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面白いか面白くないかと言えばもちろん面白いのだけれど、先が見えないまま疑問とか謎ばかりがここ数巻積み重なって、正直ヤキモキします。まぁ、そろそろ迅も旺季とかも自分の持ち札明かし始めたかな？って感じはするのだけれど。
でも結局瑠花はそう悪役扱いではなく、旺季の他の「大官」で旺季も最悪の悪人扱いではなくなりそうな気がする。結局みんなイイヒトってオチ！？いやいや、最後には悠舜が悪役を引き受けてくれると思うんだけど～～～。黎深の愛は悠舜に届くのか！？そしてきっと悠舜と朔ちゃんあたりが繋がっている！！と思うけどどうかな？？？
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異能の一族・縹家の宮で目覚めた秀麗。外界と隔絶された宮から出るには、大巫女・瑠花に会わねばならない。けれど彼女の居場所は分からず、異能「千里眼」を持つ珠翠を探すことに。一方王都では、史上最悪の大災害、蝗害に対し、重臣たちが協議を重ねていた。しかし対処の全権を委任した国王の劉輝は、ただ見守るだけ。珠翠探しと並行し、蝗害の対処法も探る秀麗は、劉輝の救いとなれるのか!?クライマックス直前の第16弾。
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最終章とするには、あまりにも駆け足的な部分があり、若干失望気味。
今回は、最終章の序章という感じで、まだまだ先が見えない。
よって、面白みも半減。
秀麗が何を考えて、今どのような状況下なのか、想像する事しかできないのが残念。
最終章突入・・・などと、帯に書かないほうが良かったのでは？
まだまだ、出てきていない彩八仙もいるというのに・・・。
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少年マンガにありがちな強さのインフレーションではなく、賢さのインフレーションがおきるラノベ……だと、ずっと思っていたけど、そういえば前にも地味に強さのインフレっぽいことあったし、この巻ではかなり派手におきた。
縹家の備蓄100年分は、ちょっとやり過ぎじゃないの？ とか、いろいろ突っ込みたい細かい部分は増えていくばかりだけど、まあ、あと少しっぽいので、決定的についていけなくなる前にキレイに完結して欲しい。
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御史台編がスタートしたあたりから読み返さないといけないなと思いました。劉輝の株が大暴落しっぱなしです。年長組（オッサン組？）が魅力的すぎるというか…。
とりあえず雪乃先生にはお体を大事にして頂きたいです。
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前巻とは全く異なり、読んでいて楽しかった。
エンターテイメント小説としてその点は重要。
ただシリーズ内の一巻としての評価もあり、難しいのですが。
気になることは下のネタバレに書くとして、初期の彩雲国にあった疾走感とかヒーローが活躍することへの満足感は高いので、この一冊としての評価は、★４とします。
ただね、この本はギャグだと思う。
あと、オヤジ☆パラダイス
ネタバレ
概観
珠翠の巻であり、瑠花の巻でありました。
縹家の謎もだいぶ明らかになりました。
一方で、彩雲国に災いをもたらそうとしている人は誰なのか、それは明かされず仕舞いです。茶州に詳しいといえば朔ちゃんなのか？と見せかけて官吏も動かしているから晏樹?
珠翠について
他のキャラクターもそうでしたが、内面と向き合い、その過程でつらい思いをすることになりました。
もともと無能であったことから、自分を求める唯一無二の存在はなく、誰かの愛情の内側には居るけれど、一番ではない。そのことに慣れ、疑問も抱かず、誰かを愛することだけで十分幸せと思い込んでいた(それ以上望むことを自分に許さなかった)珠翠。けれど、縹家の『時の牢』に入れられ何度も暗示をかけられるうちに、ついに孤独感・絶望感が珠翠の心を壊し始める。
そんな珠翠を助けるために、何もかも捨てて、帰れる保証すらも求めず助けに来た人。『あなたのためにいつだってここにいるのに』｢一緒に帰りましょう、そしてずっとずっと一緒にいます｣そういって珠翠を迎えにきたのは、藍楸瑛。彼のおかげて珠翠はなんとか戻ることができた。
楸瑛について
相変わらず、かっこいいのと決まらないのの両立を華麗に見せてくれています。今回彼は悩むことはなくて、動くだけなので、動くことが得意な彼は生き生きしていました。
