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みんなのレビュー90件

みんなの評価4.2

評価内訳

90 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ビルマ政府により持込を禁止された「ビルマの竪琴」

2008/02/14 10:53

16人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

旧制一高の教師として多くの教え子を戦争に送り出したことから、その反省をこめて竹山道雄はこの作品を作った。外交官の大鷹弘と再婚したことからビルマと関係を深くし、日本ビルマ友好協会の会長にまでなった山口淑子は、日本でビルマを描いたほとんど唯一の映画だった「ビルマの竪琴」を日本ビルマ友好の証としてビルマ国内で上映してもらおうとしたところ、ビルマ政府はこの申し出を言下に拒否したという。理由は「ビルマでは僧侶には歌舞音曲は禁止されており、およそ竪琴を弾くことなどありえない。また同じく僧侶は動物を飼うことを禁止されており、僧侶が肩にオウムをとまらせることなどありえない」とのこと。要するに竹山の作品はビルマの仏教文化に対する根本的な無知無理解に基づくものであり、こんなものをビルマで上映すれば日本ビルマの友好を深めるどころか、むしろビルマの仏教文化を侮辱しているとの怒りが視聴者から出てくるだろうとのことであったのだ。竹山はドイツ文学の人であり、ドイツ語の教師を生業とする人間で、あくまで善意でこの作品を書いたことは間違いない。しかし、まあ、当時、東南アジアをひとくくりに「南方」としていた時代の制約はあったにせよ、彼が東南アジアの文化に無知無理解(そもそも関心すらなかった?)ことは否めないことだろう。最近、「ビルマの竪琴」は中井貴一主演で焼きなおしリメークが為されたが、やっぱり僧侶は竪琴を奏でていたし、オウムもしっかり僧侶の肩に止まっていた。在日やチャイナの声には妙に敏感に反応する日本社会だが、ビルマには妙に無関心なのが気になるところではある。諸君も、私の書評を読んだ以降は、是非蒙を啓き、カツ目してもらいたいものである。

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紙の本

歴史は通り過ぎた未来

2010/11/21 00:46

8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BCKT - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一話 うたう部隊
第二話 青い鸚哥(いんこ)
第三話 僧の手紙


著者は大阪生まれ(1903-84年,享年81歳)。1907年から1913年まで京城(現在のソウル)で過ごす。東京都立戸山高等学校から第一高等学校を経て,東京帝国大学(独文科)卒業(26年,23歳)。ドイツ語講師として第一高等学校に勤務(教授,51年退官(48歳))。日本芸術院会員(83年,80歳),叙正四位(84年(没年))。叙勲三等授瑞宝章。『ドイツ、新しき中世?』(40年,37歳)。訳書にニーチェ『ツァラトゥストラ』やヨハンナ・シュピリ『アルプスの少女ハイジ』など。著者は本書で毎日出版文化賞を受賞(48年,45歳)。


ビルマに残った残留日本兵が僧となって,外地で戦死した見知らぬ戦友の遺骨を拾い集める決意をし,それを実行するために,ビルマに残留するという話。こういう要約はあまりにも愚昧で,本書についてはなにも語ったことにはならない。


少年少女の頃に読むべき有名な本。私は中年になってやっと読んだ。むかし同名タイトルで映画にもなった。先日,NHKで第二次世界大戦ではいかに大本営が嘘っ八の発表を行い,間抜けな馬鹿メディアが提灯を担いだかが放映されていた(2010年11月)。著者は本書の内容がまったくの創作であることを断っている。それでも,男子に生まれ,自覚した責務を全うするために軍隊を離れていく姿には,美しい物語を感じる。ポツダム宣言受諾後に北方四島をロシアに侵略され,竹島を韓国にとられ,いま尖閣諸島が中国によって主権侵犯されている。日本最大の不幸は,平和ボケした政府しか戴けない現状と,平和ボケした国民がこれに変革を加えられないことと,平和ボケしたメディアしか存在しないことである。イギリスのフォークランド紛争から,なにも学べない平和ボケ学者しか存在しないことである。第二次世界大戦の時のようにまた追いつめられて,真珠湾奇襲に打って出るしかない窮状に陥るまえに行動すべきだ。日本外交は何をやっているのか。内閣総理大臣はなにを決断し,どう行動すべきか。


歴史は通り過ぎた未来なのである。

(842字)

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紙の本

児童文学の名作から、日本の伝統文化を思う

2012/04/09 11:43

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:としりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「ビルマの竪琴」は、少年時代に愛読したものだった。中井貴一主演の映画も、もちろん鑑賞した。
 イギリス軍の捕虜となった「うたう部隊」が、日本へ帰ることとなった前日、ビルマ僧に姿を変えた水島上等兵が現れた。
「水島!一緒に日本に帰ろう!」と呼びかける戦友たちを前に、静かに竪琴で「あおげば尊し」を奏でる水島上等兵。その意味するところは明らかだ。涙を誘う場面である。
「あおげば尊し」「蛍の光」といえば、日本人にとって世代を越えた別れの歌である。

 評者は高校時代、こんな体験がある。
 バスの修学旅行で高速道路のとあるサービス・エリアに停車した。そこには、たまたま近くでトランペットを吹奏している男性がいた。見事な音色に、我々修学旅行生は、拍手をしたり歓声をあげたりした。トランペットの男性も我々を認めて応えてくれた。俄に交流が生まれたのだった。
 まもなく出発の時間になった。バスのエンジンがかかりドアが閉まる。すると、それを見た男性は、「蛍の光」を吹奏しはじめたのだ。我々は歓声をあげ、手を振りながらサービス・エリアを後にした。

