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紙の本
昭和期に活躍された澁澤龍彦氏のエロスに関する著作を集めた作品集です！
2020/07/26 12:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和に活躍され、マルキ・ド・サド氏をはじめ数多くのフランス文学を翻訳・紹介し、その他中世の悪魔学(デモノロジー)、美術評論、文芸評論、独自の幻想小説など幅広いジャンルで活躍された澁澤龍彦氏の作品集です。同書は、澁澤氏のエロスに関連するエッセイをいくつか収録したもので、「人形愛」、「アリス」、「幻想文学」、「近親相姦」、「処女」、「コンプレックス」などをテーマにした作品を愉しむことができます。いずれの作品も、1980年代の文章ですので、現在から見ると不思議な点もありますが、著者の博識ぶり、先見の明にはいつもながら驚かされます。難しい内容ではあるのですが軽妙な書きぶり、茶目っ気のある文章にあっという間に読めてしまいます。
紙の本
エロスの夢
2020/07/28 18:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
渋澤氏が少女をガラスケースに閉じ込めるとしたら、どんな光景になったのだろう。
清らかな永遠かエロスの最奥か。
渋澤氏の夢見るエロス、こちらとしてもなんとか見たかった。
惜しい。
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