紙の本
ツッこんでいいですか?
2023/09/08 14:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳ありの京娘・なつめの性格は典型的な「熱しやすく冷めやすい」タイブ
そんな彼女がいくら思い出の菓子を再現したいとはいえ菓子職人を目指すとか無茶だなあ。
縁を持った菓子舗・照月屋。
そこでタイミングよく手習いも見てくれる子守りを探しているとか、あまりのご都合展開
さすがにこれはいただけない。
大店の子供じゃあるまいに手習いなら寺子屋だろうに。
後半、照月堂の一員になった安吉は虐待を受けて育ったためか、何かとズレている。
なつめと安吉という小型爆弾を二つ抱え込んだ照月屋は大丈夫か?
心配になるシリーズ開幕。
電子書籍
なつめが……
2023/04/21 01:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
なつめの性格のせいでしょうか……あまり、応援したいという気にならなかったですね……。京を離れて、江戸で了然尼と暮らす瀬尾なつめは、十五歳。そのなつめには悲しい過去があります。七つで親を亡くし……という展開なのに。
投稿元:
レビューを見る
201709/菓子職人を目指す少女の物語第1巻。主人公なつめのキャラがそんなに好みではないので、微妙…。舞台や設定は面白そうなので、しばらく追ってみて判断。
投稿元:
レビューを見る
不幸な出来事によりお寺に引き取られることになったなつめが幸せな思い出が詰まった菓子を再現すべく菓子屋の子供達に手習いを教えつつ菓子職人を目指す。
主人公に愛着が湧かないのが致命的で続編に手を伸ばすか迷うレベル。
投稿元:
レビューを見る
他の方のレビューが結構厳しい。
私は単純にものを考えてしまうから、まあまあ面白かった。
「最中の月」という餅菓子はとても美味しそう。
私もぜひ食べたい。
照月堂の市兵衛さんは誰にでも優しい仏様のような人だ。
投稿元:
レビューを見る
L 江戸菓子舗昭月堂シリーズ1
途中離脱。女流作家のシリーズモノ!と勢い勇んで手に取ってみたが、終始苦痛。鯛焼きがでてきたところで終了。
「わたしやりたいこと頑張ります!」って、時代小説でそういうのが似合うのは「アネサン」呼びが似合うような人物像だけだと思うんだけど。
やりたいことじゃなくて、与えられた仕事をまずは頑張れよと思わずにはいられない。
それに親仕事に接して「やりたい!」ならまだしも、忘れられない菓子があるってだけが理由づけで和菓子職人というのは少々安易だと思う。それを簡単に実行できる時代でもないだろ。読んでるうちに腹が立ってきた。 読み始めから、実家の不幸を背負ってるのにめちゃくちゃ恵まれた生活してるのにも違和感。和菓子のおつかいって…。
投稿元:
レビューを見る
#読了 設定や話の展開に無理があって、つっこみが忙しくて集中できない。トントン拍子がすぎるというか、予定調和がすぎるというか?
主人公のなつめをはじめ、彼女をとりまく人の多くも魅力的ではなく、最後の最後でイライラするばかりの登場人物が追加されてしまってさすがに困惑した。
これから先、なつめとその人がなんのかのありながら成長していくというのは想像に難くないけど、それを見守るのは辛すぎる……。
最初は続きを読もうと思っていたけれど、優先順位は低い。
投稿元:
レビューを見る
京都で親子4人で暮らしていた武家の娘、なつめ。
だが火事で両親と兄を亡くして、尼と一緒に江戸に出てくることに。
たまに菓子を買い求め、主人である了然尼と、ゆっくり食べることが楽しみであった。
なつめには思い出の菓子があった、名前を最中の月という。
その菓子を江戸で探しても煎餅の様な菓子しかない。
あるとき偶然に出会う。
その時から、菓子職人になりたいという夢ができた。
武家の娘であるなつめ、女は弟子にしない職人の世界。
ここから、一つ一つなつめは自分の夢を叶えて切磋琢磨する。
投稿元:
レビューを見る
京で生まれ育ったなつめは、二親を亡くし、兄が行方不明になっている。預けられた尼寺の尼僧について江戸へ来て、ふとした事から菓子屋で二人の子供逹の世話と読み書きを教えることに。思い出深い菓子を作っているその菓子屋で、菓子職人になりたいと考えているなつめは、様々な菓子が作られていくのを目の当たりにして、ますますその夢を膨らませるのだった。
女が菓子職人になるなんてあり得ないと言われた時代に、頑張って修行をし、一人前になろうと志すすがたが清々しく、応援したくなる。続編が楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
7歳の時の火事で両親を失い、兄も行方知れずとなっ
た瀬尾なつめは、生まれ育った京を離れ、江戸で母代わり
になる了然尼と暮しています。家族との思い出の餅菓子
「最中の月」をまた食べたいと願うなつめは、神社で菓子
舗「照月堂」の御隠居と出会ったことから、次第に菓子作
りに惹かれていき…。江戸の町で菓子職人を志す15歳の
少女の成長を描いた時代小説です。次々と美味しそうな
お菓子が登場する人気シリーズの第1作。(全10巻)
投稿元:
レビューを見る
両親を火事で亡くしたなつめ。兄とも生き別れて、京から江戸へ。
そこで出会った幼い頃に食べた思い出の菓子・最中の月。
その菓子との再会が彼女を菓子職人の道へいざなうことになる。
江戸の女性のお仕事小説第一弾です。
面白かった、続きを読んでますが、面白いです。
投稿元:
レビューを見る
京都の二条家に仕える武家の出のなつめ。
幼い頃に二親を亡くし、兄も消息不明。
親の死因に不審なことも多かったことから、親戚からも引き取るのを嫌がられ、
江戸に住む了然尼と暮らしている。
まだ何者にもなっていないなつめは興味や好奇心が旺盛で、
色んなものになりたがっては、一月二月で興味を失い、
未だなににもなれていない。
最初こそ、そんななつめに眉をひそめかけたものの、
まぁまだ15歳かそこらだもんなぁ、
一番身近にいる、手本となる大人が凛とした了然尼であれば、
あんなふうになりたい、という気持ちを持つのは当然だし、
それがオトナになっていくってことなんだろう……と
なんだか寛容さを覚えていました。わたしも大人になったもんです。
今よりもっと距離のあった京都と江戸で、
同じ菓銘でありながらも、全く違うお菓子があり、
たまたまそれが、なつめの両親を思い出す縁のお菓子(菓銘)で、それを捜し求めていたなつめは、運命的な出会いをします。
少し、ご都合主義な感じも受けなくはないけれど、
きっと人生が動くときは、そういう巡り合わせがあるものなのだろう……と信じることにします。
これはきっと、なつめの成長譚。
まだ幼さの残るなつめがどんなふうに成長していくのか、願いを叶えることはできるのか。
続きが楽しみな物語とまた出会えました。