紙の本
サエとユナ
2017/09/14 14:39
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホッサルの治療が始まった・・・
王幡候とアカファ王のはざまで。
一方ヴァンは、自分の異変について実感と理解を!?
サエ再登場!彼女の立ち位置は!?
そしてユナは!?
個人的に、ずっとヴァンを追っかけていたいと思いつつ 3に進みます♪
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未知なるものへの恐れと、それを凌駕する好奇心。これでこそ真のファンタジ!!。何かと何かをつなぎ合わせたようなまがい物じゃない本物を久々に手にできた。早く続きがよみたい。
あらすじ(背表紙より)
謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故蘇ったのか―。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り…!?
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前巻の最後の場面を受けた修羅場から始まる物語は、咬まれた人々が次々と病に倒れ命を落とす。
征服者である東乎瑠の血を引く者ばかり倒れていく様に先住民であるアカファの民への疑心暗鬼が深まる中、相変わらずの祭司医との軋轢も感じつつも、ホッサルとその祖父・リムエッルは人の命を救う、その1点の信念を貫く。これが物語のひとつの柱。
一方、ヴァンの生活は落ち着いたものの、人格が変わるスイッチに気が付き、ワタリガラスの導きで自らの謎に踏み込む。これがもうひとつの柱。
さてさて、これらが来月にはどう展開することか。終盤、黒狼熱を追って辺境へ赴いたホッサルが、今度もまた犬に囲まれたところで to be continued.
期待が大きかったからなのだけど、私にはまだまだ喰い足りない。
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読んでる途中で間を空けてしまったので、話の流れが途中、わからなくなってしまった……。オタワル聖領のお偉いさんがエライ遠回しに物言う、所謂、政治的な陰謀渦巻く展開になってきた。マコウカンの立ち位置がイマイチわかりづらい。。。一気に読めば良かった……。
一巻で早々にドロップアウトしたサエが再登場し、ヴァンの身体に起こったことも何となく見えてきそうで、まだわからない2巻。3巻は間を空けずに読もう。
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読み終わってしまった。続きは来月かぁ…待ちきれないなぁ…
上橋さんの本は初めて読むんだけど、なんというか、金庸の中国武侠小説の世界観とどことなく重なるものがあるなって思った。おそらくそれは、この本の中の東乎瑠の死生観と武侠小説の中の中華世界のそれが似ていると思ったからかも。
なんにせよ、続きが待ち遠しいのです。
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大体、病気をテーマにするととんでもなくウソくさくなるのだが、これはそんなことがない。
そしてこのテーマをファンタジーでやってしまうのがもっとすごいところ。
それに加え、風習やら文化やら国同士の微妙な関係やら生き物の生態やらリアルに描き出している。
お見事です。
あとヴァンさん素敵。
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侵略者の東乎瑠と侵略され従属したアカファ
アカファを裏からあやつるオタワルの末裔
生命を救済しようとする医師と魂を救済しようとする医師
狼と山犬、大鹿と飛鹿の混血
アカファ在来の麦と東乎瑠が持ち込んだ麦の混淆
東乎瑠とアカファの混血
各所で対立と混淆が描かれる。
そして、その先に何が描かれるのだろう?
ヴァンとユナの未来は、この世界の未来にどう関わるのか?
この先が楽しみ。
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世界がどんどん広がっていく。少し時間を置いてしまうと記憶補完が必要なほどに……。
そして内容も面白かったけど、後書きにも感心しました。なるほどそういう見方もあるのか、と。
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古き疫病は、なぜよみがえったのか?若き天才医術氏が謎に迫る、ファンタジー冒険小説第2弾。
第1巻でこの物語の世界が少しずつ明らかになり、この巻では、多彩な登場人物がそれぞれ物語の要として動き出し、この物語の奥深さを感じてきました。
病のカギを握るヴァンとその病の謎に迫る若き医師ホッサルがそれぞれ中心となって、二つの話が進んでいく感じなので、2倍楽しめる感じでした。
この二つの話が今後どのようにつながって展開していくのか、次巻あたりで新たな展開がありそうなので、早く続きが読みたいところです。
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タイトルの「鹿の王」の意味がまだ掴めないまま、続く…となった2巻。ユナを誘拐する意味や、誰が何のために山犬をけしかけて病を流行らせているか謎のままの引き。焦れます。医療に対する考え方が決定的に違うのは厄介ですね。そういえば現代でも輸血などを拒む宗教があって子供を死なせてしまった事件がありましたっけ。
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少しづつ明かされて行く、病魔の原因とそれを別の角度から、シンクロしてくるだろう、ヴァンの行動。ホッサルとどこで結びつくのか?まだまだ謎が多い。
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大事に読みたいのに先が気になってハイペースで読破。
岩塩鉱で獣に噛まれ、黒狼熱から唯一生き残ったヴァンとユナ。ある夢を見たそのときから、変わりはじめた身体。どうしても彼らの章に重きを置いてしまうけれど、鍵を握るのはホッサルの章なのだろうな・・・。
古き疫病を蘇らせた人物の正体は。
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常に,主人公達の向こう側に温かな視線を感じる.冒険という糸が追加され,至福以外の言葉が見つからない.
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続きまであと10日。。。
いまいちマコウカンの人物絵が思う描けなかったのだけど、
30前という言葉が出てきたからやっぱり若かったのかー。
サエに入れ込みすぎるなと言われた時点で
割と若いのか?と思っていたが。
読みながら頭の中で音声と映像を(アニメで)
再生させながら読む試みをしてみたのだが
私の中でホッサルは石田彰さんの声で完全定着した。
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全4冊の単行本
二冊目読了
前回発売後にまとめて買うべきだった。
続きが気になる。
同じ病に罹っても発症するもの、しないものの違いは何か。種族の違いや慣習や信仰が関係するのかと色々考えさせられながら読み進めた。
信仰と対立する医療行為。信仰より命が大切か。死後を信じる宗教にそれを捨てさせる治療を施す方法はあるか?