紙の本
何となく素直に受け入れられない本
2022/05/14 08:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
完全主義的な人に対して、完全であろうとすることは傲慢でもあると指摘し、もっと雑に生きていいんだよというメッセージを送っている本。完全主義的な人には「わたしはやってきた」という傲慢さ、無意識の押しつけがましさがあるというのに納得しつつも、じゃあ皆が雑になって綻びが生じても、それは仕方ないねと受け入れればいいのだろうか?事前に綻びに気付いていて繕えたとしても?というモヤモヤ感が残りました。「雑」の程度に個人差があり、細かいことに気付いてしまう人は、より「雑」な人のフォローをせずにいられないし、フォローすれば仕事の流れは良くなるからフォローしてしまうけど、それでストレスが溜まるぐらいなら黙って仕事の流れが滞留するのを見ているべし…ということか。それはそれでストレスが溜まりそう。
紙の本
確かに雑に生きていきたい
2021/02/23 09:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さたはけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とかく生真面目で、決められたことに対しては守らなければという思いから、一生懸命に取り組んでしまうタイプです。とはいうものの学生時代の勉学では非常に雑であったことは否定できません。
メランコリー親和型のうつ病のタイプに多いようですが、そのような症状になりそうなときは適当に雑に生きてはいるようです。
そんな意味から参考になればと本書を購入した次第です。
投稿元:
レビューを見る
あなたが絶対だと思っているモノサシだって,どこかで刷り込まれた可能性があるのですから,外したり取り換えたりしても特に困ることはないのです.
投稿元:
レビューを見る
私の強い姿は充分に伝わってる。しかも正しさを追い求めすぎて毒になってる。まさにその通りだと思った。
雑にマシにbetterに力を抜いて、全体をみて行こうと思う。
白黒なんてつけなくていい。ズルい人を見ても、「マシに」行こう。心の中で笑っちゃったっていいんだと。
私はやってきた、確かにやってきたよ!
でもそれは私のモノサシしかも毒付き.
実は分かっている事を書いてくれた本だった。途中で涙が出てきた。
気楽に行こう。充分幸せ。ウフフ。
みんなモノサシを持っている!
投稿元:
レビューを見る
●読んで得たもの
完全主義を排除すること
この程度でいいのだと気づくこと
●感想
まじめに生きると疲れるだけ、自分がまじめに頑張っても周りはそれほど気にしていない。よかれと思うことも自己満足なだけかもしれない。
ならばもっと楽に生きよう、と思った。
投稿元:
レビューを見る
内容】自分に対する要求水準が高く、まじめすぎて、「生きにくさ」を感じている人のための本!がんばりすぎている人、その結果としてうつ病になったりする人には、完全主義的な傾向があります。生き方が一直線なのですね。 本書でいう「雑に生きる」とは、不真面目でいいとか、適当でいいとか、そういうことではありません。 もっとゆるやかに、振れ幅を楽しむような生き方の事
まじめすぎる人、がんばりすぎて悩んだり、苦しんだりする人は、何ごとも、「負けてはいけない」「やればできる」「いまがすべて」と思いがちです。 一つ一つの思い込みがあまりに強いと、どんどん苦しい生き方になってしまいます。
そういう人に「もうちょっと雑に生きてみましょう」という言葉を贈りたいと思います。 何ごとにも時に負けることがあるし、できないこともある。今でなくてもいい、明日がんばればいいこともあります。 時には手を抜くことがいいこともたくさんある?
人生80%くらいでいいと考えられるようになると、心は楽になり、人生は楽しく、結果的に多くの果実をもたすことでしょう。
「雑に生きる」ことは柔軟にたくましく生きることに通じてル!
