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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
木下半犬さんのがドキドキしたかなあ。
え?って感じでした。
伊坂幸犬郎さんのは、いかにもという感じでおもしろかったです。
紙の本
5人の作家さんの作品集です
2023/09/06 08:41
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
皆さん、犬にちなんだペンネームに変えています。
大崎さんの「海に吠える」が、一番好きです。千葉の情景が浮かんできました。ただ、父親以外の大人がクズ過ぎて腹が立つ。
2番目は、横関さんの「パピーウォーカー」が良かった。ただこれも、関西弁が大げさで、興ざめする。
木下さんは、謎解きは面白かったが、ゲス表現が多く、途中で読むのを止めようかと思ったぐらい。嫌悪感が残った。
伊坂さん、貫井さんは、自分の好みではない。
こういう、作家さんの寄せ集めだと、好き嫌いが出てしまうのは仕方のない事。だが、新しい出会いもあるので、嬉しい事をでもある。
紙の本
犬のアンソロジー
2018/05/05 04:17
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投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬がモチーフなだけ
犬嫌いでも詳しくなくても読める
企画に合わせて著者名を変えているだけで
中身は一流作家ありのままの文章です
どの作品も味があって面白い
企画、依頼時の様子をまとめた
後日レポ(?)も楽しめた
…本ト貫井さんよくOKしたなー
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作家名が犬に変わってるのを見て、“おやおや、これは面白そう”と思い手に取りました。どの作品も楽しく読みましたが、特に犬崎梢さんと横関犬さんの作品が好きですかね。第二弾とかあれば読んでみたいです。
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ワンコな物語がニャンコに比べて不足気味だ~と嘆いていたところに現れたワンダフルだワン。
幸犬郎、犬崎、ドッグ郎と作者もワンコになっているのが、また楽し。
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犬にまつわる五つの作品を集めたアンソロジー。
伊坂幸太郎、犬目線での「イヌゲンソーゴ」読みやすくてワクワクする。
木下半太、「バター好きのヘミングウェイ」ハラハラする展開に目が離せない。同性としてハッピーエンドで(?)良かった。
横関大、「パピーウォーカー」盲導犬の世界を描いていて脅威深い。こちらもハッピーエンドでナニヨリ。
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犬に纏わる短編集。作者名を犬(ドッグ)付きに変更するのは悪目立ち。もちろん犬への愛情が感じられる小編もあるが、そうではないのも。。。。
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伊坂さんの作品含めて、そんなに面白いのはなかったかなぁ。あえていえば、「バター好きのヘミングウェイ」かな。でも、ちょっと奇をてらいすぎな気もする。
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図書館で。
犬言壮語、面白い。さすが伊坂さんって感じ(笑)
犬吠埼の犬の話はグっと来ました。
ダメ男に貢ぐ奥さんの話は、彼の夢を応援することと、生活費を渡さないことは矛盾しない、という辺りに大きく頷きました。全部面倒見てやる必要はないよね、うん。だったら離婚すれば?とも思うけど。
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サクッと読めた
バター好きのヘミングウェイが一番面白かったんで
作家さんググってみたらサンブンノイチの人だった!
作風が似ているなとは思ったけど、そりゃあ面白いわ
他の作品もよかった
作家さんの名前が一部犬になってるのも粋だし
こういう企画に賛同してイチ物語を書き上げる作家さんって
変にこだわりがなくて片刃っていなくていいな、って好感が持てる
今度別の作品も読んでみようかなってなる
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伊坂幸太郎・大崎梢・木下半太・横関大・貫井徳郎――当代きっての人気作家5人が、「犬」にちなんだペンネームに改名(!?)して夢の競演。犬をテーマにした五つの物語が紡ぎ出された……。
昔話でおなじみの犬もいれば(伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」)、地名の由来になった犬もいる(犬崎梢「海に吠える」)。はたまた、悪者が連れてきた犬もいるし(木下半犬「バター好きのヘミングウェイ」)、人のために働く盲導犬や(横関犬「パピーウォーカー」)、やたらと見つめてくる犬も……(貫井ドッグ郎「犬は見ている」)。
個性豊かな犬たちが踊る、前代未聞の小説“ワンソロジー"、ここに登場!
