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あの薬…
2023/05/03 02:22
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの薬は、コワイですよね……。最後の話の。これはちょっと。さて、この本は正統な吸血鬼であるフォン・クロロックとその娘のエリカのシリーズモノなんですが、今回は、フォンクロロックばかり目立ちます。
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いつも通りの軽快さで面白い。
安心して読めるので好き。
正統な吸血鬼であるフォン・クロロックとその娘のエリカは、ある日、住宅街で少年に助けを求められる。現場では、窓からソファが飛び出す大惨事!!少年に事情を聴くと祖父が大暴れしているという。常人離れした力で暴れた祖父はそのまま行方不明になり…。表題作の他、『吸血鬼は化け猫がお好き』『明日はわが身と吸血鬼』の2編を収録した大ヒットシリーズ最新作!
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今回はエリカ父のクロロックの活躍が多くて楽しかった。
かーっこいいんだから!
最初の、女優さんの話、最後の、彼らの登場が嬉しくてついガッツポーズ(笑)
それにしても、最後の、あんな薬があったら、恐ろしくてたまらない。
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「吸血鬼は化け猫がお好き」
犯人の元へ集まってきたのは。
自分の恋人にいい所を見せてやりたいのは分かるが、あくまでも監督という立ち位置にいるのだから少しは考えて動くべきだろう。
都合が悪くなったら殺すというのはとても在り来りだが、女関係で尚且つ不倫となると自分勝手になるのも仕方ないのかもしれないな。
「明日はわが身と吸血鬼」
ホームレスになったきっかけ。
自分の好きにする為に誰かを陥れる事なんてよく有るのだろうが、互いに相手の本性を知っていたら絶対にこんな事にはならなかったろうな。
最終的に二人共、本性が関係者に知り渡り孤独になる事になってしまったがどちらも自業自得であり仕方の無い事だろうな。
「吸血鬼の誕生祝」
一時的に莫大な力を得る代償は。
互いに何かしら問題はあったのだろうが、一人目は老いただけであり二人目は自分のミスが招いた事で三人目だけが被害者だったのではないだろうか。
自分の主張などが通らない現実にイライラし力に頼りたくなる気持ちは分からなくもないが、そこで全てを力に託してはただ力で人を従える者になるだけなのにな。
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スカッとする話。
最後のあのお酒を飲んだら私は辞めた会社に行ってパワハラ上司を…
そんな阿呆なやつのために死にたくはないな…