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投稿者:KKキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
AIに取って代わられるのは、何も銀行員だけではないと思うが、そもそも論として、手数料収入目的のリテール営業を本業としている銀行を「社会の公器」と言えるのか、という…。
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最近の金融機関の動向を取りまとめている。その動向からすると、旧来の銀行員は生き残れない、ということでこのタイトル。
日経から出版されているということもあり、もう少し銀行員の仕事を掘り下げた上での分析や提言を期待していたが、そこまでではなかった。
誤字も散見されたことから、読後感はバツ。
フィンテックの動向はしっかりとフォローしておかなければならない。銀行を取り巻く環境は激変しているということは、改めて認識させられた。
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つまんなかったあ。
元銀行員が銀行の現状を取り巻く、FIntecとかも含んで軽く分析というか、内容からして薄くなるのはしょうがないけお、あげく失職ってのが、聞かなくてもわかってるくらいの当たり前のことで。
なんなんだ。
大手銀行と地銀や信金の差異はなるほどと思わなくはないけど、なんでこの程度のレポートが本になりしかも売れてるんだ。
世間の認識がこの程度と思えばそうなのかもしれないけども。
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普段こういったビジネス書は買わないのだが、内容に惹かれて買ってみた。
銀行の今おかれている状況を俯瞰することが出来た。
マイナス金利は必ずしも好景気には結びつかず、無借金経営(与信が成り立たなければ金融の介在する余地がなくなる)ばかり、営業もろくにやっていない中、銀行のおかれる位置は微妙だ。一時期「商社不要論」が言われてしまったが、「銀行不要論」も言われてしまう時代が遠くないだろう。バブルの頃の「不良債権」もまだ終わっていないようだ。事実、地銀は統合が進んでいる。案の定、マイナス金利は銀行の死蔵を進め、各種手数料商売に走り出している。そうすると預金者は敬遠しタンス預金に走る、それの打開策を見いだせていない(後半のAI云々の箇所は専門知識がないので、理解は難しかった)。
基本ビジネス書であるので、営業や経営の示唆もあったが、そこは斜め読みであった。各々の人材の営業力やAIの投入でいなくなってしまう人材の示唆が記されていた。
全体として、専門書のようでもあった。あまり普段を手を出さない分野でもあるので、最近の経済系の動向をしるよいきっかけにもなった。
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銀行という産業の特色、銀行員の思考、金融庁の思考、これから何が求められるのかを丁寧に論証。
丁寧すぎてページ数が膨らんだ感が。
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「銀行員を応援するつもりで書きました」と、著者は「終わりに」で書かれていました。
銀行業界や金融を取り巻く環境について、現状把握や今後の展開が予想でき、意義のある書籍だと思います。
3章、4章はAIやフィンテックの解説になっていて、今後必須であるこの分野の知識が乏しい方には、「一粒で二度おいしい」的な章かもしれません。
結局は人間力がものをいうという主張は、同感です。
AIが台頭する時代が来ても、AIを活用する人間の能力がなければ、AIの機能が十分に発揮できないことでしょう。
AI×人間 で、未来を明るくできますように。
金融パーソンでなくても、金融を利用する一般の消費者にとっても、時代の変化についていく必要があり、このぐらいの知識は持っておきたいものです。
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日本語能力検定(JLPT)N2=大学留学の条件
N4=就労ビザの要件、N5=日本語学校入学
高度人材に対しては、最速で1年で永住権を与える。
雇用、設備、債務の過剰が再び顕在化。
銀行システムはオープンAPI化でフィンテック企業からシステムを購入する方向。
ブロックチェーン革命
管理者は存在しない、記録は改ざんできない、記録は後悔で分散的な仕組み=システムダウンはない、決済機能
エストニア共和国はブロックチェーンを国家として採用している
ゆうちょ銀行の融資額は3兆円程度、預金は177兆円程度。財政投融資のような運用先がない。
JAバンクも融資先に困っている。
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ひたすら「銀行の今後」を心配する内容。去年の6月に書かれてるから情報は新しいし、元富士銀行の人が書いていているから説得力があった。煽り属性強すぎる感じは否めないけど、嘘八百を書き並べてるわけではない。銀行員は今後具体的にどうしていくべきかといった部分までは踏み込めておらず、若干話が散らかりがちだったのが残念。
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銀行員 大失職
2017/6/2 著:岡内 幸策
フィンテック、AI,ブロックチェーンなどIoT化やデジタル化による第4次産業革命の波が、従来の金融機関の役割や業務内容を激変させる。
従来の権威や評価が崩壊するなかで、IoTをうまく活用できる人材が求められていることは事実だが、何よりも必要なのはコミュニケーション能力であり、とりわけ金融の世界では、人とのつながりがこれまで以上に重視される。
本書の構成は以下の7章から成る。
①変わる市場とニーズにどう応えるのか
②金融機関はいつからサービス業でなくなったのか
③AIでいらなくなる行員
④フィンテックが変える銀行業務
⑤デキる人材は埋もれている
⑥地域金融機関の存亡
⑦大手行の存亡
IT・AIにより今後近い将来もどう変わるのかわからない。そしてそれは金融にも言えることである。変わらないから不安は募るばかりである。しかし、確実に訪れる変化。目を背けるわけにはいかない。それは全く見えないわけではなく、ある程度の仮説をもって対応していくしかない。
それは間違っているかもしれないが、その努力を怠ってはいけない。逃げず、立ち向かい、試し、間違いまた修正するということを繰り返す人だけが付いていけるのかもしれない。
変わることは怖い。
しかし、変わらないことはもっと恐ろしい。
見えないことが多すぎるものの、知識という眼鏡をもって少し先を見る努力は続けていきたい。そしてがむしゃらに対応していく気概だけは忘れたくない。
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金融機関がそもそもここまで凋落してきた背景と現在、それを踏まえた失職のプロセスが分かりやすいです。
その上で、何をすべきか?の指針にもなります。