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投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
周りの友達にそういう人がいない(カミングアウトされてないだけかも)から、本当はどんな感じなのかよくわからないから、色々知れて面白い。
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ノンケ寄りバイ?パン?セクシュアル、という肩書きにおけるセクマイ界での肩身の狭さ、居心地の悪さよ。世代は違えども一貫してるのね。色んなネタを仕入れて、今後も描き続けて欲しい。
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LGBTQの本棚から
第37回「ぼくたちLGBT」
今回紹介するのは
『ぼくたちLGBT』
(トミムラコタ)です。
このコーナーではあまり紹介したことのない(するための本が少ない)バイセクシュアルをテーマにした漫画で、作者さんがバイセクシュアルなのでリアルな話が満載です。
最後まで読み終えて思ったのは
「性に正解はないなぁ」
ということでした。
本当に多種多様な人がでてきます。
例えば
「彼女と同棲して11年のレズビアン」
に
「男の娘を見るのが好きなおじさま」
(男の娘:簡単にいうと女装男子です)
「既婚者で異性愛者だけどゲイビデオはみる男性」
などなど…。
特に
「男の娘を見るのが好きなおじさま」
の話がよくて、そのおじさまとは女装バーで出会ったそうなんですが、そのかたが女装バーに来るようになった理由は友人に誘われたから……。
抵抗はあったものの、イベントで色々な人に出会い、話を聞いて「世の中には知らないことがたくさんある…!!!」と思ったそうです。
それと同時に自分の世界も開けて開放的になったとか…!
なんというか、良い!
知らないことや抵抗のあることにもとりあえず耳を傾けて、柔軟に対応していく力がそのおじさまから感じられます。
絵からすると50代くらい?なのだろうと思いますが、この年代でこんなに柔軟な考え方ができるかたは珍しいんじゃないですかね。
こんな風に
「なんとなく拒否」
とか
「明確な理由もなく拒絶」とかをやめて、一度向き合って見ると新たな一面が見えてきたり、誤解していたことがわかったりします。
それがLGBTQへの差別や偏見を減らし、LGBTQだけでなくたくさんの人が生きやすい社会を作るんだと思います。
なんとなく
「自分はセクマイかも?」とか
「バイかも?」
と感じて、少しもやもやしている人にもオススメな漫画です。
ぜひ読んでみてください!
あと、作者のトミムラコタさんが体験談を募集していたので、協力できそう!という人はぜひ!
2018年02月05日
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LGBTの入門的なマンガ。いろいろな性の存在がわりと身近にある。自分の皮膚感覚的なものとしてはまだ正直違和感はあっても、そういう人が身近にいる世界にすでに入っている。