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地方競馬場から中央に打って出る、若い女性ジョッキーたちの奮闘を描く「風の向こうへ駆け抜けろ」の続編。相変わらず、胸が熱くなる秀作だった。
喋らない厩務員誠の謎だったり、以外の美人ジョッキーが出てきたり、話が中国系の有名人だっり、また読みどころ沢山。ラストでは目頭が熱くうるんでしまった。
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風の向こうへ駆け抜けろの続作
たとえ火の当たらない道であっても
顔を真っ直ぐに上げてつきすすんでいけば
いつしかそれは
正道へと変わる
前作からの布石がいろいろと繋がり
それぞれが抱えた問題を乗り越えていく
そして
一致団結してレースにのぞむ
大海原の荒波のように次々にやってくる
困難や試練と立ち向かい
ときとして支え合い
ときとして傷付け合いながら
自分たちは生きていく
諦めずに立ち向かい続ける
最後のフィナーレ
爽快な気持ちで読了
まだ、続きを見たい!
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風の向こうへ駆け抜けろの続編。
前作は地方在籍馬が桜花賞に挑戦する内容だったが、今回はチャンピオンズカップに挑戦する内容。スポーツエンタメとして競馬好きには良かったが、伏線が乏しいことから若干の物足りなさは感じた。ただラストは爽やかな感じで終わっており、読後感は良いと思う。
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前作に引き続き、レースの光景が頭に浮かぶようで、息遣いを感じられそうなくらいドキドキしながら読んだ。
馬って賢くて個性があって繊細で優しさにあふれた動物で愛しくなる。
今回はいろんなライバルが登場しながら、より一致団結した緑川厩舎が見られた。
何より、誠が振り絞った勇気に涙した。
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「風の向こうへ駆け抜けろ」に続きあっという間に読み終わった。
JRAの協力もあったと思うが、競馬の細かなところや厩務員、ジョッキー、馬の心情まで描出しているのには驚かされた。マカン・マランもそうだが、古内一絵さんは人の心を表現するのが素晴らしい。
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「風の向こうへ駆け抜けろ」の続編。
地方競馬の若手女性騎手の瑞穂が、緑川厩舎の仲間達と再びGIを目指す。
瑞穂の乗るフィッシュアイズが、曲者で子供のように可愛くて繊細でパワフルで…とても好き。
他の馬にもそれぞれ個性があって、知らない世界なのだが、読んでいてとても楽しかった。
爽やかな読み心地の青春小説という感じ。
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レースの様子がすごいワクワクして読んでいてとても良かったです(*^_^*)馬との関係が心が一つになっている感じでいいなと思いました!最後までワクワクドキドキで読んでいて楽しかったです(*^▽^*)
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風の向こうに駆け抜けろの続編ですね。
地方競馬、女ジョッキーの大変さが伝わります。
最後は少し出来過ぎな感じもしたけど続編が読みたいですね。
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前作に続き、色々な登場人物が増えていて、楽しく読むことができた。途中から恋の話が多くなってしまったのは、競馬好きとして少し残念だった。
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最後のチャンピオンシップは、まさに競馬を目の前にしているかのようで熱くなりました。
地方競馬や、女性ジョッキーを取り巻く環境など、普段は触れることない世界を見られておもしろかったです。
ただ、馬好きとしてはもう少し馬の話が出てきて欲しかったかなと思い3にしました。
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競馬のこともかなり調べてあってそれなりにリアリティのある話で気楽に楽しめるのだが、色恋に傾きすぎなのが残念。
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ちょっと内容が散らかり気味にも思えたけど、気持ちよく読み通せました。区切りの今年100冊目、楽しい物語に出会えて感謝。
でも、えー、これ続編だったの?
前作も読まねば。。。
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2021年末の有馬記念前に放映されたドラマをきっかけに読んだ1冊。
ドラマを観ていて何となく既視感を覚えていたのは、前作を読んでいたからだということを、ブクログの過去ログから知ったという(笑)
ドラマを観ていたのもあって、登場人物などがよりイメージしやすくなってるのはよかったかなと。
ただ、当たり前といえばそうなのだが、ドラマは原作を脚色しているので、その辺で若干の矛盾というかズレはあったかなと。
でも、競馬小説としてはなかなかの完成度だとおすすめできる。
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ドラマの続編があってもいいと思うけれど、どうせやるなら民放ばりに映画化してもらって迫力満点のレースシーンを大画面で観てみたい。仇敵となったティエレンの小馬鹿にした態度や仕草をCGで再現できたら最高なんだけど…。
ちなみに作者がやりたいプロローグとエピローグは別にいらないか、と。最後のレースが盛り上がり、その後に続く感動的な二人のやり取り(フェミ的にも重要)の余韻を残して幕を引けば、第三作(当然やるでしょ)への期待が大いに高まるんだから。
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緑川厩舎の人たちは、今は瑞穂に協力して、一丸となってG1を目指している。
ある時、風水師が優秀な血統の馬を預けたいと言ってくる。この馬でフィッシュアイズに勝って欲しいというのだ。瑞穂はこのティエレンに騎乗して、フィッシュアイズと戦うことになった。
ここへ、光司の母親、誠の母親、光司のかつての恋人である女性騎手が現れる・・・。G1の出場は、勝敗は・・・。そして、フィッシュアイズの秘密が明かされる。
なんだかいろいろなことが起こってきた。
人と人との物語が描かれて、物語はますます深みを増していく。マカン・マランでもそうだったが、どんな登場人物にも登場する必然があり、生かされる場所と、理由があるのだ。
『風の向こうへ駆け抜けろ』の続編というより、これはひと続きの物語だった。フィッシュアイズや瑞穂、誠、光司や緑川厩舎の、これからがとても気になる。ここからの続編はあるのだろうか。