おしゃべりな銀座 みんなのレビュー

投稿元：

レビューを見る

図書館より。

知ってる作家さん等斜め読み。
地方出身者にとって、銀座は敷居が高く殆ど行ったことのない憧れの場所。今の年なら銀ブラしても大丈夫かな？(笑)
さらりと読了。

投稿元：

レビューを見る

１９５５年、銀座の香りを届けるタウン誌として発行。
創刊号から、久保田万太郎、吉屋信子、源氏鶏太らが
執筆陣として、名を連ね、その後の連載からは
向田邦子「父の詫び状」池波正太郎「池波正太郎の銀座日記」
和田誠「銀座界隈ドキドキの日々」など名作多数が生まれ、
銀座の持つ文化的側面を伝えることを目的とし、
男性は上着のポケットに、女性はハンドバックに
収まるようなサイズ（１３×１８センチ）。
いろいろな時代の銀座がこの一冊に凝縮され、どの年代の
人が読んでもたのしいのでは？

銀座のど真ん中に生まれ暮らした人の執筆した文もあるが
私のように地方の田舎者で、気がひけるようなコンプレックスを
押しかくし、銀座を探検した思い出もたくさん掲載されていて、
「わかるなぁ〜」と共感を生む文も。

２０代に、雑誌で銀座でもセールがあると知り
勇気を出して鳥居ユキのブティックに。
そこで、素敵なツイードのスーツと、タフタ生地のブラウスを
求め、なんとも大きな獲物を勝ち得た気分で、下宿に帰ったことを
思いだす。

銀座は、とても敷居が高いのは現実としてあるのではあるが、
銀座の人間はそんなびくびくものの輩も受け入れる
本物の粋も備えていると感じたものだった。

投稿元：

レビューを見る

「銀座百点」昔から読んでいました！
何人もの方々による銀座にまつわるエッセイは、子供の頃から馴染み深い街の馴染みのお話～心地よいものです^^

投稿元：

レビューを見る

きらきらと輝くショーウインドウ、資生堂パーラー、銀座の街のぬくもり…。作家・女優・画家・映画監督らが綴る、とっておきの銀座のはなし50篇。日本初のタウン誌『銀座百点』から生まれたエッセイ集。

私にとって銀座というと伊東屋とギャラリーというイメージですが，５０人いれば５０通りの銀座のお話があるのですね。

投稿元：

レビューを見る

人それぞれ銀座のいろんな思い出がある。
私にも。
ケラリーノさんも書かれていたけど、
銀座といっていいのか、休みのたびに有楽町には映画を見に行っていた。
見た帰りは洋書屋さんにも立ち寄ってたし、鳩居堂や木村家さんにも。
高級そうな所は一切行かなかったけど、私みたいな庶民にも充分楽しめる銀座だった。
あの頃は目的の所しか行かなかったから、
今だったら行きたい所が山盛りだ。

投稿元：

レビューを見る

相変わらずハイクオリティな「銀座百点」。
高野秀行さんが銀座でスーツを買った話を読んで、百貨店や高級店は、そこで働く人のセンスに対してお金を払う場所でもあるんだよなぁと改めて思いました。ネット通販や量販店では似合っているかどうかを相談できるスタイリストのような店員はいませんから。高いレベルの接客の文化は、廃れないでいてほしい。
あと、2014年掲載のエッセイですが、作家の田中慎弥さんが、2022年の今現在でもケータイを持っていないのかどうかが気になりました。銀座の話とは別に。

投稿元：

レビューを見る

このシリーズが好きです。

なんとも華やかな物語の数々に、銀座に行きたい!と駆られます。

ただ、おそらく、ここに書かれている物語の多くは古き良き銀座なのでしょう。

実際グーグルマップ、ストリートビューで銀座8丁目の道路幅を見ても、そこまでの驚きはなく、今どき日本の至るところにあの程度の道路幅はあるわけで。

古き良き銀座に思いを馳せ、変わりつつも変わらないでほしいなぁと思います。