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とにかくシングルタスクを推す本。
実際に読んだらマルチタスクとシングルタスクを意識するようになり、実生活に意識の変化が起きたので、生活に変化を起こすという意味でとても良書。
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マルチタスクを止めて1つの作業に集中しようとすることが結果的に今を生きる人生を謳歌するための秘訣であると述べられている。複数のことを同時進行で行うのはさも効率が良いように思われているが、実際は人間の脳はそこまで発達しているわけではなくいちどに処理できるのは1つの事だけである。だからこそ行動の選択の余地がたくさんある現代において日々の自分の行動を最大化するためにはむしろ1つのことに集中することが1番の近道であると考えているのだ。
この考え方は自らの生活に直接当てはめて実行することができるものなので本を読むだけでなく実際に自分の生活を省みてマルチタスクにより効率が落ちていると感じられる部分は積極的に変化させていきたいし例えば人間関係の部分とかで意識せずともマルチタスクを嫌いシングルタスクを優先していた事が実感できた部分もあった。
1つ勘違いして欲しくないのはここで言う今を生きるとは今に集中していれば無計画でも良い、または、未来の事はなるべく考えずに入るべきだ、と言うことではない。自分の将来や未来についての見通しを持った上でそこに向け必要となる行動をいかにし集中して取り組めるかと言う話だ。
少し自己啓発的な要素が見受けられる部分もあった本だったが、全体的には日々の生活を省みるきっかけとなる良い本だったと言える。
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【ざっくり言うとこんな本】
身近に様々な情報がすぐ目に触れられる現代の中で、我々はマルチタスク化している。マルチタスクは良い言葉に聞こえるが、非効率であるだけでなく、脳にも悪影響を及ぼし、それは人間関係にも波及する。
そんな問題を解決するのがシングルタスク化。その瞬間は「いまここ」に集中し、脇目をふらず、完遂すること。在宅勤務が広がり、働き方に自由度が増している今、非常に役に立つ仕事術。
【ポイント3つ】
・マルチタスクの嘘
マルチタスクは脳科学的には起こりえない。人間の脳は複数のことを同時に考えられるようにできていない。同時にやっているように見えているとすれば、それは瞬時に1つ1つの思考を高速に切り替えているにすぎない。この切り替えのスピードは0.1秒ほどなので、本人は気づかない。
マルチタスクは脳に負荷がかかり、生活の質、対人関係、あなたにとってたいせつなことすべてを犠牲にしかねない。複雑な2つの作業を同時に行おうとすると、前頭前野の奪い合いが生じ、結果として、理解力と記憶力を低下させる。また、脳の切り替えを行う度に集中力は落ちていく。
マルチタスクを試みず、タスクをシンプル化することが重要だ。
・外部刺激をコントロール
マルチタスクの誘惑に負けるのは、他人からの期待や要求に応じなければならない義務感に駆られている時だ。そこには相手に高く評価されたいという欲望があり、それが不安感を引き起こし、自分が優先したいと思っていたことを後回しにしてしまう。このほかにもメディア、スマホ、タブレットから反応してしまうこともマルチタスクの原因だ。まず、自分の意思をコントロールして、外部刺激をうまく処理しなければならない。
こうしたことに対処するために1日のうちにひとりでじっくりと考え事をする時間を作るのが良い。毎日10分-15分日記をつけるのもいいし、散歩に出るのも良い。重要なことは今の状況において、自分にとって最も大切なことを決め、責任を持ってやり遂げることだ。
・パーキングロット
いくら1つのことに集中しようとしても、途中で別のプロジェクトのことが気になったり、返信していないメールのことが気になることもあるだろう。そんな時、パーキングロットが役立つ。会議でも有用な手法だ。ある議題のために開かれた会議なのに、つい横道に逸れて別の話になる。こんな時、ホワイトボードの隅にその話題をメモしておき、後日議論することにして、本題に議論を戻すやり方だ。これと同様に個人でも何かをやり始める前にパーキングロットを用意しておく。メモ帳を横に用意しておき、何か別のことが思いついたら、そこにメモをして、メモしたら、今やっている作業に戻る。これをすることで集中力を維持できる。
【あとがき】
複数案件が動いていると同時並行的に色んなタスクをこなさなければならない。在宅勤務の今、集中力を切らす要因はたくさんある。マルチタスク化しつつある現状で一つ一つの作業に時間がかかるようになってしまっていた。本書から目の前のタスクに��中して、目の前のことを完遂する重要性がわかった。また、複数同時にタスクをこなそうとするデメリットを知った。マインドフルネスにも通ずる「今ここ」に集中して、自分にとっての優先事項を達成していきたい。
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複数の作業を同時にこなす「マルチタスク」がうまい人は有能?しかし最新の脳科学・心理学研究から,マルチタスクは脳を疲弊させ,効率が悪いことがわかっています。一点集中の「シングルタスク」はストレスを軽減し,自分の能力を一番引き出す方法です。世界的ベストセラー!
