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鈍色の華 みんなのレビュー

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みんなのレビュー14件

みんなの評価3.7

評価内訳

高い評価の役に立ったレビュー

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2017/08/08 09:10

対極的な主人公

投稿者:にしかわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公鶴谷が、男体盛りをして、外国人を接待するという話をみて、試しに読んでみました。
鶴谷に、断れば断れるのに断らずに、恩義を返すため自身を貶める仕事を忠実にやり遂げる妙な男らしさを感じました。
鶴谷はその後乞われ、外国人ふたりを相手するために、現地へ赴き、そこではふたり以外にも四人と体験しています。
その形状や感触などの感想を、兎河に語るシーンがとても卑猥でした。
できれば、その描写がほしかったと思います。

漆黒の華
鶴谷に対して、こっちの主人公は、打算的で上昇志向の強い、若い会社員。
日本法人から親会社の日本支社へ食い込みます。
開発され馴らされた結果、男本来の機能が果たせなくなっていく恐怖や焦燥が繰り広げられています。
会社経営者の娘との仲を失い、男妾にした日本支社長との別離に伴って訪れるであろう解雇。
次期日本支社長と目される人物から推挙され親会社転籍を実力で果たした、日本法人の同僚。
立身出世と男性器の機能を一度に失う、複合的に到来する不幸にあがき、のたうちまわる姿にどんどん引き込まれていきました。

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低い評価の役に立ったレビュー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2017/11/09 20:38

おもしろかった

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろかったです。おっさんが流されていく話かなと思ったけど、ラストがビックリするような展開が待っていました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

14 件中 1 件~ 14 件を表示

紙の本

対極的な主人公

2017/08/08 09:10

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にしかわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公鶴谷が、男体盛りをして、外国人を接待するという話をみて、試しに読んでみました。
鶴谷に、断れば断れるのに断らずに、恩義を返すため自身を貶める仕事を忠実にやり遂げる妙な男らしさを感じました。
鶴谷はその後乞われ、外国人ふたりを相手するために、現地へ赴き、そこではふたり以外にも四人と体験しています。
その形状や感触などの感想を、兎河に語るシーンがとても卑猥でした。
できれば、その描写がほしかったと思います。

漆黒の華
鶴谷に対して、こっちの主人公は、打算的で上昇志向の強い、若い会社員。
日本法人から親会社の日本支社へ食い込みます。
開発され馴らされた結果、男本来の機能が果たせなくなっていく恐怖や焦燥が繰り広げられています。
会社経営者の娘との仲を失い、男妾にした日本支社長との別離に伴って訪れるであろう解雇。
次期日本支社長と目される人物から推挙され親会社転籍を実力で果たした、日本法人の同僚。
立身出世と男性器の機能を一度に失う、複合的に到来する不幸にあがき、のたうちまわる姿にどんどん引き込まれていきました。

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紙の本

可哀そうな男が一人

2017/09/26 16:53

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る

超エリートでハイスペックなのに、色狂いの中年男と自己中心的で身勝手な若者に同じように振られる可哀そうな男がいました。彼は最終的に幸せなんだろうか…。

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紙の本

木原さんらしい人間描写とエロ

2017/08/08 19:14

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまりりす - この投稿者のレビュー一覧を見る

【鈍色の華】
仕事も出来ず冴えない男がなぜか会社の取引先のゲイの二人に気に入られ、性接待を提案されその後の人生が変わって行く話。本人には上昇志向もなく流されるように全てを受け入れていくのか、と思いきや次の作品【鈍色の果実】で、身請けしたいという二人のうちの一人の要請を断ってしまう。間に入ってアテンドしたり、海外出張という名目の為に部署を異動させた社長にしてみれば、こんな冴えない、魅力も無さそうな男のどこが良いのか分からない。しかも請われている時点で、その男は上から目線、、。なぜ?
しかし、結局その社長は、、、。

【漆黒の華】
日本法人の社長に取り入って、その親会社の管理部門に取り立ててもらう為にゲイでもないのに自らの身体を引き換えに出世しようとする男。が、どんどん掘られる快感が増えていき女性相手では勃たなくなり焦り出すし、契約を半ばで無理矢理終了させる。当然社長や同僚との人間関係も悪くなったのに男性機能は少しも回復しない。そんな中、社長の臨時の秘書として出張について行くことになり、、。

エロエロしい描写と人間性を冷静に筆致する木原さんらしい作品でした。
読み応え充分でしたが、この事によってゲイになった二人の男はどのくらい幸せなのかな?これから先どうなるのかな?とちょっと不安になりました。

