中央政治にまで実際にどのような影響を与えているかが実証的に分析されている。
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