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みんなのレビュー360件

みんなの評価3.1

評価内訳

高い評価の役に立ったレビュー

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2018/11/30 22:23

世界を知るヒントだらけの小説

投稿者:シュパーゲル - この投稿者のレビュー一覧を見る

ビッグバン、宇宙、宗教、脳、世界の認識、量子力学、素粒子、セックスカルト教団、公安、テロ、内戦、食糧危機、アフリカ、国際貢献、靖国、右傾化、これらが一つの壮大な物語に帰結していて圧倒されました。

世界を知るヒントだらけの小説で
ずっと引き付けられっぱなしでした。

中村氏、すごいなあ。才能が怖い。
参考文献の多さたるやもの凄い。

一番ハッとした台詞は
「特定の業界が今回の出来事を動かしているものでもない。つまりは複数、黒幕達がぼんやりいるということだ。様々な業界、国内外問わず様々なグループからの要求が重なり、その全員が何かしらの利益を得るために出来事は起こる。株価の動きも、背後にいる連中達の正体を知る上でヒントにはなる。彼らは国というシステムを使っているだけだ。国など存在しない。国など抽象的な意味以外ではもう今の時代本当は存在しないんだよ。ただ彼らが利用するためにその概念を使うだけだ。国民などどうにでもできる。右傾化させようと思えばあっさり右傾化できる。」
でした。

真犯人や実行犯が追及されない数々の未解決事件などもこのように起こっているのだろうなあとハッとしました。殺人の映像が残っているのにも関わらず、全く追及されない事案すらある冤罪も多い事だろう。

教祖の奇妙な話は繰り返し読みたい。

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低い評価の役に立ったレビュー

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2017/09/13 20:56

多すぎる性描写に辟易

投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編でも長編に勝る深みのある小説もあれば、長編なのに短編に満たない内容のものもある。
この本は後者。

おそらく作者自身が抱いている貧困や戦争責任といった社会への問題が、ところどころ書かれている。
それ自体は別に構わないが(書き手が、その主張に酔っているのが伝わって、少し気持ち悪いが)、それらの問題意識が、肝心の教団(の教義)とどのように繋がってくるのか、まったくもって不明。

教団の中では、単にフリーセックスが行われているだけで、その描写がダラダラと続き辟易する。
曲がりなりにも、信者を集めている教団なのに、信者たちが何に惹かれて入信しているのか、さっぱり分からない。

だから、クライマックスとなるべきテロの必然性が全然響いてこなかった。

※内容とは関係ないが、やたらと出てくる「微かに」という表現が目についた。

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360 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

世界を知るヒントだらけの小説

2018/11/30 22:23

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シュパーゲル - この投稿者のレビュー一覧を見る

ビッグバン、宇宙、宗教、脳、世界の認識、量子力学、素粒子、セックスカルト教団、公安、テロ、内戦、食糧危機、アフリカ、国際貢献、靖国、右傾化、これらが一つの壮大な物語に帰結していて圧倒されました。

世界を知るヒントだらけの小説で
ずっと引き付けられっぱなしでした。

中村氏、すごいなあ。才能が怖い。
参考文献の多さたるやもの凄い。

一番ハッとした台詞は
「特定の業界が今回の出来事を動かしているものでもない。つまりは複数、黒幕達がぼんやりいるということだ。様々な業界、国内外問わず様々なグループからの要求が重なり、その全員が何かしらの利益を得るために出来事は起こる。株価の動きも、背後にいる連中達の正体を知る上でヒントにはなる。彼らは国というシステムを使っているだけだ。国など存在しない。国など抽象的な意味以外ではもう今の時代本当は存在しないんだよ。ただ彼らが利用するためにその概念を使うだけだ。国民などどうにでもできる。右傾化させようと思えばあっさり右傾化できる。」
でした。

真犯人や実行犯が追及されない数々の未解決事件などもこのように起こっているのだろうなあとハッとしました。殺人の映像が残っているのにも関わらず、全く追及されない事案すらある冤罪も多い事だろう。

教祖の奇妙な話は繰り返し読みたい。

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紙の本

教団X感想

2017/07/19 06:57

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:右ソルデ - この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり難しかったけど、ヒントに満ちていて、かなり勉強になった。読み終えた後、私の中の財産が増えました。
人間とは何か、どうやって生きるか、死とは何か、幸せとは何か、考えるきっかけになりました。
私なりに精読し、そしてもう一度読もうと思う生きる上でもかなり重要な財産です。

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紙の本

中村文則さんの強い意思が伝わる本

2022/12/30 12:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yy - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直、気持ち悪くなるシーンも多いですが、読みごたえ十分で、何より著者の中村文則さんの強い意思が伝わる本だと思います。

