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九州の小さな町の公立高校からJリーガーが生まれ続けるのは、決して偶然ではなかった。
大津高校サッカー部監督を25年務めた平岡和徳先生のお話。
帝京高校主将、筑波大学を経て、選手としての選択肢もあったが、地元熊本に帰ってきた。
「職業は教師、仕事は人づくり」というその指導哲学がなんとも気持ちがいい!
私がJリーグにどっぷり嵌まるきっかけにもなったとある選手も、こんな指導を受けていたんだなあと思いを馳せて読んだ。
「技術には人間性がストレートに出る」
頷ける部分がたくさんある、いい本でした。
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2017.12.16読了。
大津高校サッカー部を有名にした、平岡和徳監督の指導の思いや生い立ち、熊本県のサッカー界が描かれています。
サッカーは「人づくりのための道具」とは意外だなあと思った。サッカーが強くなるというのは、通過点なんだな。視界の広さ、物事を俯瞰的に見る視点、ただただ「やる」ではなく、行動がどう繋がるかを考える大切さも感じました。
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前半は部活づくりとして大切な姿勢が書かれている。
「凡事徹底」、当たり前のことを人並み以上に一生懸命やる。仕事はあくまで人づくり。この姿勢を大切にしたい。
後半は大津高校の歴史などが書かれている。
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サッカーの監督、指導者としても大事なことを伝えてくれますが、何よりも人としてとても大事なことが詰め込まれている一冊です。
指導者の存在というのはとても大事なことなのですね。
すごく実感します。
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応援するサッカークラブにも大津高校出身の選手がおり、彼らは人間性で優れていると感じる瞬間が多々ある。どんな教育を受けてきたのか興味がありこの本を読んだ。高校生は多感な時期で、メンタルの善し悪しがプレーに影響しやすいために、人間性を鍛える教育に力を入れているとのこと。特に自己肯定感を高めるような声掛けをすることでここ1番での選手の自信を生み出すという話が勉強になった。
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前半部分の大津の思想や24時間のデザインなどの話は興味深かった。ここまで学生時代なにかに打ち込めなかったし、何も考えずのうのうと生きてきた自分が悔しくなるほどに。
ただ、後半の伝記パートは正直蛇足に思えた。
人づくりとしての考え方や経験をもっと掘り下げたものがあったらよかった
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サッカーの本というより教育の要素が強い印象。
言葉の作用と反作用を意識すること。
諦めない才能の重要性。
教え過ぎず、気づきを与えるような働きかけ。
などスポーツ以外の組織の管理職に求められる内容に通ずる部分など多数あり、勉強になった。