電子書籍
料理を食べて坂を上りたい。
2017/08/21 17:08
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「エンジン・ゼンカイ」は広島が舞台なんですけど、今どきこんなレトロな広島弁しゃべる人おらんわぁ・・・ってちょっと楽しかった。
死んでも心残りがあって坂の下に溜った所に居酒屋『綱』が出来ました。これが美味しそう。
死んで坂下に留まったら行ってみたいです。ここの料理を食べて坂を上ろう。
紙の本
じんわり死後の世界
2017/08/21 17:03
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一弾読んで随分経って、第二弾読み飛ばしてコレ読んでしまった・・・でも、分かります。大丈夫。第二弾はまた今度読もう。
7つのお話し入ってます。どれもジンワリしますね。
仕事人間、親友に言えなかった人、震災で突然死んでしまった人、会社の犠牲になった人などなど。
迷っても案内してもらえるなら安心かな。
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今回、新キャラのくろねこさんが素敵だった。
少女2人との関係が温かくて、切なくて。
ハヤくんが残した家族の様子も垣間見られたし。
彼らは、これからどうなっていくのだろう。続きが気になってたまらない。
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黄泉坂に行ってしまった速人、今迄は、慣れない処に戸惑いつつ他人の魂を救って来ましたが、娘も黄泉の世界に関わってきたり、奥さんも登場したり、そろそろ自分の未練を清算する時が近付いているのでしょうか?
あれっ?「最終話」とあるという事はこれでお終い?
でも、そうなると震災で集まった人達が作ってしまった虚ろの街は…⁇⁇
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この世とあの世の狭間にある入日村。
クラシックカー・デューセンバーグとして、死者の魂を送る「黄泉坂」を行き来する元タクシー運転手の速人と、150年生きて(?)いる少女・彩葉。
妖たちとともに、死者の未練を彼らなりに紐解いていく日々だ。
新型エンジンを開発していた自動車メーカーの研究者、あるお客を待っていた石巻の小料理店の板前、詐欺ビジネスを行っていた若者。
死者にはそれぞれ物語がある。
そして、速人には妻と娘がいた。娘の雪音は、父の帰りを待っていた……。
大切なことを話せないまま姿を消した人が、そこにいる。
今日もまた、誰かの魂が坂の下で足を止めるだろう。
その心残りに寄り添い、坂を上る手助けをする、速人たち「黄泉坂案内人」。
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この世に未練のある死者のお手伝いをする。妖や魂の話や死後の世界の在り方が新鮮。一人一人の想いに泣けるところもありました。
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「小説屋sari-sari」連載!それって何?~広島で新型エンジン開発を手掛けた男が死んだ後、プロジェクトは破棄される。東北被災地の繁盛料理屋のお供えが消えるのは、先代が坂の下の町に開いた「網」という料理屋が繁盛しているため。命を落とした消防団員の男とその息子。妻は後輩で妻を失った男との再婚を考える。airbandbで詐欺紛いの仕事のトラブルで反グレに殺された男の夢は遊園地を造ること。幼馴染みを野球に誘った男はプロに行ったが先に死んで、誘われた方は野球を已める潮時だと考える。黄泉坂でアメリカのクラッシクカーとなった速人の娘・雪音の仲良しが死んだ。ボイラーメーカーの偽装で自殺した社員が復讐を願うが、速人の妻に窘められて已める~イマイチやなぁー