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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここまでこのシリーズが積み上げてきたものが
花開く巻。
余一の名前。
六助の義侠。
千吉の男気。
おみつの節介。
お糸の懐妊。
余一の惚気。
紙の本
余一が変わった!
2017/09/06 12:16
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
余一とお糸の間に子供が出来た。
余一が変わってきてこれからどんなに大甘な父親になっていくのか?
着物の模様で、季節感・行事が表される。
着たきりすずめの庶民でも、たまには季節の柄を纏ってみたい。
巻末の模様が毎回素敵だ。
紙の本
素晴らしい職人!
2021/03/01 10:41
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
大隅屋の綾太郎は吉原の花魁・唐橋から最後の打掛を作って欲しいと依頼される。
実は唐橋は札差の澤田屋を袖にしていとこともあり、澤田屋は打掛を作る職人に対して様々な嫌がらせをしていたのだった。綾太郎は唐橋の依頼を受けることにしたが、いい案が思い浮かばずに余一に相談することになった。しかし店が左前の井筒屋が・・・。
今の時代に余一みたいな職人はいないでしょうね。
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着物の始末屋シリーズ第9弾
唐橋の最後の打掛が無事に出来、最後の道中も醜い心に汚される事なく無事に唐橋らしく終われて良かった。
寿ぐ事の多かった今作、おみつと千吉の行方も気になるところ。
とは言え、奉公人が不躾だったりしてなんだか時代小説を読んでいる気がしなくなってきた。
千吉の心、はやくほどけるといいな。
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このシリーズを読むと幸せな気分なる。
そしてやはり江戸に、江戸時代に暮らしたいと思う。
たとえ貧乏長屋であっても、素直に泣き・笑い、前向きに生きていける気がする。
頑固者や天邪鬼も人との関りで少しずつ変化し
それぞれが大切な人を大事に思い守っている。
このシリーズは、「人」って良いもんだ…と思える作品。
あぁーこれが出たばかりの最新刊なのに…早く次が読みたい
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内容(「BOOK」データベースより)
晴れて夫婦となった着物始末屋の余一と、一膳飯屋の看板娘・お糸。しかし互いに忙しく、夢にまで見た夫婦の暮らしはすれ違いが続き、お糸はひとり思い悩んでいた。一方、大隅屋の若旦那・綾太郎は、朝っぱらからうんざりしていた。西海天女と呼ばれている唐橋花魁が吉原で着る最後の打掛を大隅屋で作ったことが江戸中の噂となり、それを一目見ようと、客が押しかけてきたからだ。唐橋に恨みをもつ札差の澤田屋や、京の老舗呉屋問屋、井筒屋江戸店の店主・愁介がつけ狙う中、唐橋の最後の花魁道中は無事に終わるのか!?待望のシリーズ第九弾!!
平成29年8月28日~30日
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シリーズ第九弾。
今回は、お糸の解任から始まり、唐橋の花魁道中を挟んで、
おみつと千吉の関係が発展するか。。というところで終わっています。
井筒屋が本当に、江戸から引き上げるのかは怪しいですね。
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人生、進むときはトントン進んで、進まないときはどうやってもそのままなのかなと思う。
夫婦になる、とか、子どもが生まれる、とか、そういうことも含めて縁ってつながっていくんだろうな、と思った。
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着物始末暦シリーズ九。幸せになった余一、綾太郎、六助が花魁道中の打掛に関わる。大変さが先に立ち、ホッとするもその後にもひと騒動が持ち上がる。話しひとつひとつに味があって面白く引き込まれた。井筒屋もこのままの筈はない。この先も待ち遠しい。
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着物始末暦シリーズも第九作。
長かった余一とお糸の行き違いもようやく片が着いたと思ったらもう懐妊。
あの余一が身重のお糸のために苦手なお糸の父との同居までしてしまうとは、すっかり良い夫になってる。
さらに、余一の名前の所以も分かりホッとする。
しかし散々引っ張ってきた井筒屋の絡みは何だかアッサリと終了。勿論これで引き下がる井筒屋ではないだろうが、何だかやることが如何にも小賢しい悪者っぽくて興醒めする。もう少し大隅屋や余一と渡り合うくらいの着物問屋としての矜持や腕を見せてくれた方が良いのに。
おみつも相変わらず好きになれない。千吉との関係が変わりそうだけど、うーん、申し訳ないけど興味が湧かない。
一番良かったのは身請けされる唐橋花魁の堂々たる道中と口上。花魁らしい、誰にも媚びず、しかし気遣いも感じられる姿が素敵だった。
次が節目の十巻。完結となるのか新たな展開となるのか。
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井筒屋はこれで江戸から去るのかな?
おみつと千吉、どうなるのかな?
おみつには幸せになってほしい!!
2018.1.18 読了
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L 着物始末暦9
お糸の悩みは相変わらず。前巻で解決してなかったっけ?で、新たな展開があったけど早すぎじゃないのか。でもそのくらい作らないとマンネリから脱せないもんな。
余一の出自の秘密は本人の知るところになったので、あとは相手の出方次第か。なんにしても萎み気味。大きな事件ネタないと終わっちゃうよーまぁ大円満で終わるんでしょうけども。
おみつと千吉も、そうなるわなーの展開だし。
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お糸の妊娠に、余一の出生、唐橋の花魁道中に、おみつと千吉まで…次々と事が起こり、花魁道中に着た打掛の始末はどうなるのかと期待も持たせて終わっていますが、何処に焦点を当てて読んだらいいものだかわからなくなってきました。
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シリーズ9巻も面白かったです。
余一、お糸おめでとう!と思いました。余一がでれでれな父親になるなんて想像できませんが、始めの頃に比べるとかなり丸くなったなぁ。
唐橋の花魁道中も良かったです。幸せにおなり。
「人は白に染まる」という余一の言葉が印象でした。
愁介やられたなぁ…で、井筒屋が撤退!?となりましたが、彼のことだからここで終わりそうにないです。
最終巻も楽しみです。
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晴れて夫婦になった着物始末屋の余一と、一膳飯屋の看板娘・お糸の物語。シリーズ№9「白に染まる」、2017.8発行です。師走の嵐、白に染まる、道中の行方、寿(ことはぎ)の袖の4話。余一の名前を「余った一」と思ってた余一ですが、余(よ)は、貴い身分の者が自分を指す言葉で、我ひとりという意味、ひとりでも生きていけるようにとの母親の気持ちから名付けられたことがわかりました。