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紙の本

エロが多め

2017/10/10 10:06

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る

それぞれのストーリーが、微妙にリンクしながら、進んでいきます。元々が、エロがテーマで書かれているので、エロに特化したストーリーです。そういう意味では、「熱砂と月のマジュヌーン」に似てるかもしれませんが、あちらは、かなりストーリー性が高いです。本作は、それな比べると、まだ、序章という感じで、どれも、続編が読みたいと思わせます。

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紙の本

読む人を選ぶかな

2020/09/24 06:10

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

これは読む人を選ぶ本だと思います。
インモラルとかそういう次元の問題でもない気がしますが。
愛や甘さが必須な方は読まない方が良いです。

作者があとがきで「清々しいエロ」って書いてある通りの作品です。
エロと言っても官能小説でもない。
なぜなら情緒とか情愛とかが介在しないから。
むしろそこらへんのものが排除されている。
「心と体と頭はつながって流れていく」みたいなものは一切ない。
そこがすごい。
すごすぎて怖い。
ぞわぞわとする感じ。

「鈍色の華」「鈍色の果実」
情とか愛とかを排除したところにいる欲。
かなりの毒です。
そして、鈍色は古来は喪服の色でもあります。

始まりは現実ではあり得ないだろうが・・・
ちょっと笑えるくらいのパワハラ・セクハラ満載の事態です。
でも、そんな非人道的な行為により
咲かなくても良かった毒花が咲いてしまう。
セッテイングした兎河社長が一番の悪者かと思うけど?
ここで悪者とかいうのもなんですけど。
(あとで足元掬われるのですけどね)
ちなみに兎河姉は素敵です。

花開いた毒花は妖しい毒の香りで獲物引き寄せるけど
それは愛ではないんだよねー
そこの描き方がすごい。
ダンも兎河も毒にやられてしまった。
(兎河社長のどはまりぶりに鶴谷の魔性を見た)
それ(執着)は「愛」と言っても良いけれど、
返されるものはない。
食虫花は自分に嵌った虫に情はないのです。
ただむさぼるだけです。
だからこの物語は、果実の最後の一文がすべてだろう。
この一文に収斂されている。

鈍色、
髪の毛か、空の色か、あるいは
喪の色であろうか。

漆黒の華
すべて鶴谷の話かと思ったら、
こちらは鶴谷にふられたダンの話でした。
(鶴谷には金もかけたのにねぇ、でも自業自得としか思えない)

こちらの相手は小悪党で下種な佐川。
痛い目にあえばよいと思わせるくらい浅はかでゲスな人間ですが、
まあちゃんと痛い目にあいます。
彼女とのシーンは・・・挿絵の彼女同様どん引きになりました。
(彼女にとって、絶対トラウマ案件です…気の毒)
まあ、佐川は自業自得な目にあってますから、
状況的によしとすべきか

しかしダンの趣味の悪さと執着の異様さは元々?
それとも鶴谷のせい?
情緒も情愛もないですが、肉欲と執着はありました。
それも愛といえば愛かな。
ラストはダンも佐川も
それなりにな状態なのでよしといえばよし?
(そうなのか?本当にそうなのか???って何度も問うけど)

鈍色と漆黒・・・やっぱり一義的には二人の髪の色ですかね。
私は鈍色が良かったなぁ。
佐川のゲス加減は鶴谷の魔性にはかなわないです。
唯一気になるといえば気になるのが
50近い男を初老というあたりかな(笑)

ちなみにBL本ですがLOVEはひとかけらもないのでご注意を。

評価的には☆3.5でいつもなら4にするところですが、
これはすごく読む人を選ぶと思うので3にしておきます。

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電子書籍

うーん

2018/07/06 14:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る

ストーリーは面白いなあ、と思いますが、一人として萌えキャラがいませんでした。枯れてる(下着もしょぼい)主人公、あとは冷たい感じのアメリカ人と上司、打算的な社員。私には、好きな人物が出てこなくてつらかったです。でも挿絵の作家さんはとても好きです。

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紙の本

おもしろかった

2017/11/09 20:38

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろかったです。おっさんが流されていく話かなと思ったけど、ラストがビックリするような展開が待っていました。

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2017/07/25 17:44

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2017/08/05 11:02

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2017/08/08 08:42

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2018/02/13 22:22

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2019/11/02 15:02

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2021/05/19 13:29

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2023/05/29 19:56

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