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銀の鷲獅子 下 みんなのレビュー
- マーセデス・ラッキー (著), ラリー・ディクスン (著), 細美遙子 (訳), 佐藤美穂子 (訳)
- 税込価格:1,100円(10pt)
- 出版社:東京創元社
- 発売日:2017/09/29
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文庫
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紙の本
子離れと親離れ。
2017/11/04 16:48
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マーセデス・ラッキー氏の作品には「欠落を抱えた少女が自立を獲得する」というモチーフが何度となく現れるが、この作品では欠落というより重荷、しかも少女だけでなく若い雄鷲獅子というコンビがいきいきと描かれる。
親の七光りという重荷に悩む子ども達に対し、なかなか子離れできない親が「自分の子ども」ではなく「自立した一個の存在」として認めるとき、このモチーフはあらたな輝きを増すのだろう。
しかし、ここでまたあの怪物がまた出てくるとは……。
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