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まさにパンに関するetc。
小説あり、エッセイあり、ノンフィクションあり。
パンのアンソロジーとはちょっと違う。歴史や聖書・絵本・昔話、何でもありです。残念なのは、ダイジェスト過ぎて興味深さが伝わりにくい。それと、それぞれの文章の著者名が分の最後に出典とともに記されていること。特に、小説やエッセイは誰の文章ななのか知って読みたかった。
絵本などは短い文章なので、全文載せても良かったのでは。絵は無理としても。
いろいろ残念だった。
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最近パンブームなので手に取ったけど、面白みにかけるアンソロジーだったかな。。。
パンソロジーってタイトルセンスは好きだけど
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「三日月パン」に「桃サンド」、「コブラサンド」に「パンの耳」、「かたやきパン」に「ジャムつきパン」、「キューカンバー・サンドウィッチ」。
ぞろりと並んだメニューのようなタイトルは、編者が自分でつけたもの。どれにしようかな、と選んだ一編を読み終えると、最後に書名や著者名がわかるようになっています。
江國香織に林芙美子、草野心平やルイス・キャロル、正岡子規にウディ・アレン、アテナイオスに片岡義男…と古今東西、様々な著作からパンにまつわるものたちがより抜かれて陳列されています。
飾り気のないパン屋さんのショーウインドウに惹かれるように、ちょっと一つ、と手を伸ばしたら、うっかり最後までぺろりと読み尽くしてしまいました。
おもしろかったのは「コブラサンド」椎名誠、「パンの耳」東海林さだおに「キューカンバー・サンドウィッチ」伊丹十三、「食パン」尾辻克彦に「蒸気機関なにするものぞ」ウディ・アレン、「フランスパンによる完全犯罪」玉村豊男。
編者による解説の「実際、フランスパンを凶器にした殺人事件はフランス国内で時々起こります。」という一言に衝撃を覚えた。えっ…いや聞いたことはあったけど冗談だと……冷凍サンマによる殺人と同じレベルのジョークかと…いやまてならば冷凍サンマもあるいは
興味深かったのは「全粒エンマー小麦のブリオッシュ」ダン・バーバーに「日本のパンのはじめ」安達巌、「袋入りのスライスブレッド」東理夫、「直焼きパンと堅焼きパン」パンの明治百年史。
圧倒されたのは「ダリの食べたパン」(リオネル・ポワラーヌ)に「商品テスト「焼いた食パン4万3千88枚」」(暮らしの手帖編集部)。
「パンによる寝室」とか「小鳥たちのためのパン」とかなにあれ!?写真をみるまでてっきりフィクションだと思い込んで読んでました。衝撃的。カラーで見たい。
特においしそうだったのが「じゃがいものサラダ」(吉田篤弘)のサンドイッチ。うわあこの店行きたい。
最後の解説も味わい深くて良いけれど、ひとつひとつのタイトルに寄せた編者の一言二言の案内文もまた素敵。
ふわふわ幸せで、どっしり重厚で。こんがりと豊かでぱさぱさと味気なくて。
はあ、パン食べたい。
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フランスパンを立ってたべる江國姉妹
トロワのサンドイッチ
パンの耳への愛憎を語る東海林さだお
元のエッセイを読んだことのあるものを楽しむための本。
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「気になったところから読んでください」という文言が最初にあったので気が楽になった感じ。言われるがまま飛ばし飛ばし読んだ。この点「こんがり、パン」より有難かった。
こういうアンソロジー形式は自分の好みの作家・全然読めない作家と分かれるな~~
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いろんな作家さんのパンのお話をつまみ食いするように読める。そこから、次に読みたい本を見つけることもできる。パン好き、食エッセイ好きにはおすすめ。
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パンにまつわるいろいろな文章がまとめられている。
改めて、自分はパンが大好きだなあと感じた。
しかも、ハード系が好きだ。
発酵種や、パンの歴史、イギリスやフランスなど
食文化の違い。
パンひとことで終わらず、その深みは
いろんな角度で深めていけると知り、
人生を賭けて、パンを味わっていきたいと感じた。
2023/11/5