紙の本
世界の経済が51のポイントからよく分かるという画期的な書です!
2017/11/24 10:15
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、バブルや経済停滞はなぜ、起こるのか?世界各国の経済戦略はどのような影響を与える可能性があるのか?今、世界はどの方向に向かっているのか?といった誰もが抱えている経済の疑問に丁寧に、かつ分かりやすく答えてくれる画期的な書です。同書には、「51の転換点」及び「経済を読むPOINT」という項目が設けられており、「転換点」を見ることで、経済全体の流れや動向がわかり、また「POINT」を見ることで、その背景がよく理解できるようになっています。経済を理解するために格好の教科書です!
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世界史を通しで見るには経済なんて良いのでは、と思い図書館で借りる。経済を軸に、貨幣の発生から最近のブレクジットや、今後の中国バブルへの懸念までを一気通貫で記載している。流れは非常に分かりやすい。国の施策の根底には、経済があると改めて理解させてくれた。
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ヒツジの頭が「資本」を意味するキャピタルの語源。ヒツジが遊牧民の財産。子供を産ませるのは利子所得と同じ。
アメリカは植民地時代に、イギリスへの反発から紅茶を拒絶し、朝煎りの薄いコーヒーを飲むようになった。スターバックスは香りの文化を普及させて、アメリカンコーヒーを駆逐して繁盛した。
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世界史の流れを「経済」という軸で整理した、ありそうでなかった歴史学習本。時代・エリア別の歴史を復習しながら、経済の成り立ちを学べる。経済を勉強する前には読んでおくと良い基礎本。
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学校で経済学を学んでおらず、私に取っては読書が唯一の経済(学)知識の情報源。
導き手(教師)がいないと統計的・歴史的背景を含みながらの理解は難しいかと思うが、この本においては経済の流れを鳥瞰的に読書に分かり易く導いてくれる。
比較的分厚い本なので気圧される感もなきにしもあらずだが、実際には平易な言葉で書かれてあり、かつ余白も多いので比較的楽に読み進められる。
所々に(いや結構頻度高く)ユダヤ人という表現が出て来るが、それ程までに経済におけるユダヤ人の影響力が大きいのか?それとも著者においてはユダヤ人に対して何らかのバイアスがあるのか?
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覇権の世界史に続く著者の2作目
世界史を鳥瞰する視野の広さと歴史の因果の説明が素晴らしい!
個別の歴史事象についてはアバウトだが、世界を一望する見方は大事
特にバブル経済が常態となった現代、そしてコロナ禍という戦時体制に入った現代
本書のような歴史観は不可欠と思う
なかなか著者のように世界史を語れる人は少ない