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前作「エスケープ」の翌年の全日本選手権のドキュメンタリー。
アタック、カウンター、逃げ集団と先頭集団の違い、レースが決まる局面、今回もロードレースのイロハを沢山教わった。
著者の佐藤喬氏、注意して名前を探すと栗村修氏の”輪”生相談の編集をしてたり土井雪広選手の「敗北のない競技」の企画・構成を担当してたりとこの業界の敏腕編集者みたい。
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エスケープに続く第2弾。前回よりもレース部分は少なく全体の半分程度。前半はレースまでのチームや選手解説。後半はやっぱり臨場感があって迫力を感じられドキドキしながら読むことが出来た。2016年版が出たらまた買います。毎年書いて欲しいな。
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2014年の自転車ロードレース全日本選手権を取材した前作『エスケープ(http://booklog.jp/users/junjinnyan/archives/1/4777815072)』も面白かったけど、2015年版の今作も手に汗握った。レース結果を知らない方は、ぜひ結果を知らないまま読んで!
「レースを見ている」というより「一緒にレースを走っている」ような感覚が味わえる、こんな興奮する読書体験、そうそうできない。
選手が一人ひとりが生き生きと描かれていて、思わず応援したくなります。ブラーゼンの選手たちがかわいい。
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全日本選手権ロードレースを書いたノンフィクションの第二弾です。本作は、舞台となる那須をホームタウンとする新興チームの那須ブラーゼンと、同じく栃木県を本拠地とする強豪の宇都宮ブリッツェンの二チームを中心に描かれるので、どうしてもこの二チームへの思い入れが強くなってしまいます。
特に、「エスケープ」を読んだ者なら2014年度の覇者、佐野淳哉選手に一角ならぬ思い入れがあるので、その佐野淳哉選手がレースを託した鈴木龍選手に優勝して欲しい、と思いながら読み進めてしまうのは仕方のないことなのかも知れません。
こんな書き方すると鈴木龍選手が優勝できなかったことが分かってしまいますね。そこは残念ではあるのですが、レース終盤の盛り上がりは健在です。駆け引きに勝った者と負けた者のドラマは読み応えがありました。今回もリアルならではの醍醐味を存分に味わえます。
佐藤喬さんに、いつか、那須ブラーゼンに密着した一冊を書いてもらいたいな。あと、鈴木龍選手の密着も。
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エスケープに続く2015年全日本選手権を扱った本。
レース自体より、それまでの過程に重点がおかれる
気がする。
エスケープに比べると、興奮度が下がる。