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紙の本
マスカレード・ナイト
2017/09/24 10:48
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
マスカレード・ホテル、マスカレード・イブに続く第3弾。
刑事・新田とホテルマン・山岸を中心にホテルを舞台にストーリーが展開する。シリーズで、舞台がホテルに限定されるところが少し無理があるかなと思われるかもしれないが、そんなことはない。今回、山岸がコンシェルジュに昇格し、所轄の能勢が捜査1課に異動になるなど、前作を読んだ人にはうれしい設定。本作も、犯罪以外のいろいろな話が織り込まれていてあっとう言う間に読めてしまう。
紙の本
巧いわ~
2017/12/16 06:32
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:naoami - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後んな阿呆なっ!と突き放すもやはりよくよく考えて思うのだ。東野さん巧いなと。コルテシア東京、ホテルの大晦日に開催されるパーティに殺人事件の犯人が現れるという密告から、刑事の新田がまたもやホテルマンとして潜入捜査。山岸はコンシェルジュとして要注意人物らしき客からの無理難題に応える。このシリーズの要、ホテルにおけるサービスとは、ホテルマンの稔侍とは、それと対比・対立する刑事魂的なものとの、比較文化論も変わらず面白い。新田はフロント係に化け、宿泊客はパーティ仮装を楽しみ、そして、敵も化けている。…か。巧いわ。
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面白い
2017/10/30 20:13
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
変わらずこのシリーズは面白いです。
期待していた以上に最初から引き込まれました。値段が高いと思いましたが、内容に見合っていてよかったです。
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あくまで警察小説であって欲しい
2020/08/05 17:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気作家、東野圭吾のマスカレードシリーズの最新作である。登場人物は主人公の警視庁捜査一課の新田浩介、勤務するホテルのコンシェルジェに昇格した山岸尚美を中心に展開していく。本編はマスカレードシリーズの3作目である。マスカレードホテルは昨年木村拓哉で映画化された。
こういう場面で、警察とホテルが協力し、犯人逮捕に辿り着くことがあるのだろうか?今までの実績で新田と山岸が再々登場するわけであるが、事件、あるいはもめ事については、ホテルの様々な業務実例紹介の合間に描かれている。その辺りのバランスは非常にうまい。うっかりすると、事件の本質を見逃して今いかねない。
それは警視庁側、ホテル側も同様である。警視庁側がホテル宿泊客の荷物をチェックしたり、職務質問したりとホテル外での警察権の行使については、当然両者の立場は対立する。この辺りが本シリーズの面白さかもしれない。
ホテルが舞台になっているので、当然ながら一癖も二癖もある人物が宿泊客として登場する。この中の誰が本編の殺人事件に絡んでいるのか。それがこのシリーズの最大の見せ場であろう。かなり手の込んだストーリーが考えられており、東野圭吾お得意の筋書きである。3作目ともなると、レギュラーの登場人物も読者にとっては様子が分かってくるので、新田や山岸の私的な部分も知りたくなってくる。
しかしながら、本編ではあくまで警察が追及する事件を中心に組み立てた続編を望みたい。せっかく作ったキャラクターは大事に扱い、それに行き詰まったからといって、別方向に逃げてしまうのはテレビドラマに任せて、東野圭吾特有のマスカレードシリーズを描いてもらいたい。
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面白いです
2018/05/20 15:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
各方面のプロ意識や相手への心遣いなど色々心理がわかって興味深かったです。
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爽快感が感じられるストーリー
2017/11/23 10:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
話の前半は、よくこんだけの無理難題をコンシェルジュの尚美は片付けるなぁ『絶対こんな仕事嫌や!』と思いつつ一方で、東野圭吾、よくこんだけいやらしい問題考えて、自分で解決策考え出すなぁと感心!そして、そうやって前半で撒かれていた種を中盤で育て、後半できちんと収穫し、ピタリピタリと解決にはめていくという、なんとも読んでいて爽快な話でした。個人的には新田がホテルを利用する最終章がすごく好きです。