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みんなのレビュー4件

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紙の本

なぜ、桜隊がその時その場所にいたのか

2017/07/17 00:43

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和20年8月6日、広島、移動劇団「桜隊」の9人が被爆し、5人は爆心地そばの宿舎で即死、4人は広島では一命をとりとめたが、2週間後には全員避難先で死亡した。昭和演劇史でも有名な桜隊の受難である。
大正デモクラシーに花ひらいた新劇が昭和の時代に入って戦争へと突き進む政治に蹂躙され翻弄される。桜隊の演出家の八田元夫と俳優丸山定夫も、治安維持法違反で拘留される、国策映画への出演を強制されていく。しかし、こうした中でも演劇人の主張を貫いていく様が描かれている。

本書の紹介で「8月10日からの2週間の被災地描写は、これまでの原爆を描いたどんな作品をも圧倒する。」とされているが、これまで読んできた被爆時や被爆直後を描いたものと比べてそれほど圧倒するものではない。
しかし、「なぜ、桜隊がその時その場所にいたのか」は偶然ではなく、戦争へと突き進んでいった政策によるものであったことが丹念な取材で解き明かされていく。
戦後70年以上が過ぎ当時の関係者はいなくなった。
そして、現代版治安維持法といわれる共謀罪が施行された。
今、戦争へと突き進み数知れない悲劇を生み出したことを振り返るべき時期に、本書は時宣にかなった出版である

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紙の本

「彰子と禾門」が白眉

2017/09/23 19:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiroyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る

櫻隊の悲劇は、新藤兼人監督が「さくら隊散る」として映画化(この原作は江津萩枝の「櫻隊全滅」)されており、知る人ぞ知る話ではある。しかし、映画は丸山定夫、園井恵子、高山象三、仲みどりという生き残った(と思われた)4人が、如何に原爆の放射能により惨死したかに焦点が当てられ、即死した5人については、殆ど触れられていなかった。
 この著書で一番印象に残るのは、タイトルの「演出家・八田元夫」(彼も演劇人として立派な生涯だった思うが)よりは、「彰子と禾門」であると思う。森下彰子とは、「さくら隊散る」では即死した一人として殆ど描かれなかった女優である。彼女が新婚間もなくであり、その夫は「無法松の一生」で園井恵子の息子を演じた川村禾門とは、何という運命のめぐりあわせ。そして、残された彰子から禾門に送った45通の恋文。もちろん、禾門から彰子に出された手紙もあったはずだが、それは当然の如く広島で焼かれたのであろう残ってはいない。1通だけ彰子が「他界したのではないかと思」いながら、自分の親族の疎開先に出された手紙は残ったが...。
 著書に添えられた写真の若き「彰子と禾門」は、現代でも通じる美女と美男のカップルである。そして、晩年禾門は白井佳夫が企画した「無法松の一生」の削除シーンを再現する朗読劇に参加する。ビデオカメラを廻した1993年8月5日、禾門は初めて森下彰子のことを語りだす。本書の白眉のシーンであると思う。こうして書いていても胸が熱くなって、泣ける。

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2017/10/17 14:23

投稿元:ブクログ

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2018/01/13 21:06

投稿元:ブクログ

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