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紙の本

人生っていうのは、比べるものじゃない

2021/05/17 21:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「人生っていうのは、比べるものじゃないって。一本の道。人の。一本の道を、誰かと比べることなく生き切ることだって。誰かの人生を参考にするのは別にいい。影響を受けることだって、でも比べすぎては駄目なの。(中略)、他の人と比べることなんて、どうだっていいの。大事なのは、目の前に出現したその自分の人生を歩くってことなの、他人と比べるなんて無意味。どんな人生も価値の上では等しい。それがどんな人生であっても」立花は”R”に洗脳されているように思える高原に叫ぶ。いい言葉だと思う、私もすぐに誰かの影響を受けて、あの人みたいに生きなくては思ってしまう、比べたって仕方がない、自分は自分だもの

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紙の本

理性と欲望

2018/05/12 23:47

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分の前から消えた女性の後を追う男が”教団X”をめぐる大きな渦に巻き込まれていく。人間の善と悪、理性と欲望の対立を描き出す中村作品らしさが感じられる。人は何のために生きてるのか。誰からも相手にされない人生に意味はあるのか。考えさせられる命題があって面白かった。

「他人と比べても仕方がなくて、ただ自分の前に広がる人生を歩いていくだけ」という言葉に救われました。

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紙の本

好き嫌いがわかれる

2017/08/02 17:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねこる - この投稿者のレビュー一覧を見る

確かに読みにくい部分もあり、教祖のお話は特に文字がページにびっしり。ギョッとする時も有りましたが、、、。
でもどちらかというとストーリー部分より、このお話部分が好きでした。ストーリーよりこっちがメインで書きたかったのかなあと、思いながら読んでいました。
残念なのは登場人物の描写がほぼないので、何をしもボンヤリしたイメージしかないような感じで、何か物足りない。
エンターテイメント性を求める小説ではないのだと途中から気づきましたが、私はとても楽しめました。

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紙の本

愚かな指導者に率いられた人々は不幸である。 思想の誤りこそ全ての元凶。

2022/05/13 10:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

愚かな指導者に率いられた人々は不幸である。
思想の誤りこそ全ての元凶。

そんな読後感。

著者の歴史観、文明観、宗教感が縦横無尽に語られる。

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紙の本

教団X

2020/08/30 22:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

オウム真理教を思わせる内容でしたが、国家の陰謀と宗教の考え方による洗脳の厳しさが良くかかれていると思いました。不磨雑な精神を書いているので少し読んでいて難しい場面がありました。

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紙の本

感想が難しい

2017/07/25 22:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る

文庫になったので購入しました。
話がどうにも重たすぎる。
「教祖の奇妙な話」は面白かった。こういう発想もあるのかと。
まぁ、それが宗教なんだろうけど。
でも、性的な部分も含めて、基本的に発想が極端なのかなぁと感じました。
感想が何とも難しい。

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紙の本

こわれてる

2017/12/26 12:15

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

何かを見せてくれるかと期待したタイトルと、「絶対的な悪、圧倒的な光」なんて帯に惹かれて読んでみました。
残念ながら、自分が何者であるかわからなくなった人々のの群像劇としか読めませんでした。

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紙の本

多すぎる性描写に辟易

2017/09/13 20:56

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編でも長編に勝る深みのある小説もあれば、長編なのに短編に満たない内容のものもある。
この本は後者。

おそらく作者自身が抱いている貧困や戦争責任といった社会への問題が、ところどころ書かれている。
それ自体は別に構わないが(書き手が、その主張に酔っているのが伝わって、少し気持ち悪いが)、それらの問題意識が、肝心の教団(の教義)とどのように繋がってくるのか、まったくもって不明。

教団の中では、単にフリーセックスが行われているだけで、その描写がダラダラと続き辟易する。
曲がりなりにも、信者を集めている教団なのに、信者たちが何に惹かれて入信しているのか、さっぱり分からない。

だから、クライマックスとなるべきテロの必然性が全然響いてこなかった。

※内容とは関係ないが、やたらと出てくる「微かに」という表現が目についた。

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紙の本

苦行

2017/07/19 17:43

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぱやぱや - この投稿者のレビュー一覧を見る

アメトーークで若林、又吉が絶賛してたので文庫になるのを楽しみにしてましたが...
どこが良いのかサッパリ...読書を極めた人間じゃないと楽しめないのかな?
本当はマイナス点を付けたい!
作者の精神状態が心配になりました。
この本を読破することが教団Xからの最大の苦行でした...
この作者の作品は二度と手に取りません!

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2017/11/18 22:31

投稿元:ブクログ

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2017/07/31 22:01

投稿元:ブクログ

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2017/07/04 23:35

投稿元:ブクログ

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