紙の本
常に手許に置いて、折に触れて読み返したい一冊ですね。
2017/09/30 23:35
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投稿者:楓 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、常に手許に置いて、折に触れて読み返したいと思う一冊ですね。
又、例えば昨今の風潮である断捨離を始め、便利な家電調理機器の使用等に流れずに、地に足を付けて地道に生活する大切さを諭しておられます様に思います。
更に、例えば物を大切に扱う事・授けられる情報や知識に流されず,自分の頭で考え選択する事の大切さ・己自身の手,目,感覚,感性等を駆使して調理する事の大切さ等も綴られております。
そして、例えば『自然とからだを結ぶ旬材、学び方と選び方』・『五感に心地良い、基本の道具と調味料』・『いのちが喜ぶ愛情レシピ』の内容も、大いに勉強になりました。
以上の様な次第で、願わくはより多くの皆様にご一読頂きたい一冊ですね。
紙の本
これ覚えとこう
2023/11/28 09:09
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投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
すべて納得できるわけではないけれど、そうかあれはこうすればいいなとかこれは実践してみようというのがいろいろあって嬉しかった。ごみをなるべく出さない台所とか、月一の気楽な集まりとかほんとにいいなと思う。
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投稿者:mami - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖母がこの方のお話をされていて本当にすごいと言っていたので手にとってみました。相手のことを思いやる気持ちを大事に作るというのに当たり前だけど本当にそうだなと感動しました。相手への思いやりと当たり前に思うのではなく料理や作ってくれた人の感謝しないとなと気付かされます。
紙の本
学びはいっぱい
2023/09/03 19:41
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代に流されず淡々と自分流を語られている。
押しつけでないから、余計に心にスッと入ってくる。
92歳で現役。それだけで尊敬。
まな板は木製、抗菌性があるとは初めて知った。
電子レンジは使われないとのこと、先日これを読む前に卵をチンせず、小さな卵専用土鍋?を使い、ガスで目玉焼きを作ったら、美味しかった。
やはり電磁波と違うガスの波動が合っているのかも知れない。
読む人によって、考えさせられる項目が違うかもしれないが、凄く心に響いた。
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【私たちが生きる拠りどころは「台所」にあります】92歳の現役料理家が命を育てる台所を暮らしの起点として、食・生き方・健康法・処世術を語る。迷える女性の人生を好転させる一冊。
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心を込めて料理を作ること、それが心身の健康に繋がる。
食材はもとより、道具の選び方や台所のものの管理など料理を作ることに関してこだわる。
しかし、そのこだわりは、心を込めて、食が変わり、生き方が変わり、人生がおいしく豊かに開けていくことにしながってくる。
料理とは、心を調えることにも繋がっているのだと思える本。
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家族においしいと言ってもらえる。それだけでも、私が生きている意味がある。
と、思うことができた。大切な一冊。
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Kindleで読みました。
この本を読むと、野菜にもお魚やお肉にも命があることを教えられます。
私たちは、その命をいただきながら、日々を生かされている…そのことを感じずにはいられません。
食べることは生きること、料理するという過程もまた尊い行為であると思いました。
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もうなんていうか、ほんとに読めてよかった。
お年寄りの方とどんどん触れ合う機会がなくなり、昔はひとからひとへ受け継がれたにんげんとして大事なものを受け取れたような気がします。
大事なものがたくさんつまった、素晴らしい本です。
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御年90歳を越える料理研究家である桧山タミさんが、生きる力になるお守りのような本になればと著した作品。健康に生きるための秘訣や、自然に寄り添った食の大切さ、調味料や調理器具の知恵、子育てや家族のつながりへのアドバイス等、迷いや悩みを救ってくれそうな一冊。
日本の料理研究家の草分けとして知られていた江上トミさんの愛弟子として、戦前戦後を過ごし、20代だった戦後には料理旅行としてヨーロッパで料理を学び帰国。その後も世界中の料理の歴史や食材を研究し、料理教室を始めることに。
日本では馴染みのなかった海外の料理ということもあり、料理教室は人気になるが、素材へのこだわりや愛情、自然の恵みを大切にする心を全面に出し、昔ながらの日本の家庭料理教室に転向する。
当初は生徒が激減してしまうが、現在も20代から70代まで幅広い層が通う「桧山タミ料理塾」で今日も台所にたっている。
本文中に「女性はもともと強く、男はもともとやさしい。だから、強さを学ぶために男性は生まれた。女性は強いからこそ、やさしさを学ぶために生まれてきた。やさしくなるというのは、ただ他人任せに甘えるのではなく、人にやさしくするためには自分の心身の強さを持って、そばにいる大事な人たちを温かく応援できるということ。」とあった。
そのために、目には見えない思いを日々「料理」にこめることで、命を愛おしむことことが大切で、楽しく豊かでいつもおいしい匂いのするキッチンから健康や愛情が生まれてくるのだと思った。
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いいなー、ほんと、そうだなー、と思う。
嫌な感じなく、ひっかかりなく、スっと入ってくるのは、やはり根っこがある人だからだろう
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無理してまで頑張らなくていいんだな。
食べることって、やっぱり大切なんだな。
と、しみじみ思う一冊でした。
「心と体の養生」と言う言葉が、なんだかとても心に残りました。
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タミ先生の生き方に惹かれる。
洗い桶を2つ用意して、水で洗いお湯ですすぐ。そしてお湯は掃除にも使う。水を大切にできることをしようと思った。
卵の殻は細かく砕いて、鍋や水垢の掃除と植木の肥やしにする。
よそ様から頂き物をしたら、お供えしてから頂こう。
気圧の谷のときは消化の良い野菜や、魚、汁物にする。消化に時間のかかる、油っぽいものはさける。
知っているのとやっているは違う。学びを生業とする学業にして、暮らしに役立ててこそだおいう文章に強くうなずいた。
ナスのガクを干しておいて黒豆煮を作るときに入れるときれいな色が付き、ガクもおいしいという。この夏に準備して、次のおせちはやってみる。毎年錆びた釘もなくて色が物足りなかったから、これはとても朗報。
水出しもまねて早速作った。調理の時にだし汁ストックがあると効率がよいから習慣にしたいところだけど、数日で途切れ中。
竹ざるでお米の水切りをしてみたくなり、馬毛のこし器も惹かれる。
料理は流れが大事。段取りを考えて並行して片づける生活を身に着けたいから、とにかく練習だ。
キッチンペーパーを使わない生活も真似したい。
さらしは蒸したり濾したり絞ったり、まな板を軽く拭くためにたくさん用意し、布巾は木綿の古い布を幾重も重ねて縫って食器拭きや台ふきにしているそう。
頭で考えてないで、実行だな。憧れるー。
食事は生きていく中で最も大切。だから食事作りを中心とした私の生き方を磨いていきたい。
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料理家 桧山タミ(ひやまたみ)さん。
おいしいオニギリのコツは、
「おいしくなあれ〜」と心で念じて握ります。
食べものには、つくる人の手を通じてその人の思いやエネルギーが入ります。味や気は、食した人に反映されます。
穏やかな気持ちで、楽しくつくった料理が
体にとてもいいのだと思いました。
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うん。なんとなく全体的に良かった。
ただ、あんまり手作り志向なのとかなど、わりと重いな、説教くさいなぁと感じる部分も多少あり。
全部を真似していくのは、不可能だけど、
良いところ、(土を感じて生きる、とかね)を大切にすることとか、できるところを取り入れていきたいなと思った。