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予想通り少女漫画のような流れですが、色に関するところは頭の中で広がりました。あとは、夜更けに会いたくなる人とと夜明けに会いたくなる人の違いね。青春真っ只中の人がこの青春もの読むといいんじゃない。
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超ベタな青春小説なんですが、なんだか涙が止まりませんでした。懐かしいキュンキュンものです(*^^*)
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茜の苦悩、嫌いなはずだった青磁への想い、気持ちの変化、強さ
青磁という人、青磁の行動、優しさ
自分を出すことの大切さを教えてくれました。
勇気をもらえる、元気をもらえる、そんな言葉が随所にちりばめられている。
とにかく表現が素敵で、綺麗な空や景色、空気感が伝わってきた。情景が浮かんでくる。
もし実際に青磁の絵があるのならば、是非とも見てみたい。
全てがわかったとき、タイトルの意味がわかったとき、涙がこぼれた。
そして、最後は温かい気持ちになった。
本当に素敵な小説です!
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カバーの絵とタイトルに惹かれて手に取った作品。
ライトノベルで中二病的な甘い世界が描かれていました。
マスク依存症というちょっと珍しいけど最近ぽい病気の
しっかりモノの女の子が主人公な話。
後半の感動的な場面はオッサンとしては涙が出てしまうのですが
やはり恋人が病気になっても死なずに恋愛成就しちゃう話はダメですね。
セカチューにしても君の膵臓を食べたいにしても実らない恋愛だからこそ
訴えるものがあるんだなと感じました。
物語の中で際立っていたのは空の描き方。
細かい色合いからその時々で違う空模様をうまく表現してました。
著者が空好きなんでしょうね。
茜と青磁という名前にちなんだ色遊びも良かったです。
ストーリーとしては実は青磁が主人公の兄貴のサッカーのチームメイトで
小学生の時から知ってましたという下りや青磁の誤解が解けたのに
マスクを外せない主人公にイラついてしまったのがちょっと減点でした。
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恋愛ものは引いてしまうことが多いのですが
ドキドキできて
ピュアなのいいなあと思いました
青春!という感じです
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で、この世界は、お前のものだ
目に映った世界は全部私のもの。映る色も気持ちも人それぞれに違うから、だからこの目に映る限りこの世界は私のもの
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タイトルと表紙絵の雰囲気からありきたりな純愛モノかと思って最初は読むのをためらったのだけど、読み始めたら引き込まれていました。
ある幼い頃の出来事ことがきっかけで本音を言えなくなり心の中に押し込め、人の気持ちを優先して、マスクで素顔を隠しいい子ぶりっ子で生きてきて息詰まりを感じていた高校生の茜は、文化祭で展示されたある絵に衝撃を覚え深く心を揺さぶられる。その絵は茜が大嫌いな青磁、思ったことをすぐ口に出すマイペースな茜とは正反対の性格のクラスメートが描いたものだった。それから茜の心にも青磁との関係にも少しずつ変化があらわれて──。
心理描写も、色彩の表現も、ストーリーも、文章の紡ぎ方も、すべてが細やかで美しくて、心に素直に染みていく心地良さを感じました。この小説そのものがが青磁が描いた絵みたいですね。雨上がりの空を見上げているような清々しい気分になりました。読んでよかったです!
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最初、青磁くんが茜に対してちょっと荒療治な感じもしたけど…
自分の深いところにある 悩みや思いを伝えられる人に出会えることって素敵だなと思いました。
空の色の描写がとてもきれいで、目の前に浮かんでくるようでした。
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良かった。よいおはなしだった。
若い世代をターゲットにした話だろうなと、うん10年前の気持ちを思い出したりしてたけど、好きな人が出来た時の高揚感や切なさや、不安定な感情など、案外何歳になっても変わってないんだなぁとも思った。
大好きな人に嫌われたくなくて、認めてもらいたくて、劣等感や焦りからつい出てしまう言葉。それで相手を傷つけてしまうことでの、自分への嫌悪感や苛立ち。いったん口に出したらそれは取り消せないのだと、学んでいるはずなのに繰り返してしまう。。。茜の気持ちが痛いほど伝わって、泣けてしまう。
そして、とにかく描写がキレイ。
青磁の描く空の絵が見てみたい。映画化しないかなぁ。
いや、映像化したら逆に安っぽくなっちゃいそうでもったいないかな。
夜更けに会いたいひと、
夜明けに会いたいひと、
の違い、ふむふむ。
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この本は、私を変えてくれました。
他人に、偽った自分で接する事でしか自分自身を保てない茜と、何でも感じたままに口に出す,まっすぐな青磁が紡ぐストーリーに涙が止まりませんでした。
《美術》を絡ませた美しい表現に注目しながら読んでみてください。
この本を読んで、あなたの何かがより美しくなることを祈っています。
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今までの物語が続いてることが私的にはとても面白いです!まさか遠子ちゃんの先輩の話だとは思いませんでした。でも、このお話の中での青磁くんのひとつひとつの言葉が、遠子ちゃんにかけていた言葉にリンクしていたので何倍も楽しく、そして、感動したました!
汐見夏衛さん、ありがとうございました!そして、またこの物語の誰かのストーリーを読みたいです!
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高校生の頃、友達から誕生日にもらった本。
自分の気持ちを抑え、優等生を演じてしまう主人公は自分と重なる部分があった。
心に残る言葉が多かった。特に空の色の描写が素敵だった。美しい空を思い浮かべながら読めた。
「マスク依存症」私の周りにはいなかったけど、もっと浸透して理解される世の中になってほしいと思った。
辛く泣きたい夜も、明けたときに会いたい人がいる。そんな人がいたらそれだけで救われると思った。
「夜が明けた時に会いたいと思った人がその人にとって本当に大切な人なんだって」
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It's very encouraging to have someone who feels and shares fears and fears together.
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「タイトルの意味に号泣!」を見て、買ってしまったけど、そこを切り取らなくても、物語自体がとても良い話でした。
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キラキラした青春の、でもどこか現実味があって身近に考える部分もある作品でした。高校生の頃に読んでいたかったなと思いました。
好きな人って本当に、夜考えた人じゃなくて朝起きても考えちゃう人なんですよね、、