紙の本
まあまあ
2022/05/19 21:27
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投稿者:にこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今の私にはあまり響かなかった。興味深かったこととしては、みんなのうたというタイトルに向かって、まとまっていく感覚は新鮮でした。
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ふるさとっていいなあ。当たり前のように父がいて母がいて兄弟がいて、そして祖父母もいる。友達もいる。帰ってくる場所がある。待っててくれる人がいる。どんなに田舎でもふるさとの良さを教えてくれる作品ですね。何とも著者らしい作品だった。
でもちょっと物足りなかったかな。。?
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内容紹介
夢やぶれて実家に戻ったレイコさんを待っていたのは、いつの間にかカラオケボックスの店長になっていた弟のタカツグで……。家族やふるさとの心の絆に、しぼんだ心が息を吹き返していく様子を描く感動長編!
内容(「BOOK」データベースより)
東大を目指して上京するも、3浪の末、夢破れて帰郷したレイコさん。傷心の彼女を迎えるのは、個性豊かな森原家の面々と、弟のタカツグが店長をつとめるカラオケボックス『ウッド・フィールズ』だった。このまま田舎のしがらみに搦めとられて言い訳ばかりの人生を過ごすのか―レイコさんのヘコんだ心を、ふるさとの四季はどんなふうに迎え、包み込んでくれるのか…。文庫オリジナル感動長編!
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ふるさとって無条件に落ち着くけど、小さい頃のイメージをずっと貼り続けられる場所。
そぐわない生き方をしていると居場所はない。
それを家族のちからで、吹っ切っていく様は羨ましく思う。
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やはり重松清で泣いてしまう。同郷だからか無駄に重ね合わせてしまう。私の故郷は観光地で梅郷のような問題は殆どないけれど、それでも大学からずっと故郷を離れている私には感じいることが沢山あったのだ。仕事とか恋人とか友人とか横浜に大切なものは沢山あるけれど家族や故郷の友人だって当たり前に大切なのに。
イネちゃんとコウゾウさん、サブちゃん、無理なリハビリをするキミ婆、孝継の思いー。暖かいエピソードが綴られています。
主人公の礼子さんは未熟で甘ちゃんで、だからこそ周りの暖かさが際立つし自分に重ね合わせやすいのかもなぁ。
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作者らしいほのぼのとした小説。劇的な変化や特別な感動はほとんどありませんでした。田舎や家族の存在のありがたさを再認識させてくれました。
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また映像化が似合いそうな重松らしい一作。
おかしくて、切なくて、心に響く。
いつもながらの重松節なのである。
田舎に生まれること、田舎で生きること、
簡単に答えなんかでないよなあ。
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最初は、レイコさん、好きじゃないなぁ、と思って読んでた。レイコさんを囲む人たちが皆それぞれ良くて、最後にはうるんでしまった。なんか、じんとくる話だった。レイコさんは、一見主人公のようで、周りを引き立ててる役な感じ。
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東京から故郷へ帰るレイコさん。自分は結婚して住所は変わったけれど車で3、40分の距離では殆ど変わらない。私にとっての故郷はごく近い所にある。
レイコさんが帰ったのはどのあたりなのだろう?中国地方のどこかのような気がする。良くも悪くも田舎っていう雰囲気が漂ってくる。どこにいても何をするにも自分はどうしたいのかをちゃんと捕まえていないと動けなくなる。逃げて行ってしまった希望はどこにあるのだろう?
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東大を目指すも、三浪の末に帰郷したレイコさん。
故郷の田舎での暮らしは、祖父母、両親、弟と家族や自分の進む道について考えさせられる。
あたたかな家族や田舎の雰囲気に、心が熱くなる。
2015.1.4
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結局は短編オムニバス。
ばあちゃんの
「金の話をする時は恥かしい顔をせえ。
自分の都合をいうときは、つらそうな顔をせえ。
身内を…身内を捨てる時は…なみだのひとつも流せえ」
というセリフがとても刺さった。
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田舎に戻った浪人生の話。
家族それぞれの気持ちも
レイコさんイネちゃんの気持ちも
わからなくはないんだ。
みんなそれぞれわかるだけに
ちょっと苦しい。
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大きな事件もないし、大きな感動があるわけでもない。
けど、家族の愛情をしっかりと描いているお話。
最後のおばあちゃんを迎える合唱で迎えるシーンは良いなぁ
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東京で受験に挫折した主人公が、故郷へ戻り、田舎の良さや家族のありがたさなんかを再認識する、と。
相変わらず「泣かせどころ」が巧みであります。
カラオケボックス経営者の高校生ってどーなんだ。
ラストのシーンは、なんだか「24時間テ〇ビ」のフィナーレみたいだ。
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一生懸命に生きてきて,
あとから振り返って・・・
そこで,自分のやってきたことを
自分がやりたかったことだと気づく・・・
そんな人生も悪くない。