無事に珠翠を抱きしめることができたのに、単におなかが減って力が出ないから仕方なくという泣かせっぷり。そしてせっかく助けてずっと一緒にいますとまで言ったのに、｢生きる場所が違う｣といわれてしまう。そのあと秀麗と再会した珠翠が文句なく秀麗の抱擁を受け入れていたことからも、平手された楸瑛の哀れさが際立ちます。あと、秀麗の楸瑛に対する評価が何気なくひどい。｢頭はいいのに使っていない｣｢腕に覚えがあるせいか玉砕覚悟の特効型｣まぁ、パパ璃桜に対抗心燃やしているぐらいだから、言われても仕方ないけど。迅にも「取り柄は顔と愛」って言われているし。それでも楸瑛はちゃんと劉輝のことを思っている。でも一番は珠翠なんだ。まぁ迅曰く「10歳のころから女を追いかけまわしていた」らしいから仕方ないね。「色男で勇敢でキレ者なのに抜けていて女人に弱いのは家系でも男児は無駄に強運」らしいので仕方ないか。
瑠花について
珠翠と対をなすような形で、瑠花の心についても描写が多くみられました。幼いころにその能力に嫉妬され、実の父から『時の牢』に落とされた瑠花。彼女をそこから救いあげたのは「愛と根性しかもっていない」5歳の羽羽。そりゃあ瑠花ちゃんも惚れるさ。けれどその羽羽さえも、仙洞令尹としての役目のために瑠花の元を離れていく。元来は弱きものの味方であり、受け入れる側だった縹家・瑠花の元からは、どんどんと人は出ていくばかり。それでも、大巫女として瑠花が背負っているものはけして降ろすことができない。下ろした瞬間に世界が瓦解する。その重みを一身に受けともに分かつ人のいない孤独。術で体を酷使することとあいまって心が蝕まれていったとしても、それは瑠花が弱いからではない。ある理由から戩
華が嫌いというが、そもそも歪む前だった瑠花が嫌うほどの理由とは何か？これは不明なまま。粛清の姿勢が、弱きものの味方である縹家の大巫女と相いれなかったのか？もっとなにかピンポイントな出来事がありそうな気がする。ただ、実の父を廃してまで８０年もの長きにわたって、大巫女の重圧に耐え続けた瑠花にとって、手の上手はとはずただ民のためにと政をとることすらもしようとしない劉輝が、気に入らないのは当たり前のこと。兄に帰ってきてほしい、秀麗に振り向いて欲しい、“劉輝”を見てほしいと我儘三昧で、その間の不作為がどれほどの罪悪になるか気付こうともしない。ひとりで大巫女として頑張っている瑠花からしたら、「ふざけんじゃねーよ小僧、便宜上あんたしかいないということになっているけど、本当は血筋から言っても器から言っても数倍ﾏｼの人間なんて居るんだからね」と叫びたくもなるでしょう。
それでも、弟の璃桜の暴走を止めなかったことは許されることではないですが。なんだかこの世界は、面ではなくて点で支えるような構造になっていて、その一点にいるものだけが重圧と孤独とを背負うことになる。それが新たな歪みを生み、そのことによって、点にかかる重圧はより重くなっていく。負のスパイラルにいるようです。でも迅も言ったように「何もかも上手くいく方法」を見つけなければ。このスパイラルを断ち切らなければいけないし、この物語の大ボスは、それなのではないかと思います。
リオウくんについて
初登場時に比べると、かなり、人間ぽくなりましたね。劉輝とか秀麗とか以上に人間ぽいものと触れ合ったせいかな？「ここは俺の家だぞ！」と怒ってみたり、癇癪を起してみたり、口が悪くなってみたり。長い孤独と重圧で瑠花の心が歪み、縹家そのものが歪んでいった中で、リオウも頭でっかちになっていることろがあって、やってみれば案外できるかもしれないという発想はなくなってしまっていたのでしょうね。机上で組み立てて、うまくいくなら実行するし、だめならしない。できることは限られている、為せる者も限られている。知らず知らずの内にとらわれたそんな枷から自由になって、異能でなくてもできることはあるし、異能でなくてもなさなければならない役目が与えられているということを理解し、為すべきことに向かって全力投球モードに入ったようです。うまく作用して、劉輝王の側近になってくれたらいいな。
しかし誰だろうと思っていた母が、旺季の娘だったとは。爺さんよりも父親のほうが年下なんておかしいだろうってキレてたけど、パパの年齢がおかしいだけで、祖父と孫の年齢としては正しいよ。
パパ璃桜について
８０にして、少しだけ、変わった。
唯一固執した薔薇姫が���何も受け取ってくれなかったと思っていたけれど、秀麗の二胡をきいて、そうでもなかったことに漸く気付く。
せっかくの長寿なんだし、息子と一緒に世界を広げていけばいいさ。
旺季について
で、結局この人の血統はどうなっているの？旺季が王になれるなら、旺季の孫でかつ縹姓のリオウ君が王になれる血統なのは良く分かったけど、で、そもそも何で旺季は王になれるの？
