紙の本
過去からの火
2017/10/18 03:58
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会的な成功と名声が、ある日突然に崩れてしまうことを感じました。放火事件の背後に隠されている、過去の記憶に胸を打たれました。
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この作品は初めて読む。あまりミステリっぽくないのが、かえって新鮮だった。ちなみに、大きな書店の棚には前の版も並んでいた。
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面白いかどうかは別としてハードボイルドというものを強く意識させられる。文体が硬すぎるのと内面的な描写が多く展開が少ないのでのめり込めなかった。
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大沢在昌さんのハードボイルド。
1985年の単行本化されて1991年に文庫本化。
それがこの度「新装版」として出版された。
今から32年前の小説だから少し違和感があったが、その一番の原因は登場人物が携帯電話を使っていないことだった。
当時は。当たり前のことだが、外で用事をこなすのに公衆電話で色々とやり取りをしていたのだ。
そのことが物語のスピード感にも違いを及ぼしている。
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一風変わった仕事から、普通のお仕事をする人に転身した主人公の過去が現在の平穏な生活を脅かすストーリー展開が薄ら寒くて、怖かったです。
私があまり読んだことのないジャンルであるハードボイルド小説なのですが、苦手だと思いつつ、読むてが止まらない不思議な中毒性があるお話です。
本書に限らず、ハードボイルド小説は苦手だなぁと思いつつ、なぜか読んでしまうのはなぜなのか?
どう転ぶか分からない結末が楽しみの1つとなっていると気がつきました。
ちょっと人生に疲れた感のある主人公が、日々の生活に見いだした幸せを感じはじめたころに、事件が発生! あれよあれよという間に大変なことになり、本当にはらはらしました。
お話といえども、主人公には幸せになって欲しいものですね。
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毎回思うのが、主人公が美女とサクッとくっつきすぎ。
主人公は男性の理想像ですかね。
それありきでないとお話が始まらないし進まないからいいんですけど。
最期までどうなるか分からないハラハラ展開、お決まりな感じだけど好きです。