 このように、「あおげば尊し」と「蛍の光」は、メロディーでその意味するところが伝えられるという、世代を越えた素晴らしい日本文化のひとつになっている。これは、次の世代にも伝えていかねばならないものだ。
 しかしながら、学校の卒業式の定番だった「あおげば尊し」「蛍の光」は、最近はあまり歌われなくなり、テンポのよい別の歌に変わってきているという。大変に残念な傾向である。

 ところで、「ビルマの竪琴」に登場する「うたう部隊」は、日本の伝統的な唱歌を歌うことで、部隊としての規律と志気を維持する。
 なかでも、物語の鍵となる歌として「はにゅう(埴生)の宿」がよく歌われる。
 評者の少年時代、「埴生の宿」は学校で学んでおらず、歌が分からなくて残念な思いをしたものである。
 おそらく、現在でも学校教育で教えられていないだろう。
「日本の歌」(原作は外国作であっても)を子どもたちに教え伝えていくことも、教育の重要な役目である。
 それが、本書のような文学作品の鑑賞力に大きく影響するのではないか。

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紙の本

国境を越えた人類愛への願いを込めた最高の一冊です!

2016/08/06 10:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

あまりにも有名すぎる竹山道雄氏の『ビルマの竪琴』ですが、現代においては読んだ方々はかなり少なくてっ来ているように思います。ビルマ戦線で英軍の捕虜となった日本軍兵士たちにやかて帰国の日が近づいてきました。しかし、ただ一人帰らぬ兵士がいました。なぜか彼は無言のうちに、思い出の竪琴をとりあげ、戦友たちが合唱していた「はにゅうの宿」を演奏しながらさまよい歩くのです。戦場を流れる兵士たちの歌声に、国境を越えた人類愛への願いを込めたすばらしい一冊です。

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紙の本

美しいこころ。

2002/04/26 19:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 竪琴を携えた好青年・水島上等兵は何故、日本に帰還しようとせずにビルマに留まることを選んだのか?
 戦争に走った近代政府は悪だったが、かといって近世がより良かったわけでもない。常に弱者の立場に立ち、互いを同じ人間として思いやることが大切なのだろう。実際は難しいとはいえ……。
 戦争にかり出された日本兵士たちは、敗戦直後は悪し様に言われたという。私も、彼らが「偉かった」とは思わない。「哀れ」なのだ。好きでやっていたわけではないのだから。
 よく考えたら、私が感動する作品は童話ばかりだ。説経臭いと敬遠されるかもしれないが、私はそういう作品が好きなのだ。

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帰ってこなかった人への思い

2017/10/29 23:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は、ドイツ文学者であり、批評家でもある竹山道雄が書いた唯一の小説である。なぜ竹山はこの本を書いたのか。それはやはり戦地で力尽き、形見すら帰ってこず、その死に様すら伝わらない多くの日本兵への想いからだろう。竹山がそうした人々に思いを馳せるきっかけになったのは教え子の戦死がきっかけだったとされる。
小説の中では、戦死したと思われていた水島が部隊と別れ、僧侶になって戦死した人々の菩提を弔い続ける。竹山はそうした水島の姿を通じて、子供たちに亡くなった人へ思いを馳せてもらおうとしたのだろう。

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美 ビルマ人

2017/09/18 15:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:伊達直人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人は 効率を 重んじ 西洋にならい 軍服を 好んだ
ビルマ人は 日常の 雄大さを 重んじ 仏教にならい 袈裟を 好んだ
どちらに 原子爆弾を 預けるのが 良いか 美 ビルマ人 であろう

世界の人々が 仏教における 袈裟を 好めば 戦争は 起きないだろう

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本がボロボロになるまで

2003/07/12 23:46

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷室 - この投稿者のレビュー一覧を見る

同じ本を何度も買う、そんな行動をあたしはとらない。
だけどこの本だけは何回も買った。
何度も読んでボロボロになると買った。
「おーい水島。一緒に日本に帰ろう。」
「ああ…自分は帰る訳にはいかない…」
オウムに覚えさせた言葉。
オウムが覚えてしまった言葉。
戦争がどれだけ悲惨だったのか私は知らない。
だけど、戦争がどれだけの悲しみを広げたのかは理解できたような気がする。
水島上等兵は見知らぬ国で死んで行った同胞を捨てては帰れない。
私が水島だったら、きっととっとと帰ってしまうことだろう。
水島上等兵だって、皆と帰りたかったことだろう。
別れの時に仲間に向かって弾いた竪琴には彼の万感の想いがこもっていた。
何度読んでも泣けるのである…。

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紙の本

今が旬というかタイムリミット?

2000/10/29 22:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品では歌が非常に重要な役割をはたしてるんだけど、もうこういう歌もみんなの共通の歌ではなくなっていくんだろうなぁ。そういう意味で楽しめるのも今がタイムリミットか? パソコンとかで、バックに取り上げられている歌を聞きながら読める日がいつか来るかもしれないが、それで事足りるわけじゃないんだよな。詳しくは

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2015/11/30 00:50

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2010/01/07 20:38

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2006/10/23 21:26

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2011/08/22 23:48

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2008/03/01 22:34

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2007/10/14 10:01

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