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人間はマルチタスクで仕事を行うことができないので、シングルタスクで行うべきである、ということをさまざまな視点から説いている本。
集中力が低い、いつまで経っても仕事が終わらない…そんな悩みを持っているのであれば、一度読んでみると良いかもしれない。
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結構話しながらスマホしたり、電話しながらメールチェックしたり、自分は家族、同僚にずいぶん失礼なことをしていただけでなく、集中できないことをずいぶんやっていたのですね。。。マルチタスクすべきという思いが今までとても強かった。少しずつでもシングルタスクを意識して、どういう変化が見られるか、試してみたい。
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「意識」
:マルチタスクの幻想から外れ、目の前にある仕事に集中する
「選択する。ブレずに実行する」
:後悔しない
「内省」
:いま直面している問題に対して、「彼」などの三人称or「自分の名前」を主語にして、文章を書いたり、頭の中で言葉にして自分を見つめる
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とにかく、沢山の量をどうにかしなければならない時は、一つずつ潰していき、その一つのことに全神経注がなければならない
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主にシングルタスクのメリットが知れる本。
シングルタスクのメリットはふんだんに知ることができるが、それに対する具体的な実践方法は散りばめる程度にしか載っていないように感じた。
本書とは別に、集中力や意志力についての本も読んで初めてシングルタスクに取り組むことができるように思う。
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マルチタスクをすると集中力が分散しながらも時間を効率的に使うことができていると思っていた。これは錯覚だったのだろうか?
確かに音楽を聴きながらの読書はなかなか内容を掴めないが、車内など雑音に囲まれて読書だけをしているときは集中しやすい。これがシングルタスクの効果かもしれない。様々なことで実践してみたい。
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マルチタスクの時代にシングルタスクこそが、生産性が高いタスク処理の方法だという話を説いている。
また、これは脳科学的な観点からもマルチタスクは生産性が悪いということを示してくれているので、自分も本書に書かれているような方法を試して、シングルタスクを実行したいと思った。
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本書では
マルチタスクと比較しながら、
シングルタスクの効果について述べている。
結論から言うと、
シングルタスクは時間を有効活用し、生産性を上げ、対人関係を改善する。
その具体的事例がのっている。
以下に、覚えておきたい点を記載する。
①タスク処理
集中する方法は自分にとって最も大切なことを決め、責任を持ってやり抜くことだ。
優先順位をつけないで複数の作業を行うと、脳が機能しなくなる。
作業時間、終了時刻を決め作業に専念するという取り決めをしよう。作業中、何か別のことが思い浮かんだら、どこか別のメモ記載し後で考える時間を設けよう。
②タスクの優先順位
午前に片付けるべきリストに目を通し、不要と思われる項目を削除し、重要と思われる項目に二十線を引く。次に重要な仕事に時間を捻出する方法を考える。
③タスクの選定基準
ⅰどうしても取り組まないといけないが、考えるだけでうんざりする作業は朝一で片付ける。
ⅱ類似タスクごとにグループ分けし、1日の同じ時間帯で片付ける。時間でタスクを区切るのもあり。1ぷん、10ぷん、それ以外のタスクで分け、短い時間で終わるものは早めに処理
③シングルタスクの身につけ方
シングルタスクは身につける習慣。シングルタスク力を強化する方法を選び具体的に実践する。記録も残そう。自分を褒めよう
ex)会議中は会議のみ集中、朝の時間はまず計画を立てる
④人からの信頼の得方
シングルタスクを実験するリーダーは信頼を得、成果を出す。話を聞くときは常に集中しよう。その頻度が高まることで信頼を得る。マルチタスクしながら15分話聞くのと、シングルタスクで5分だけ話を聞く方が信頼度高い。
⑤内省
内省を意識的にしよう。人は自分の人生を真剣に考えることから逃れる傾向がある。
重く捉えすぎないように、今直面している問題を三人称(彼、彼女)で捉えると俯瞰して見れる。
⑥仕事以外のシングルタスクの身につけ方
映画や本はシングルタスクが発揮できる場所。シングルタスクをこなすことで快感、共感、集中力がもて。ストレスが軽減される。
⑦熱中と幸福
仕事に熱心に取り組んでいる人ほど、幸福を実感し、気が散ってしまう人ほど幸福を感じる度合いが低い。
自分が今本当に何をするべきなのかを考え一心不乱に取り組もう
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マルチタスクが良いという思い込みは間違いで、シングルタスクこそが幸福度や生産性を向上させる方法なのだと理解できた。
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マルチタスクのデメリットをよく知ることができ、シングルタスクというマインドフルネスの考え方を取り入れた一点集中術の良さが、わかりやすく説明されている。とても読みやすく明日から実践したくなる技術であり、本書は誰しものの人生を変えうる一冊になるだろう。
私自身は高稼働でマルチタスクな作業が会社から渡されることが多い、一昔前はそれに紛争し、ストレスの荒波に飲まれ長期の休みもとった。
休暇中にマインドフルネスを会得すべく瞑想を毎日数分行う習慣をつけ、仕事場に戻った事で、少しだけこの著書が入っているシングルタスクな仕事をするようにしたところ、高稼働は相変わらずではあるが、精神や気持ちの面では大いに達成感を感じれるようになった。
私自身も実感しているものがあるので本書に書かれていることを取り入れさらなるシングルタスク仕事術を自分なりに模索したい。
ただ、プライベートはマルチタスクで過ごしていることにも今回気づかされたので人間関係を良くするためにも、プライベートにも取り入れることを今この場で決めた!
皆さんも一度本書を読み、シングルタスクの有用性を感じて欲しい。
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一つの作業に専念し、能率を上げ、気が散らないようにする方法が紹介されています。自分自身を振り返ると、タスクの切り替えばかり行うマルチタスクは頭の中が混乱し、目的や本質を見失いやすいため苦手です。慣れや得手不得手に関係なく、脳に悪影響を及ぼすならば、マルチタスクな行動は改善したほうがよいのだろうと思いました。