ただ旺季は、私利私欲のためではなくて、よき王がいないから、自分が立つという感じですね。劉輝に対して待つのは時間切れ、ということ。
旺季の考えは、秀麗の考えと同じ。けれども選ぶ道が違うのは、見てきた地獄の差か、それとも自分にとって残された時間の差か。確かに、劉輝が良い王になるには時間がかかるし、飢えや災害は劉輝が良い王になるまで待ってくれなどしない。だから、劉輝に見切りをつけて、別の道を行く。この人は食えない人だけど、腹黒い人ではない、そう感じた。邵可パパも、陵王も、迅も、長官も。見方はいろいろだけど、この人がみんなに心配されるのは、やはり人柄なのだろう。旺季自身がアンフェアなことはしないから、旺季をアンフェアな形で死なせることはしない、そういうことなのかな。
晏樹について
やはり一番怪しいのはこの人。いっそ朔ちゃんが生きていて、刺し違えていなくなってくれたらいいのにと思ったり。。。この人も化け物系ですよね。そして私が忘れているのでなければ、この人も血統が明らかにされていないはず。だけど、こんな得体の知れないものをして瑠花も劉輝でなくても他はいるとは言わないだろうし。でも劉輝にたいして良く思っていないのは確かで、かつ、どうなると良いかではなく、どうなったら面白いかで考えている。旺季に対して、異常な執着を持っているように見える。
絳攸について
出てきただけマシ。しかも静蘭とタンタンと不思議なスリーショット。新：王都組として鮮烈デビュー。
で、どこに住んでいるのか、どうやって参内しているのか、どうやって百合さんのもとにたどりついているのか、一切不明。旧邵可邸で静蘭に保護されていたら愉快だな。
タンタンと静蘭の二人がかりで苛められて言葉に詰まる絳攸ちゃんに激萌え。
そして邵可パパいわく「紅一族にとって愛情と忠誠と同じ」。紅一族のことをタンタンにバカといわれて言葉に詰まった絳攸はやっぱり李姓だろうが倶梨伽羅姓だろうが、百合さんの息子にして紅家の男なのですよ。だから一途に秀麗を愛するんだ、とこれは完全に妄想の話ですが。静蘭が絳攸に冷たく当たるのを見ていると、秀麗を取られたからだ！と思って興奮します。
それにしても「黎深よりも超弩級のおばかさんな若者たち」って、楸瑛と劉輝だけじゃなく絳攸も入っているんですよね？良かったね絳攸、大好きなパパを超えたよ！
そして最後。約束の日時にきちんとたどり着けるなんて、どうしたの？
そのほか
玉ちゃんがキレた。
タマちゃん代は高いんだ。
柚梨もかっこよかった
鳳珠は家と友情の間で思い悩んでいるのだろうか？
清雅名前出てきただけだった。ははん。タンタンにも負けてるよ。
あれ、ここまで書いて肝心なこと書いてなかった。
劉輝について
可哀そうすぎる。可哀そうすぎるよ。
自分でまいた種だけどさ。
確かに後宮に男とっかえひっかえ連れ込んだり、ボンボンズとたらたらしてたりしたけどさ、でもこの子のいいところは素直なところだよ！
それを、殴ってでも言うこと聞かせるくらいの努力はしたのか？それもしないで、あとから出てきて、お前使えないから首すげ替えって、それちょっとおかしくない？
劉輝については自分でまいた種だから仕方ないけどさ。できることをしなかったなら、それは「民の嫌がることが増える」ことにつながるんじゃないの？バッタの件だって劉輝がいなかったから命令出せなかった的な話になっていたけど、民の不易を減らすためなら、夜討ち朝駆けで何度でも、最後には壁這い上がって、酒の一気飲みでもなんでもして話を通すのが官吏ってもんじゃないのか？
それもしないで、ただ戩華王への恨みを身代わりで受けさせられているだけのようで、可哀そう。
素直だからこそ、清苑の言うことを聞き、邵可の言うことを聞き、秀麗の言うことを聞き、絳攸の言うことを聞き、悠舜の言うことを聞いてきたわけで。それを叩きなおさなかったのは、貴族派も同じじゃないの？
それを戩華に粛清され、劉輝に無視されたって。それが大官のものの考え方？
旺季に言われたとおり、劉輝は逃げてもいいと思うんだよね。だって別にこれだけお膳立てされて、引き受けますよ～って言ってくれてるんだから、逃げればいい。だけど、それをしないのは、単なる血筋への矜持なのか、静蘭のためなのか、秀麗のためなのか。
でも、１巻の最後から、劉輝は逃げないってわかっている。つまり、王として歩く方法を必ず見つけるんです。その時に、”紫劉輝”も必ず残っているはず。だから、今はつらいけど、がんばれ、劉輝！と思いながら読みました。
秀麗について
縹家が超不便な所にあるのは安さって発想は秀麗らしい。
「ごめんね、実はこんな性格で」
「いや、そっちのお前の方が、いい。」
いやぁぁぁぁぁぁぁここにきてまたライバル登場？リオウくん。
そんなことはさておき、秀麗が元気になったことで、だいぶ読み進めやすくなったのは確か。
