紙の本
スピードと適応力をもった組織を作るためのビジネス寓話です!
2018/10/15 11:22
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ミーアキャットを主人公にしたビジネス寓話です。架空の物語を使ってビジネスに必要なスピードと適応力をもった組織改革について書かれており、非常に分かり易いとともに、楽しく学べることができるという大きな特徴をもっています。仕事に忙しく、読書に割く時間がない!と嘆かれるビジネスマンでも簡単に読める書ですので、ぜひ、多くの方に読んでいただきたい一冊です。
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コッターによる大人向けの寓話。基本フレームは、『リーダーシップ論』と『実行する組織』、2作の組み合わせ。言うは易しだが、議論をするための良質なケースだと思う。
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リーダーシップとマネジメントの違い、融合組織の在り方について、ミーアキャットの形を借りた寓話を用いて展開する。
大企業組織機能とイノベーション機能をいかに組み合わせるのか?片方だけでは成長できない、いつか崩壊する。
寓話の先にリーダーシップとマネジメントの本質を組み合わせた組織論の入口に立てる。
実行組織をいかに創るのかは実践していく中で掴み取るしかない…けどね。
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リーダーシップはイノベーションを育成し、マネジメントは運営を安定させる。両輪を回すことにより長期的に組織が運営できることが分かる。特にその事例を見せながらもポジティブな未来を描き、結果的に意欲を高める非常に良い逸話だと思いました。ただビジネス本初心者に対して注釈もあるがこの逸話だけどこまで外部環境に対して、内部をどうしていくかというところまで腹に落ちていくのは多少の疑問は残る。
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リーダーシップとマネージメントの良いとこ取りを推奨している本
ミーアキャットの群れを舞台にした大人向けの寓話という構成をとっています
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コッター関連で、カモメになったペンギンと併せて購入。
帯に小池百合子都知事が載っている。監修者らしい。政治が絡むと好き嫌いが出てくるとは思うがそこは置いておいて。
カモメになったペンギン同様、変化の必要性に接した組織の在り方についての本。初版2017年ということで、IoT、ICT等ビジネスを取り巻く状況が急速に変化する現状にあって、組織がどうあるべきか…という点を想定した本だったのだと思う。
たまたま読んだタイミングが今だったが、コロナという未曽有の環境激変にあって、非常に啓発される内容だった。成熟した組織が機能し続けるには、綿密なルールと統制が必要、けれどもそれだけでは変化に柔軟に対応することができない、モチベーションが高い小型の新進組織は各自が当事者意識とスピード感を持って物事に向かうことができる、しかし組織の規模が拡大してくれば統制のための新たな体制が必要となる。
通常は両立することのない、大規模組織の「マネジメント力」と小型組織の「リーダーシップ」を両立させ、成長し続ける組織を目指す…という話。
さすが組織論の第一人者である著者、短く明瞭なストーリーながら、一歩先の内容を語っている感がある。ストーリー仕立てなのも、分かりやすさ・受け入れやすさだけの意味ではなく、自ら考えるという点で意味があると思う。一方的に「こうだ」と説かれるより、象徴的な出来事から、自らの場合に置き換えて何が問題か、どうすればよいか…と考える。ただ本を読むよりずっと有益なことと思う。
本文内でも言及しているが、今このまま耐えきればまた元の日々が戻ってくる…という希望的観測はすべきでない。変化へ立ち向かってこそ、組織の存続がある。
コロナ禍の今だからこそ読んでほしい一冊。
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物語形式なので読みやすいです。
小さい組織側の人も、大きい組織側の人も、ずっと同じ組織にいる人は特に、気付きになる部分はあると思いました。
一方、いわゆるビジネス書っぽい方法論のまとめなどは(その内容的にも)少ないので、そういう目線でまとまった情報が欲しい人には向かないかも?