紙の本
行動科学に基づいた最大の成果を上げるためのテクニックを紹介した書です!
2018/01/06 17:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、限られた投入で最大の成果を上げるためのテクニックを紹介した書です。本書で紹介されるテクニックは、今注目の行動科学の理論に根差しており、働き方を変えるための示唆でもあります。生産性を高めることで、業務時間が短縮でき、残業がなくなります。そして、その成果によって一人一人の社員の評価も上がります。よいことずくめのテクニック。私たちも試してみる価値があるようです。
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標準化、評価、仕組み
1.標準化
MORS、属人化を標準化、8割が標準化、標準化自体がクリエイティブ、スモールゴール、会議/資料作成/雑用/備品管理/営業活動
2.評価
非金銭的報酬、感謝・認知/仕事と生活の調和/企業文化や組織の体質/成長機会の提供/労働環境の整備/具体的行動の明確な指示、行動を評価/すぐに評価/こまめに評価、コミュニケーションの回数、毎日数回/週一回15分/月一回30分
3.仕組み
見える化、行動をポイント、改善数
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タイトルは「生産性をあげる」となっているが、生産性に限らず仕事そのものの曖昧さをなくし、ちゃんとやる、正しくやるといったキーワードで語られて”しまう”点を排除し、誰でも成果を出せる状態にしようというもので、石田著作に共通する内容が語られている。本作ではとくに、標準化、評価、仕組みの3ステップについて詳細な説明がなされているもの。
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割と当たり前のことしか言っていないが、それが大事なのであろう。
標準化、評価、仕組み化。
これらについて具体例とともに解説してある。
二八の法則で、八を救うことが重要というのはとても良い考えだとおもった。
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行動科学マネジメントの石田淳氏が生産性に言及した本。
生産性関連の本は流行りなのか、多く出ていて、かつだいたい同じようなことが書いてある。この本もそれほど目新しいことはなかったものの、分かりやすいという点はよいと思う。著者の提唱する行動科学マネジメントを基本にしているので、知っている方にはお馴染みかもしれない。
生産性を上げる3要素として「標準化」「評価」「仕組み」を定義している。誰がやっても同じ結果が得られる、継続するモチベーションが維持されるという行動科学マネジメントらしい切り口だと思う。属人化の解消や適切な承認等、平凡な印象ではあるものの、一定説得力はあると感じた。
標準化の部分に大部分の紙幅が割かれているが、個人的には「評価」の部分のコミュニケーションや面談の方法が参考になった。
正直マンガの部分は不要と思う。また、図表も本文の主張を裏付ける資料でなく、
本文と同じ内容をイラスト・図にしているだけなのが残念。誰にでも分かりやすく、という著者の意図かと思うが、ちょっと物足りなさはある。
生産性を考える初歩として読むか、石田淳氏の本と併せて読むのがよいかと思う。
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生産性をあげるためには標準化、評価、仕組みの3つを行うことが必要とあった。
標準化はマニュアル化、見える化、数値化などがあり、評価は金銭的報酬以外にも褒める評価、コミュニケーションの重要性があった。
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行動科学マネジメントの生産性をあげるための3ステップが具体例を挙げて解説されている。
企業文化の構築と改善のために、参考になるものと思った。