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富樫倫太郎氏の大好評の警察小説「SRO」シリーズの第7弾です!
2020/09/03 09:10
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「陰陽寮」シリーズや「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇小説や「軍配者」シリーズや「土方歳三 箱館戦争異聞」シリーズなどの時代小説、さらに人気の警察小説などを次々に発表されている富樫倫太郎氏の作品です。同書は、読者から大好評の「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズの一冊でもあります。内容は、新宿で起こった闇金業者殺しの現場から、同じころ遺体で発見された身元不明の少年の指紋が見つかります。新宿と亀戸、闇金業者と少年といった全く無関係に思える二つの事件の関連に興味を抱くSRO室長・山根新九郎は、法歯学の調査結果から、少年が実年齢より発達が遅れていたことを知ります。そんな中、東京拘置所特別病棟に入院している近藤房子がいよいよ動き出します。見込んだ担当看護師を殺人鬼へと調教し、ある指令を出したのです。そのターゲットとは一体、誰なのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
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近藤房子は最強
2017/08/22 11:05
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投稿者:レノキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わった瞬間に、続編を期待しています。
一日でも早く、続編が読みたいです。
24のドラマの様に、中毒性のある作品です。
知り合いも、みんなハマっています。
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シリーズ第7弾。
稀代のシリアルキラー・近藤房子が逮捕されても、さらなるシリアルキラーは出現するし、近藤房子は拘置所の中で、自分の後継者を育てようと画策したり、まだまだSROメンバーの安らかな日々は訪れそうにもない。
房子が逮捕されてから、確か2、3作出ているはずだが、そんなに時間は経っていない設定らしく、今作でやっと麗子の包帯が外れたところ。
ある日、亀戸で発見された少年の遺体から、少年少女が連続殺人事件に関わっていることに気付く。
彼らを追う山根たちだったが、房子も密かに反撃の機会を伺っていた…
児童虐待の子供たちを、犯罪に利用する大人や、房子の担当の看護師の美和子が殺人に手を染めてしまう背景にある介護の問題など、事件の方にも現代社会の闇が描かれ、いろいろと考えさせられる1冊でもある。
そして、ラスト!
次作はまた房子との対決が予想され、すごく楽しみ!
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あらららら、今度こそ麗子が危ないんでない?
ちょっと詰め込みすぎて、端折った感が否めない。すんなり行き過ぎでは、とも思うのは私が一気に読みすぎたせいか??(笑)
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再読。
後半~結末まで忘れてて、また楽しめてしまった。終始、不穏さが漂っていて、暗くなりがちなのにならないのは軽快なテンポで話が進むから?
美和子にはクズ夫殺害までいってほしかったな。
相変わらず「数年後の三郎」に期待大だけど、殺人キラーにはなって欲しくないなと真逆な心境を抱く結果になるとは。
《2017/7/27》
近藤房子、恐るべし。殺人キラーとして活躍する三郎の姿を見たいという不謹慎な期待が抑えきれない。
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201707/こんだけ色々詰め込んでて収束させてるのでスピーディーではあるが物足りない気も。でもさすがこのシリーズは面白くて、止まらず一気読み。近藤房子ネタでこうくるとは…。SROメンバー達がプライベートで抱えてるものも切なくて、「富樫先生!もうちょっと彼らを楽にしてあげて!」って思ってしまう。
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分かるけど、こう云う話はやっぱ好きじゃないなあ・・・ また近藤さんとの対決に戻るのね。次、読むかな?
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大好きなSROシリーズ。
登場人物の細かな描写が個人的な魅力だけど、
でもちょっと後半の展開バタバタと行き過ぎで、
登場人物の解像度が浅く見えたの残念。
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なかなかエグかった。読んでてこれは年齢制限を設けた方が良いのではと思ってしまった。こう言う発想の作品はお目にかかった記憶はないので斬新だったけど尾形の息子まで絡めたのはやり過ぎ。0係でも思ったが関係ない事件を同時進行させるのが好きだね。俺は嫌いです。
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このシリーズは怖いので読む前は緊張したが読みだしてからは一気読みだった。各室員のプライベートと捜査のシーンが交錯しながら多彩な展開を見せる。早速次巻が楽しみ。暗くて辛くてグロいので覚悟して読みましょう。でも淡々というかどこか飄々としたテイストです。シリーズ未読の人は1巻から読んでください。
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面白かったー。看護師さん家族のその後とかも気になるけど…。あと、子供達一人一人の事ももっと深く書いてほしかった。最後は一気にバタバタと終わった感じ。いくらなんでも解析早すぎないかな?近藤房子はまた外に出るのね。早く続き読みたい。
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エピソード0に続いて読んでみた。今回もドラマ『24』みたいに人がたくさん殺されていく(内容的には異常犯罪とかで『クリミナル・マインド』寄りか)。児童虐待と介護に苦しむ看護婦(房子がらみ)、SRO職員の個人的問題で物語は進んでいく。その先どうなるかでページがあっという間に進んだ。子供の虐待とか目を塞ぎたくなるようなことばかりだったなあ。そして房子さんで続けるのかなあ。そう簡単に逃げれたものかなってて思うんだけれど。ま、強烈だな。
1から読んでないので詳しくは知らないが、SRO?なんだろねっていうのが(FBIみたいなもんっていうらしいけど)。
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11月-3。3.5点。
SROシリーズ。ネグレクトの子供たちが起こす犯罪。
一方、近藤房子は獄中からいろいろ画策。
一気読み。次作も期待。
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冒頭から子供に対するネグレクトは衝撃。また、ダーとマムという犯罪者に操られているとは言え、平然と人を殺す少年少女たちに恐怖を覚えた。
尾形の息子に関しては、息子も母親も甘え、甘やかしすぎ。
それと並行して東京拘置所特別病棟に入院中の近藤房子は新たな殺人鬼を育て上げようとする展開。
二人三人と殺す毎に敷居は低くなり、四人五人となれば敷居自体なくなる。その殺人心理に背筋がゾッとした。
今作最後とエピソード0の最後が繋がったので、次回はまた近藤房子と対決か?間違ってもこの少年少女たちと近藤房子が手を組みませんように。
次回作も楽しみにしています。
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新宿の闇金業者殺しの現場から、亀戸で遺体となって発見された少年の指紋が見つかった。SRO室長・山根新九郎は、法歯学の調査により少年の発育に遅れがあったことを知る。同じ頃、東京拘置所特別病棟に入院している近藤房子が動き出す。担当看護師を殺人鬼へと調教し、ある指令を出した。そのターゲットとはー。