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金曜日の本屋さんシリーズの最新刊
駅ナカにある小さな本屋の「金曜堂」の店長とその友人たち、そしてアルバイトとして加わった主人公の4人が、
『読みたい本がみつかる本屋』として店を訪ねてくるお客さんのその時々に寄り添う本を見つけ出す。
今回はちょっと出張もあるけど、それも含めて少しずつ物語も進んで行ってるなって思わせます。
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「金曜日の本屋さん」シリーズ、第三弾。
僕・倉井史弥、20歳。
小さな駅ナカ書店「金曜堂」でアルバイトをしている。
長年知っていても人は見かけどおりではなく、長く一緒に働いてきた人や、家族でさえも、心の底には言えない思いを秘めていたり、言えないこと、分ってもらえないことに苦しんでいたりする…
今回はそんなお話が多かった気がします。
第1話 誰かが知ってる
山賀さんみたいに、ガンガン、自分の主張を押してきてはばからない人って苦手だな…
『女生徒』は読みましたが、その話が入っている短編集ではなかったです。今度読んでみたい。
第2話 書店の森。
史弥の父の会社「知海書房」で長年働く、二茅(にがや)さん。
彼女はかつて個人書店の娘だった。
因縁か、思い出か…『ノルウェイの森』
この話が一番好きです。
第3話 自分の歳月くらい
わかりやすいオタクぶりの描写がおもしろすぎて。
誰も、面倒くさい3次元にうんざりしながら…それでも生きているのです。
良い話。
第4話 カイさん
両親の離婚と、娘の将来。
家族それぞれの行く先。
他の家族を見て、史弥は何度も母が変わった生い立ちと、自分の家族の姿に思いをはせる。
「金曜堂」で働くようになる前は、ずっと目を背けてきたことだ。
倉井くんは「知海書房」を……
私も気になります。
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槇乃さんの辛い思い出は癒えたのだろうか。少なくとも明るく振る舞う様子に、とりあえずほっとしました。倉井くんの存在も少しは役にたっているようで?
今回は仕切り直して、書店にくるお客さんのお話再び。
一冊の本に関して、二人の友達が違う感想を持って、それで理解が深まったり。
知海堂の創世記のエピソードだったり。
離婚した父親と娘の気持ちのすれ違いだったり。
どれも本に関してちょっぴりミステリがあって、面白く読めました。
まだ続きそうなこのシリーズ、楽しみです。
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金曜日の本屋さんシリーズ。
自分の読んだ本が出てくると嬉しい。笑
特に今回はハルさんが出て来て。しかもひとり親の話。
しんみりとして読んでしまった。
家族のかたちはそれぞれ、っていうことを、金曜堂にいる皆がちょっとずつ家族に問題を抱えているからこそ、より深く実感ができる。そして、金曜堂自体も、家族みたいなものなんだよ、って私は感じた。とっても好きなお話でした。がんばれぼっちゃんバイト!
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『金曜日の本屋さん―夏とサイダー 』の方にまとめて書きました。
続けて一気に読んでしまい、しかも図書館の本で返却してしまっているので区別つかなくなってしまいまして。
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金曜日の本屋さんの3作目。季節は秋になりました。今回も本がたくさん登場して読みたい本が増えました。書店や図書館でチェックして借りたものもあります。
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シリーズ第3弾。
〈金曜堂〉のメンバーの立ち位置も安定してきて安心して読める。
好きな本について仕事を越えて熱くなり、本の海で溺れそうになっているお客様に浮き輪を投げてくれる〈金曜堂〉のメンバーと本の話がしたくなった。
今回は友達や夫婦、親子といった人と人との関係についてしみじみと考えさせられた。
特に最後に紹介された『ハルさん』は一度読んでみたい。
「子育ての最終目標は、自立。ひとりで生きていく力をつけさせること」は子育て真っ最中の私にとってズシリとくる言葉。
子供がやりたいことを見つけて独り立ちする時、私もそっと応援しながら背中を押してあげたい。
秋の夜長、温かくて美味しいポタージュを飲みながらまったりと好きな本を読む。
なんて贅沢な一時…。
「読書は人の心の映し鏡」
この言葉を胸に今日も読書しよう。
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シリーズ3作目。
倉井くんが少しずつ大人になってきていて、
槇乃店長もだんだん乙女心を出し始めて、
今回もお客様の色んな問題を解決しながらも
ほんわり温かに読み終えました。
私も地下倉庫を覗いてみたい・・笑
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シリーズ第3弾。
今回は、親子、友人等、身近な人間関係の機微をテーマにした感じ。
そして、秋はスープと読書の季節。
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本の良さを改めて思い出させてくれるシリーズ。
重い話もあるけれど、うれしい気持ちにもさせてくれる。
なにより自分の好きな本、読んだ本が出てくるとうれしい。
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シリーズ3作目。
劇的な展開はありませんが、中弛みもなく、シリーズものとして、読みやすく進んでいます。
次がラスト?
楽しみです(^_^)
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このシリーズ、毎回面白い、、、
今回は家族に踏み込んだ話が多いと思う。家族って、いろいろ考えるけど、何かあっても自分が戻ってくるのを許してくれる場所なんだなぁとも思った。
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「いろんな人のいろんな人生が活字になって詰まってる本を読んで、“あ、私だけじゃないんだー”とか“へー。そういう考え方もアリかー”とか気持ちを軽くしてるだけ。」
「本は生き物です。……だから、いくつかの作品だけで、その作家と作品をすべて悟った気になるのは、もったいないんです。」
「自分にはそもそも“がんはりたい”って思える何かを持つ力が欠けているんだ。」
「私が誰かのことを知りたい時は、その人が読んでいる本も読みたくなります。読書は、人の心の映し鏡ですから。」
こんな風に本を読みたい。
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この作者と自分とでは読書傾向が確実に違う。
シリーズ通して紹介される本はどれも書店の店頭で見かけてもスルーしてしまうものばかり。
だが、物語で登場するとどの本も読みたくなる。
今回、読みたくなった本NO1は「ハルさん」、探して読んでみよう。
本作は縦軸の謎が前作で消化されたのでなんやらふわっとした印象になった。
何気ない本屋の日常を本の紹介と共に描いてくれるだけでもそれはそれで楽しい。
ささ、次巻へ。
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ブックオフで購入。シリーズ3作目、初めての名取佐和子さん読みたい本がみつかると噂の北関東の駅ナカ本屋さんを舞台に太宰治、村上春樹などの本により親しい関係の悩みを解決する4つの物語。本好き店長さんと、想いを寄せる大型書店チェーン店御曹司バイト。本を愛しく続編も読みたくなりました。