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イヌゲンソーゴは伊坂さんぽくてやっぱり面白かった。題名「イヌゲンソーゴ」の意味がわからないのですが。
バター好きのヘミングウェイもかっこいい女性の逆転劇が爽快だった。
犬が見ているは当然のごとく続きが気になった。
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犬にまつわる作品を集めたアンソロジーで伊坂さんの作品も載っているとなれば、大の犬好きで大の伊坂ファンの私が読まないわけにはいきません。
犬にまつわるお話を書くとなった時に花咲か爺さん、ブレーメンの音楽隊、フランダースの犬、桃太郎に出てくる犬達のエピソードを使うなんてやっぱり伊坂さんは、凄い。
勇敢な犬達の闘いはユーモラスながらもミステリーの要素もあり、短編なのに読みごたえがありました。
犬が人間に殴られてしまうシーンは、フィクションであっても個人的に受け入れられないのでその点が少し残念でしたが。
他の作家の作品も、まずまずの面白さ。
特に大崎梢氏の「海に吠える」はややもすれば暗く悲しい結末になりそうな流れでしたが、主人公の少年の、強く清らかな心の在り方(しかも不自然さがない)によって読後は爽やかな感動を覚えました。
他の作品も読んでみたくなりました。
気軽にささっと読めるのも、気分転換にはいいですね。
2015年6冊目。
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目次
・イヌゲンソーゴ 伊坂幸犬郎
・海に吠える 犬崎梢
・バター好きのヘミングウェイ 木下半犬
・パピーウォーカー 横関犬
・犬は見ている 貫井ドッグ郎
犬にちなんだペンネームに改名した作家たちが、犬にまつわる物語を書くという企画本。
『イヌゲンソーゴ』
意味不明のタイトルの意味が分かった時、星新一が好きそうな話だなと思った。
そうしたらこの本を企画した編集者が解説で、この企画に第二弾があったら”ポチ新一”の作品を拝借出来たら…なんて書いてあったので、もしかしたら確信犯なのかもしれない。
『海に吠える』
東京に母と妹を残して、父とふたりで知り合いもいない千葉の東端の町に転校してきたぼく。
それは、せっかく頑張ってきた有名私立校の受験を諦め、人生を棒に振ることになると考える母親は、「北の国から」の純や蛍の母と重なる。
将来の幸せを考えるのも大事だが、今の、子ども時代の経験の大切さは、何事にも代えられないんだけどなあ。
子どもが当然大人になれると信じていられる親の単純さというか能天気さに腹が立つ。
転校先で友達ができて涙ぐんで喜んでくれる父親と、「ふーん」な母親。
それでも、ぼくも妹も、両親どちらも好きなのだから、一緒に暮らせないのが辛い。
だけど子どもは親のところから巣立ってなんぼだからね。
良い落としどころだったと思うます。
『バター好きのヘミングウェイ』
違和感はきっちり伏線に繋がり、ストーリー的に破綻はないけれど、主人公の行動に納得がいかない。
いいのか、それで。
借金は返せてないぞ。
『パピーウォーカー』
長年盲導犬のマンガを読んでいたので、犯人も動機もわかったけれど、大事なのはそういうことではなくて、そうせざるを得なかった犯人の気持だよね。
そして、その原因となった人物の行動も現代的というか、言いにくいことでも家族に秘密はいけません。
丁寧に作られた良い作品でした。
『犬は見ている』
きゃ~、怖い怖い。
しかしホラーではなく、ジュブナイルSFのような怖さでした。
なんでだろう?
都市伝説をもとにしてるから?
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犬を題材にしたアンソロジー。どれもおもしろくあっという間に読めた。改名までする意味はよくわからない。