私は茶州編が好きなのですが、あの時の楸瑛の馬から飛び降りて、真っ直ぐに燕青に向かって走って行った、そんな秀麗が戻ってきた感じです。
やっぱり秀麗は、真っ直ぐに階段を駆け上っていくそんな姿が好きです。
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最近にしては珍しく何日もかけて読みました。
重くてしんどくて！
クライマックスって怒涛ですね。
2010.5.12読了。
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もう終わりが見えてきています。何だか寂しいような。
でも寂しいと言っていられないほど怒涛のような展開が続きます。
秀麗だけじゃなくてみんな頑張っている
そして今回は楸瑛が活躍してましたね！
でも彼の思いは珠翠に伝わっているのかな。伝わってはいるんだろうけれど、何だかずれている。珠翠もわかってはいるんだろうけど、受け取ることは出来ないのかもしれない。
そして気になるところは黒幕。
果たして黒幕は誰でしょう
今の今までそこまで存在感がない人だとは思うが。
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秀麗に幸せになって欲しい！って思いだけで買い続けてます。劉輝ファンには悪いのですが、絶対にくっついて欲しくないと思うのは私だけか・・・。
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クライマックスが近い！！
どう、「すべてうまく」いかせるのか非常に楽しみ
秀麗には嫌な想いをして欲しくない！！
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彩雲国物語最新刊。
うぅーん、と唸ってみる。
最初のほうのお気楽な感じが好きだったのであんまり最近はついていけないのです。
十二国記みたいに枠があるわけじゃなくて書き始めている話なのに、今更国家とは、君主とは、とはじめてしまうのでいろんなところで破たんが出る。
なんとなく中華っぽいファンタジーを書いてた方が絶対面白かったはずなのにと思うと勿体ないなーと思います。今でも短編、番外編はすごく面白いし、力のある作家だなとおもえるのに。
人には向き不向きがあって、それがどちらが上とか下とかそういうものじゃない。土台、貴族制と官僚制の社会っていうのが矛盾してたんだから。今の世にあてはめて考えても矛盾は出るって・・・。
某死神漫画みたい・・・カッコいい話を追求した揚句に伏線張りすぎて読者おいてけぼりみたいな。
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タマちゃんと景侍郎、漢だ！と、つい笑ってしまいした。
次巻が出るまで時間がかかるとのこと、辛抱強く待ってます。
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登場人物の性格というか、考えというか....みんな似たり寄ったりに見えてくる。変人やくせ者、として売るなら最後までその設定を貫いて欲しい。ギャップを見るのは楽しいけれど、焦ったり素が出るとき、心中の口調がどのキャラクターも同じ様で、くどく感じる。その点、イラストレーターの由羅先生は、人物の描き分けが凄い。巻頭の人物紹介を見るたび、これだけ多くのキャラクターが登場するのに他と見分けがつかない人物が、一人としていないという事に感動する。
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疲れた頭に一服の清涼剤、のつもりがまったくその逆。
今までの中でも一二を争う濃い内容では。息つく暇なかった･･･
もやもやが少しずつ晴れていくのは楽しい。
瑠花様のイメージが前章から相当変わった。
うーさまとの関係が切ない。
そして楸瑛はもうずっと珠翠のそばにいればいいと思うよ！どーせ四男坊なんだし！婿入り決定だね！
しかしもはや人物紹介からも名前以外消された存在のせーがさまはいつ出てくるのか。表立った動きをしないのが本来の監察御史の姿なのはわかるよ、分かるんだけどね…。
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もはやライトノベルの域を超えている気がする。
後半の旺季の見せ場に不覚にも涙。
社会人で働いているとかなり心にくる名場面なのでは。
世の中ポジティブ思考が絶賛されているけど、
「嫌いなものがあるからなんとかする」
というマイナス思考からのアプローチがもっと一般的になってもいい。
就職の面接でそんなことを言う人がいたら、むしろ歓迎される世の中に早くなって欲しい。