投稿元:
レビューを見る
感想
とっても心が救われる和田さんの本。
この本に限らず和田さんの本は真面目で疲れてしまう人や自分で自分を追い込みすぎて辛い人の心に響いてくると思う。
自分自身もこの一冊には心を救われた。
心に残ったフレーズ
・少し雑にやっても仕事も回る。結果も出る。大事なのは自分を大切にすること。
・今にこだわって未来を失わない。やればできるを積み重ねてもいつかは崩れてしまう。
・行き過ぎたマジメは長所とはいえない。
・完全主義の人は少し雑くらいがちょうどいい。
投稿元:
レビューを見る
積ん読してしまっていたが、もっと早く読めばよかった。
特に次の2か所にハッとさせられた。もっと堂々と頭空っぽにしてだらだらしよう。
・リラックスすることにも意味づけをしていないか(P115)
・ほんらい、リラックスというのは頭を空っぽにして、無目的にその時間を過ごすことなのに、何かのためにと考えていたらリラックスできるはずがない(P117)
投稿元:
レビューを見る
自分は完璧主義だと認識があり、真面目すぎることに対して面白さがないと感じていたのでこの本を手に取りました。
完璧主義に対しては【マシ】という言葉を意識するだけでとても気持ちに余裕が持てる気がした。
常に完璧を求めると一つの物事に対して時間や労力がかなりかかってしまい、数がこなせなくなる。なので、とにかく失敗を許容することが大切で行動量は増やせる。
真面目に関しては相手は自分に対して思っているよりも期待はしていないし、そう思った方がストレスはかからない。そして少しくらい雑にこなしても周りと比べたら大したことはない。
「リラックス」に対して意味づけをしてしまったらリラックスすることができず精神的に100%で休めることができない。
特に印象的だったのは、「遊ぶために働いているのだから休日くらい頭の中から仕事のことは消し去っていい。」これをできれば気持ち的にも楽になるし休日の過ごし方も変わるだろうが「仕事のために休む」という意味づけになってしまっていた。
投稿元:
レビューを見る
「真面目さ」は美徳とされる半面、「かたい」「つまらない」といったマイナスの評価を受けがちなことも確かで、個人的には少し損な性格だと感じていた。本書の筆者も「真面目さ」を単純には評価しないが、それは良くある揶揄ではなく、度を過ぎた真面目さが生きづらさを招くという視点からの指摘である。「全部できなきゃ」「やらなきゃ」「自分は期待されている」といった類の考えは全て「うぬぼれ」であり、「できないこと」を認める、負けを認めると生きるのが楽になるという主張は、なかなか「真面目に」生きている人にとっては厳しい指摘だが、実際はその通りだと思った。できないことを認めたとき、「ああ、この位で良いのか」と新しい自分の自信が持てるようになるという。読み終えると、損をしがちな「真面目な」タイプの人は少し肩の荷が下りる本である。
投稿元:
レビューを見る
雑に生きるってのは、なかなかスパイシーな言葉ですが、完全に完璧にとかって思っていなくても、その考えだと、完全無欠しか心が休まらないよって書かれている部分は、大きく響きますね。自身にってんではなくて、そうかそう考えているから、大変な人もいるんだと。自身には、少々違うと思われる部分も多々あるんですけど、そうかそういう人が考えている世界は、これだから、ぶつかるんだ的な発見は多かったですね。雑というか、適度って感じですかね。その雑さ加減が人により曖昧なことも許容して考えないとなってのがまず最初かな。
投稿元:
レビューを見る
雑に働いても
真面目に働いても
怒られるなら、雑にやった方がダメージ少ない
確かに〜。よし、雑に生きよう!と思いつつ、こういう本をきっちり最後まで読む性格よ。
文章が読みやすく、分かりやすいです。
投稿元:
レビューを見る
自分には沁みすぎた…
この手の自己啓発的な本にはとことん相性が悪くて、感心しながらも結局は綺麗事とかできたら苦労せんよなあ…とか他人事に流し読みしてた自分。平日夜も土日も平気で仕事を家に持ち帰ってしまい、それにもはや抵抗も違和感もない自分。
雑に生きたいと心から思った。
結構過激に口酸っぱく言ってくれるから、ようやく初めてちゃんと自分の危うさに気付くことができた。自分は割と鬱病一直線というか紙一重なのかもしれない。
すぐには変えられないが、少しずつできるところから、雑さを取り入れていきたい。マシという考え方も大事。
投稿元:
レビューを見る
「雑」という言葉。マイナスなイメージがあるが真面目な一面を持っている人には重要な考え方。適度に雑に生きていかないと、ただただ苦しいだけ。
「◯◯よりはマシ」という考え方は参考にしていこうと思った。まだ規則的な生活が送れているだけマシ、生きているだけマシ…
投稿元:
レビューを見る
最近仕事のストレスが溜まってるから読む薬を探して手に取ってみた。
183ページもあったわりに、タイトルで書いてあること以上の内容は無かったなあという印象。ちょっと雑に読みすぎてしまったのかもしれないけど。
要するに、まじめになりすぎずに肩の力を抜いて、いい加減に生きたほうがいいんだよ、ということが書いてあった。6章+エピローグに分かれて書かれてたけど、この章立ても必要あったんだろうか。どの章も同じようなことが繰り返し書かれてるなーと感じた。
でもまあ言ってることは悪くないです。もっと雑に生きよう。