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あえて、この作品をいちばん最初に読んだ三年前と同じレビューを載せます。
三年経っても、同じ想いを感じたし、同じことを願いました。
「若い世代に、広く読まれますように。」
本当はずっと前からスタートラインには立っている。
でもそこから一歩を踏み出すのは、誰だって不安で怖くて動けなくなる。
一度は閉ざしてしまった世界。
不本意で切ってしまったゴールテープ。
でも、まだ終わりじゃないから。
世界はこんなにも広いから。
空は広くて、真夜中にだって小さくとも光はあるでしょう。
走ってるだけでは見えなかった星空を見上げて、そこに広がる新しい世界を感じて。愛しい手を取り合って。
On your marks,
さぁ、新たなスタートだ。
世界がどこまでも広がる可能性を秘めている10代の世代に広く読まれますように。
躓いても、何度だってスタートラインに立てることが、広く伝わりますように。
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不慮の事故から陸上生命を絶たれた女子高生とその走る姿に圧倒された星好きの男子高生の話。
真夏くんと昴の関係がもどかしくて微笑ましい。真夏くん視点でもうちょっと話が読みたかったな。
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自分は何ができるのか?
本当は…
事故で走ることができなくなった元エーススプリンターの昴に、星が好きな少年・真夏が自分なりの言葉で昴を励ましていく。
星を比喩した、真夏にしかすることのできない励まし方は、遠回しではあるがどこか昴の核をついていて、昴を優しく肯定していく。
一つのことで挫折しても、それでも挫けないで自分に自身をもって、やり直していこう。挫折したときには真っ暗に見えるかもしれないが、きっとセントエルモの光があるはずだから
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絶望の中で見つけた、ひとつの光。
強く美しい魂の再生物語ー。
かつて陸上部でエーススプリンターとして自信と輝きに満ち溢れていた高2の昴。
だが、ある事故によって走り続ける夢は無惨にも断たれてしまう。
失意のどん底を味わうことになった昴の前に、
ある日、星が好きな少年・真夏が現れ、
昴は成り行きで真夏のいる天文部の部員に。
彼と語り合う日々の中、昴の心にもう一度光が
差し始めるが、真夏が昴に寄せる特別な想いの陰には、過去に隠された出来事があった。
-------❁ ❁ ❁-------
さすが沖田円さん!
真夏が、昴にかける言葉の選択がとても素敵な作品でした。
欲を言うなら真夏視点からの部分をもう少し増やしてほしいかも。。
見失いそうになっても、もう大丈夫。
スタートが逃げることもゴールが逃げることもない。
だからもう一度。君とふたりで。
『On your marks』
『ーSet』
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The North Star is always stationary, letting everyone know its position. I hope I get used to such a person.
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つまずいて転んだっていいんだから、
もっと上を見ようよ。
凄く良い文だなって思った。
全てが丸く収まって良かった。
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昴が人生で一番輝いてた時に事故によってその夢を絶たれてしまう。この場面は読んでいて苦しくて悲しくて泣けました
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篠崎昴
二年一組十六番。元陸上部。
奈緒
昴のクラスメイト。ソフトテニス部。
宮野真夏
誰もが振り向いてしまうほど人目を引く容姿をしている。一年。天文部。
高良順平
昴の担任。真夏の兄と同級生。陸上部、天文部の顧問。
宮野昊
真夏の兄。高良と一緒に天文部に入っていた。
志藤さゆき
昴の中学時代の後輩。一年。陸上部。