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電子書籍
特殊設定を活かしきった青春ストーリー
2021/04/21 22:24
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は凪に対しての気持ちを自覚しているくるみがいじらしかったです。しかし、凪が手紙に宿る書き主の気持ちが読める能力を持っていることが明らかになり、その代償として愛するものの記憶を失うことが分かると、一気に物語は動き出します。凪の能力とその代償について知りながらも、凪にその能力を使ってほしいという状況になったとき、くるみはどうするのか?それがこの物語の核心的なテーマとなっていきます。愛するものの記憶を順番に失ってゆく様子に、読んでいて悲しさを抑えきれませんでした。悲しみに包まれながらも、ラストはどうなるのだろうかという期待に違わぬ終わり方で余韻が残りました。ストーリーの運び方がとても上手いと感じました。
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