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紙の本

祖父母の生涯を辿る感動の歴史ノンフィクション

2017/12/15 15:10

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Takeshita - この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり長く、翻訳文で読みやすいとは言えないが、読了して感動の残る作品である。著者はパリ第13大学の歴史学の教授だが、自分の祖父母は生まれた時にはもういなかった。アウシュビッツで虐殺されていたからだ。著者は祖父母の生涯を追って諸外国を回り、公文書館の資料を読み、多くの人や親戚にインタビューして、二人の生涯を辿る。歴史学者らしく資料と証言と選択肢を残す推測は示すが、小説的脚色はしない。そこで浮かび上がるのは貧しい無名のポーランド在住ユダヤ人夫婦の苦闘した20世紀の悲劇である。収容所から出した子ども達(著者の父)を案じる最後のハガキは涙を誘う。それでも著者は「私が書く歴史は、<あれほど苦しんだユダヤ人>について語るのではない」と言う。ガス室に送られるのは「あなたとあなた達の子どもであり、母や兄弟だ」と言う。真に公正で強靭な精神の歴史家がここにいる。
過去をあれこれと解釈しコメントを述べるだけの歴史学者は日本に一杯いる、だが、なぜこのような骨太で精緻な歴史の本を書く歴史学者は日本にいないのだろう。万人に勧めたい魂に触れる良書である。

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